
院長:中村お気軽にご相談ください!
こんにちは、ひろ接骨院・奈良院の中村です。診療の合間にふと窓の外を見ると、もう夏の気配ですね。今日はよくご相談いただく赤ちゃんの頭のかたちについてお話しさせてください。
抱っこしているときに、ふと後ろから見た我が子の頭が片側だけ平らな気がして、心配になったことはありませんか。実はそのお悩み、私のところにも本当によく届きます。


その不安な気持ち、私もパパになったときによくわかりました まずは落ち着いて一緒に確認していきましょうね
赤ちゃんの頭は生まれたときとても柔らかく、まだ完全に骨が固まっていません。だからこそ、寝る向きや抱っこの姿勢によって少しずつかたちが変わっていくんです。
ここでは、なぜ頭のかたちが変わりやすいのか、そして自然に整うのかどうかの見分け方について、順番にお伝えしていきますね。
新生児から生後数ヶ月の赤ちゃんは、一日のほとんどを寝て過ごします。そのとき、どちらか一方の向きで寝る癖がついてしまうと、その部分に体重がかかり続けてしまうんです。結果として、後頭部の片側だけがじんわりと平らになっていくケースが多く見られます。
これは決して珍しいことではなく、多くの赤ちゃんに起こりうる自然な現象だと考えていただいて大丈夫です。ただ、寝る向きだけが原因ではなく、抱っこの仕方や授乳の姿勢、さらには首の動きにくさが関係している場合もあります。
生後3ヶ月から6ヶ月くらいまでは頭蓋骨がまだ柔らかいので、向きを意識して変えるだけで自然に整っていくお子さんも少なくありません。一方で、首を一方向にしか動かしにくい、うつぶせを嫌がって泣く、耳の位置が左右でずれて見える、といった様子がある場合は、少し注意が必要です。
首の動きに左右差があるかどうかは、ご自宅でも確認しやすいポイントですので、ぜひ一度お子さんの様子を見てあげてください。気になる点があれば、自己判断で様子を見続けるより、早めに専門家に相談することをおすすめします。
病院や接骨院に行く前に、まずはご家庭でできることから始めてみませんか。ここでは、日常生活の中で無理なく取り入れられる方法をいくつかご紹介します。難しいことではなく、ちょっとした意識の積み重ねが大切なんです。
いつも同じ側で抱っこしたり、同じ方向から授乳したりしていませんか。実はこれ、私もよく親御さんに聞かれるポイントなんです。左右交互に抱っこの向きを変えるだけで、頭にかかる圧力のバランスが整いやすくなります。
授乳のときも、赤ちゃんが自然と同じ方向を向きがちなご家庭は多いので、意識して逆側からも授乳する時間をつくってみてください。
ベビーカーやチャイルドシートで長時間同じ姿勢で寝てしまうことも、片側への圧力が続く原因のひとつです。おうちでの対策として、いくつか実践しやすい工夫をまとめてみました。
どれも今日からすぐに始められることばかりです。ただし、無理に頭を押して形を直そうとするのは絶対にやめてくださいね。あくまで自然な範囲で向きを変えるサポートをしてあげることが大切です。
ご家庭での対策を続けても変化が感じられない場合や、そもそも何をすればいいのか分からないという方のために、当院では赤ちゃんの体全体を見ながらお子さんに合わせたケアを行っています。頭だけでなく、体の使い方全体から向き癖の原因を探っていくのが特徴です。
初めてご来院いただく際には、頭の形だけでなく首の動く範囲や体の傾き、姿勢のバランスなども合わせて確認させていただきます。赤ちゃんの体はとても繊細なので、ひとつひとつ丁寧に見ていくことを大切にしています。
保護者の方からも、普段の抱っこの様子や寝るときの癖など、気になっていることをどんどん教えていただけると助かります。
お子さんの状態に応じて、無理のない範囲でやさしいケアを行っていきます。決して痛みを伴うような強い施術ではなく、赤ちゃんの体に負担をかけない方法を選んでいますので、安心して来ていただければと思います。通院の頻度やペースについても、お子さんの成長のスピードに合わせて一緒に考えていきますので、まずは現在の状態を見せていただくところから始めましょう。
赤ちゃんの頭のかたちは、成長とともに少しずつ変化していくものです。だからこそ、今の時期にどう関わってあげるかがとても大切だと私は考えています。
一人で「大丈夫かな」と悩み続けるよりも、少しでも気になることがあれば、遠慮なくお話しにいらしてください。私たちは、赤ちゃんとご家族の毎日が少しでも安心できるものになるよう、いつでもお力になりたいと思っています。

