膝痛

膝痛とは

膝関節は日常生活で体重を支え、歩行や立ち座りなど様々な動作に関わる重要な関節です。そのため、膝に痛みが生じると日常生活に大きな支障をきたします。

特に中高年になると増加する傾向があり、60歳以上では2人に1人が膝痛を経験しているというデータもあります。

膝痛の症状は人によって異なりますが、立ち上がる時の痛み、階段の昇降の困難さ、長時間歩けないなどの症状が代表的です。

これらの症状により外出を控えるようになり、日常生活での活動範囲が狭まることも少なくありません。

放置してしまうとまず、痛みをかばう歩き方になることで、他の関節や筋肉に過度な負担がかかります。その結果、腰痛や股関節痛などの二次的な問題が発生することがあります。

また、変形性膝関節症などが進行すると、膝関節自体の変形が進み、階段の昇降や長時間の歩行が困難になるだけでなく、立ち上がる動作すら辛くなる場合があります。

これにより外出を控えるようになり、友人との交流も減少してしまいます。

運動不足による筋力低下が進むと、さらに症状が悪化するという悪循環に陥ります。最悪の場合、日常生活に支障をきたし、介護が必要な状態になることもあります。

さらに、膝痛により夜間の痛みで何度も目が覚めてしまうと、睡眠不足から日中のパフォーマンスも低下し、精神的にも不安定になるので早めの対処が重要です。

膝痛の原因

開院以来、当院には膝痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、膝痛の原因はひとつではないということです。

膝痛の原因として次のものが挙げられます。

膝痛は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、膝関節の可動域減少や周囲の筋肉・筋膜の緊張などが発生し、膝痛が発症します。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。膝痛は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

膝痛への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本的な解決にはならず、一時的な対症療法に留まり、長期使用による副作用のリスクもあります。

それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

運動療法

効果が出るまで時間がかかり、継続的な取り組みが必要です。適切な負荷設定が難しく、間違った方法では症状が悪化する恐れがあります。

生活指導

具体的な指導が少なく、「体重を減らしましょう」「無理をしないでください」といった一般的なアドバイスに留まることが多いです。

膝骨切り術

変形性関節症が軽症の方にしか適応できず、喫煙者や高度肥満者には適していません。入院期間が長く、骨が癒合するまで痛みが続くことがあります。

人工関節置換術

細菌感染のリスクがあり、術中・術後に血栓ができることがあります。また、人工関節が緩んだり、すり減ったりする可能性があり、耐用年数に限りがあります。

膝痛を改善するために

まずはあなたの膝痛の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、膝痛の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で膝痛が改善する理由

膝痛の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

膝痛のQ＆A

膝痛は自然に治りますか？

軽度の膝痛であれば、適切な休息と負担軽減により自然に改善することもありますが、変形性膝関節症などの慢性的な膝痛は自然治癒が難しいです。一度すり減った軟骨は自然には再生しないです。早期に適切な対処をすることで、症状の進行を遅らせることが重要です。

膝痛の人がやってはいけないことは？

過度な負荷をかける動作（長時間の正座、重い物の持ち上げ、ジャンプなど）は避けてください。また、痛みを我慢して無理に活動を続けることも症状を悪化させる原因となります。適切な休息と負担軽減が大切です。

変形性膝関節症と膝関節症の違いは？

変形性膝関節症は膝関節症の一種で、関節軟骨の変性・摩耗により起こる特定の病態を指します。膝関節症はより広い概念で、様々な原因による膝関節の疾患を総称します。

膝痛に効く食べ物はありますか？

抗炎症作用のある食品（青魚に含まれるオメガ3脂肪酸など）や、軟骨の材料となるコラーゲンを含む食品が良いとされていますが、食事だけで劇的な改善は期待できません。当院では医療機関専用のサプリメントも扱っております。サプリメントと適切な治療の組み合わせが大切です。

膝痛に温めるのと冷やすのはどちらが良いですか？

急性期（48時間以内）の炎症や腫れがある場合は冷やして、慢性期の痛みやこわばりには温めるのが効果的です。症状に合わせた使い分けが重要です。温めてみて痛みがきつくなった場合は冷やしてください。

膝痛があっても運動は続けるべきですか？

痛みの程度によります。激しい痛みがある場合は休息が必要ですが、軽度から中等度の痛みであれば、専門家の指導のもと、適切な運動を継続することで筋力維持や関節機能の改善につながります。どちらか分からない場合は一度当院へご相談ください。

膝痛で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と膝痛は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

膝痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。