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母指CM関節症は若くても起こる?親指の付け根が痛むとき

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ペットボトルのふたを開けるとき、子どもを抱き上げるとき、フライパンを持つときに親指の付け根が痛む。20代や30代では「手の使いすぎだろう」と思いながらも、痛みが続くと母指CM関節症ではないかと心配になる方もいるでしょう。

ひろ接骨院・奈良院の中村晃大です。この記事では、若い世代に起こる親指の付け根の痛みで確かめたいこと、日常で負担を減らす工夫、医療機関への相談を考えたい状態についてお伝えします。

先に全体像を確認したい方は、母指CM関節症の症状ページもあわせてご覧ください。痛む場所や動作を振り返ると、今の手に何が起きているのかを考える手掛かりになります。

院長:中村

握り方も確かめましょう

目次

ふたをひねると親指の付け根が痛むとき

母指CM関節は、親指の付け根にある小さな関節です。つまむ、握る、ひねるといった動きで大きな役割を担うため、痛みが出ると日常の細かな作業までやりにくくなります。

瓶のふたやペットボトルのキャップを開ける、タオルを絞る、洗濯ばさみをつまむときに痛む場合は、親指の付け根へ力が集中している可能性があります。痛む場所が手首ではなく、親指の根元に近いかどうかも一つの手掛かりです。

痛みだけでなく、押すと違和感がある、少し腫れぼったい、親指に力が入りにくいと感じることもあります。症状の出方には個人差があるため、痛みの強さだけでなく、どの動きで繰り返すのかを記録しておくとよいでしょう。

若いから関節の問題ではないとは言い切れません

母指CM関節症は中年以降の女性に多いとされるため、20代や30代の方は自分には関係ないと考えやすいものです。ただ、年齢だけで親指の痛みの原因を決めることはできません。

若い世代でも、スマホ操作、パソコン作業、育児、調理、楽器演奏、接客、手作業などが重なると、親指周辺の負担が続くことがあります。以前に手をついて転んだ、親指をひねったといった経験も、相談時には伝えておきたい情報です。

また、親指の付け根が痛くても、母指CM関節症だけが原因とは限りません。腱や腱鞘への負担、けがの影響、ほかの関節や神経の問題などもあり得るため、若いから大丈夫、使いすぎだけだろうと自己判断し続けないことが大切です。

手首寄りまで痛むなら腱の負担も考える

親指の付け根の痛みは、痛む位置によって考え方が少し変わります。関節そのものに痛みがある場合と、親指側の手首まで痛みが広がる場合では、確認したいことが同じではありません。

つまむ動作で根元が痛む場合

鍵を回す、チャックを引く、コップをつかむといった動作で、親指の根元に痛みが出る場合があります。親指と人差し指で物を押さえ込む姿勢が続くと、付け根への負担が積み重なりやすくなります。

つまむたびに同じ場所が痛むか確かめることは、状態を伝えるための大切な情報になります。痛む側をかばって手首を固めていると、手全体の疲れにつながることもあります。

親指を広げると手首側が痛む場合

親指を大きく広げる、赤ちゃんを抱える、重いバッグを持つときに手首側が痛む場合は、腱や腱鞘に負担がかかっている状態も含めて考える必要があります。一般に腱鞘炎として説明されることがある痛みも、その一つです。

痛みの場所が少し違うだけでも、生活上で避けたい動きは変わります。病名を自分で決める必要はありませんが、親指の根元なのか、手首の親指側なのかを意識しておくと、受診時の説明がしやすくなります。

抱っことスマホが続く生活で負担が重なることも

子どもを抱き上げるときは、親指を広げたまま手のひらで体重を支えやすくなります。片手で抱っこを続けながら、もう一方の手でスマホを操作する生活では、親指を休ませる時間が少なくなりがちです。

仕事中も、マウスを強く握る、スマホを片手で支え続ける、タブレットを親指で固定するといった姿勢が続くことがあります。一度の強い負荷だけでなく、小さな負担が毎日重なることが、繰り返す痛みの背景になるケースもあります。

物を握るときに、指の関節が十分に曲がらず、親指の付け根だけで支える形になっている方もいます。本来は指全体で包むように力を分けたいところですが、手首を固めたり指を伸ばしたまま持ったりすると、親指の根元へ負担が寄りやすくなります。

痛みをかばう手の使い方が続くとき

親指は使わずに生活することが難しい部位です。そのため、少し痛くても作業を続け、夜になってから痛みが残るという方も少なくありません。軽い痛みでも、翌日まで残る状態が繰り返されるなら注意が必要です。

親指を使わないようにするあまり、手首を固めたり、人差し指や中指だけで無理に持ったりすると、別の場所にも力が入りやすくなります。痛みをかばう手の使い方は、腕や肩の張りにつながることもあります。

痛い場所を何度も押す、強く揉む、関節を鳴らす、痛みを確かめるために繰り返し動かすことは控えましょう。腫れや熱っぽさがあるときは強く触らないことを優先し、まずは手を休ませる時間をつくってください。

家では親指に集まる力を減らしていく

自宅ケアでは、痛みを我慢して動かすよりも、親指に集中する力を減らすことから始めます。すべての家事や仕事を止める必要はありませんが、痛みを強くする動作を続けない工夫は必要です。

ふたを開けるとき

滑り止めを使い両手で支える

抱っこをするとき

親指だけで支えず腕全体を使う

スマホを使うとき

置いて操作する時間をつくる

物を持つときは、親指と指先だけでつかむのではなく、指の関節を無理のない範囲で曲げ、手のひら全体で支える意識を持ってみてください。持ち方を少し変えるだけでも、親指への力を分散しやすくなります。

サポーターなどを使う場合も、自己判断で長時間固定し続けるより、痛む動作を減らす目的で使うほうがよいでしょう。装具が必要か、どの程度使うかは、状態によって変わるため、医療機関で確認してください。

腫れやしびれがあれば医療機関へ相談する

親指の付け根が痛むとき、受診のタイミングに迷う方もいると思います。急に痛みが強くなった、転倒や打撲の後から痛い、腫れが続くといった場合は、先に医療機関で状態を確認することが大切です。

早めに相談したい変化

安静にしていても痛い、赤みや腫れが強い、しびれがある、親指を動かしにくい、物を落とすほど力が入りにくい場合は、医療機関へ相談したほうがよい状態です。けがの直後も様子見にしないほうがよいでしょう。

痛みが数週間続く、日常動作が以前よりしにくい、痛みの範囲が広がってきた場合も相談する目安です。医療機関では、診察や必要な検査をもとに、状態に応じた対応が説明されることがあります。

生活での負担も一緒に確認する

診断が必要な状態は医療機関で確認したうえで、ひろ接骨院・奈良院では、親指だけでなく手首、肘、肩の使い方や、作業時の姿勢も含めて負担の背景を確かめます。

握るときに指の関節が使えているか、親指だけへ力が集まっていないかも確認したい点です。どの作業で痛みが出るのかを伺いながら、日常生活で無理を重ねにくい方法を一緒に考えていきます。

仕事中の持ち方を少し変えてみる

デスクワークでは、マウスの大きさや位置によって、親指が外側に開いたままになりやすいことがあります。スマホも片手で長く支えるより、机に置く、反対の手に持ち替えるなど、同じ姿勢を続けない工夫が役立ちます。

料理や家事では、重い鍋を親指と指先だけで持たず、両手で底から支えるようにしてみてください。袋を開ける、雑巾を絞るといった作業も、手のひら全体を使えば、親指への力を分散しやすくなります。

今日の痛みの出方から次の行動を決める

20代や30代で親指の付け根が痛むときも、年齢だけで母指CM関節症と決めることはできません。つまむ、握る、ひねる動作のどれで痛むのか、親指の根元か手首寄りかを確かめ、痛みを強くする使い方を減らしていきましょう。

まずは、ふたを開ける動作、スマホの持ち方、抱っこの支え方を一つずつ振り返ってみてください。腫れ、しびれ、強い痛み、けがの後の痛み、生活に支障が出る状態があれば、早めに医療機関で確認することが安心につながります。

親指だけでなく、手首や腕の使い方、日常で繰り返している負担も含めて確認したい方は、ひろ接骨院・奈良院へお気軽にご相談ください。


院長:中村

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