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母指CM関節症になりやすいのはどんな人?親指の痛みと手の使い方

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ペットボトルや瓶の蓋を開けると親指の付け根が痛む、タオルを絞ると力が抜ける、フライパンを片手で持つのがつらい。このような状態が続くと、単なる手の使いすぎなのか、年齢や更年期の影響なのかと気になる方も多いのではないでしょうか。家事や仕事で手を休めにくいほど、痛みをかばったまま毎日を過ごしてしまいがちです。

ひろ接骨院・奈良院の中村晃大です。この記事では、母指CM関節症になりやすい方の特徴、親指に負担が集まりやすい握り方、無理を続けずに相談を考えたい状態についてお伝えします。

先に全体像を確認したい方は、母指CM関節症の症状ページもあわせてご覧ください。親指の痛みは生活の中の動作と結びついていることが多いため、痛む場面から振り返っていきましょう。

院長:中村

握り方も確かめましょう

目次

瓶の蓋で親指の付け根が痛むとき

母指CM関節は、親指の付け根にある関節です。物をつまむ、ひねる、強く握るといった動きで力が集まりやすく、負担が続くと痛みや動かしにくさにつながることがあります。

瓶やペットボトルの蓋を開ける、鍵を回す、洗濯物を絞る、包丁で硬い食材を切る。このような動作で親指の付け根がズキッとするなら、痛む場所と動作の関係を意識してみてください。特定の動きだけで繰り返し痛む場合は、関節に同じ負荷がかかっている可能性があります。

親指の痛みは、手首の外側に出やすい腱鞘炎と混同されることもあります。しかし、痛む位置や困る動作は人によって異なります。自己判断だけで押したり強く動かしたりせず、痛みが続くときは状態を確認することが大切です。

40代から手作業の負担が表れやすくなる理由

母指CM関節症は、40代以降に症状を感じ始める方が多いとされています。ただし、年齢を重ねたから起こるという単純なものではなく、長年の手の使い方や関節の状態が重なって現れることがあります。

毎日の小さな動作が積み重なる

料理、掃除、洗濯、育児、介護、スマートフォン操作、パソコン作業など、親指を使う場面は想像以上に多いものです。一つひとつは短い作業でも、同じ手の形を何度も繰り返すことで、親指の付け根に負担が集中するケースがあります。

仕事では、商品を袋詰めする、部品をつまむ、はさみを使う、工具を握るといった動作が続くこともあります。痛みが強くなる時間帯や作業を記録しておくと、普段の生活で何を調整できるのか考えやすくなります。

関節のゆるみや以前のけがも関わる

生まれつき関節が柔らかい方や、親指の周辺を以前に痛めた方では、関節に負担がかかりやすいことがあります。手をついた転倒、スポーツ中の突き指、重い物を持ったときの痛みなども、後から思い出すことがあるでしょう。

親指だけでなく、手首や前腕の張り、肩の力みも確認したいところです。痛い側をかばうと、手首をひねって物を持ったり、反対側の手ばかり使ったりして、繰り返す痛みにつながることがあります。

更年期前後の手指の痛みを決めつけない

更年期前後に、指のこわばりや親指の付け根の痛みを感じる女性は少なくありません。女性ホルモンの変化と手指の不調には関連が指摘されており、50代頃に痛みを自覚する方もいます。

ただし、更年期だから仕方がないと考えてしまうと、必要な確認が遅れることがあります。母指CM関節症のほかにも、腱鞘炎、関節リウマチ、手首の問題など、似た症状につながる原因は一つではありません。

朝のこわばりが長く続く、複数の指が腫れる、しびれを伴うといった変化がある場合は、母指CM関節症だけとは限りません。症状の経過も含めて、医療機関で確認してもらうことをおすすめします。

女性に多い傾向でも男性に起こること

母指CM関節症は女性に多い傾向がありますが、男性に起こらないわけではありません。性別よりも、親指にどのような負担が繰り返しかかっているかを考えることが大切です。

工具を強く握る、荷物を片手で支える、スポーツで手に衝撃が加わる、同じ手作業を続ける。こうした生活や仕事の背景があれば、男性でも親指の付け根に痛みが出ることがあります。女性に多いという情報だけで、自分には関係ないと考えないようにしてください。

指を伸ばしたまま強く握っていないか

親指の痛みがある方では、物を持つときの握り方に負担が隠れていることがあります。指の関節が十分に曲がらないまま、親指の付け根だけで物を押さえようとすると、関節に力が集まりやすくなります。

数々のご相談の中でも多いのが、痛む場所を避けようとして、かえって手首や親指だけを強く使っている状態です。指全体で包むように持てているか、手首を大きくひねらずに済んでいるかを確かめることが、手の使い方を見直すきっかけになります。

親指だけで物を支え続けないことを意識してみてください。コップや鍋の柄を持つときも、ほかの指の関節を自然に曲げながら支えるほうが、親指の付け根に集中する力を減らしやすくなります。

痛む側をかばう毎日が長引く前に

痛い側の手をできるだけ使わないようにすると、一時的には楽に感じるかもしれません。一方で、反対側の手、手首、前腕、肩へ負担が偏り、普段の動きがぎこちなくなる場合があります。

たとえば、蓋を開けるときに手首だけをひねる、荷物を指先だけでつかむ、親指を反らせたまま袋を持ち上げるといった動きです。痛みを避けるための動作が続くと、日常の中でさらに負担が増えることもあります。

痛みが出る作業を一度にまとめず、できる範囲で手を休ませる時間を作ってください。重い物は両手で持つ、道具の持ち手を太くする、蓋を開ける補助具を使うなど、手へかかる力を分散する工夫から始められます。

家で試すことと無理をしない線引き

痛みが軽いうちは、親指にかかる負担を減らす工夫を優先してみてください。強く動かしたり、痛みを我慢して使い続けたりするよりも、つらくなる動作を減らすことが先になります。

日常で確かめたいことを、次のようにまとめました。

  • 痛む作業を続けていないか
  • 片手だけで蓋を開けていないか
  • 道具を強く握り込んでいないか
  • 指を伸ばしたまま持っていないか

太い柄の道具を選ぶ、滑り止めや補助具を使う、重い鍋や買い物袋は両手で持つといった方法は、自宅ケアの範囲として取り入れやすい工夫です。痛みが出ない角度を探すより、痛みを繰り返す動作を減らすことを優先しましょう。

腫れや熱感が強いときは無理に動かさないことも大切です。強い痛みがある部分を押したり、自己流で何度もひねったりすると、つらさが増すことがあります。

腫れや変形が気になるときに確かめること

親指の付け根が腫れている、熱っぽい、形が変わってきたように感じる、何もしていなくても痛む。このような変化があるときは、手の使い方だけの問題と決めつけないほうがよいでしょう。

まず、日常で困っていることと、痛みの変化を記録してみてください。

早めに相談したい状態

夜も痛む、物を落とす、動かせる範囲が狭い

症状と一緒に伝えたいこと

痛む動作、いつからか、腫れやしびれの有無

痛みで瓶の蓋が開けられない、物を落とす、夜まで痛みが残る、親指が動かしにくくなってきた場合は、医療機関へ相談したほうがよい状態です。レントゲンなどの検査が必要かどうかは、症状や生活への影響によって判断が変わります。

医療機関では、装具、薬、注射、手術などについて説明されることがあります。どのような対応が適しているかは個別に異なるため、詳しくは医療機関で確認してください。そのうえで、手や腕の使い方、日常の負担を見直したいときには、体の動きを確認することも一つの方法です。

親指の負担に気づいた今日から始めること

母指CM関節症は、女性、40代以降、更年期前後、手作業の多さ、以前のけがなど、いくつかの背景が重なって起こりやすくなると考えられます。性別や年齢だけで決めつけず、親指の付け根がどの動作で痛むのかを確かめることが大切です。

今日からは、蓋を開けるときに親指だけへ力を集めていないか、指の関節を自然に曲げて持てているかを確認してみてください。痛みをかばう握り方や、手首まで無理をする動きに気づくことが、負担を減らす第一歩になります。

親指の付け根の痛みだけでなく、手首や前腕の使い方、日常の動作も含めて確認したい方は、ひろ接骨院・奈良院へお気軽にご相談ください。


院長:中村

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