ヘバーデン結節

ヘバーデン結節とは

日本では約300万人の方がへバーデン結節であると言われています。

年齢別の発症率は、30代で10.6%、40代で20.7%、50代で28.6%、60代で35.3%、70代で50.5%、80代で59.1%と年齢とともに上昇します。

特に女性に多く、男性の約2倍の確率で発症するとされています。

指の第一関節（DIP関節：指先に最も近い関節）に起こる変形性関節症の一種です。

関節の背側に2つのコブ（結節）ができるのが特徴で、関節の炎症により関節包がゆるみ、曲がり始めて、骨棘ができます。

へバーデン結節を放置すると、指先の変形や痛みが徐々に進行し、最終的には関節が大きく曲がってしまいます。

痛みが一時的に軽くなっても、根本的な炎症や軟骨のすり減りが進むと再び痛みや違和感がぶり返すことがあります。

指が曲がったまま固まってしまうと、ペンを握る、ボタンをかけるなどの日常生活の細かな動作が困難になります。

複数の指に症状が広がり、第二関節（PIP関節）まで痛みが進行するケースもあります。

最終的には10年ほどの期間をかけて変形が進み、指が横に曲がったり屈曲した状態で固まることにより、仕事や趣味などの活動が制限され、生活の質が著しく低下することがあります。

ヘバーデン結節の原因

開院以来、当院にはヘバーデン結節でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、ヘバーデン結節の原因はひとつではないということです。

ヘバーデン結節の原因として次のものが挙げられます。

ヘバーデン結節は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、指の関節の炎症や変形が進行します。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。ヘバーデン結節は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ヘバーデン結節への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

消炎鎮痛薬の長期服用は胃腸障害などの副作用リスクがあります。ステロイド注射も効果は一時的で、頻回の注射は関節や周囲組織へのダメージとなる可能性があります。

それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

手術療法

手術後は関節が固定され、物を握りにくくなる場合があります。

また、手術自体のリスクや回復期間の問題もあります

動脈注射療法

専門的な技術が必要で、実施できる医療機関が限られている。

ヘバーデン結節を改善するために

まずはあなたのヘバーデン結節の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、ヘバーデン結節の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院でヘバーデン結節が改善する理由

ヘバーデン結節の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

ヘバーデン結節のQ＆A

へバーデン結節とリウマチの違いは？

へバーデン結節は変形性関節症の一種で、主に加齢や使い過ぎが原因です。一方、リウマチは自己免疫疾患で、より広範囲の関節に対称性の炎症が起こります。

へバーデン結節は何歳から発症しますか？

30代から発症することもありますが、40代以上、特に50代以降の女性に多く見られます。ただし、手を多用する職業や趣味を持つ方は若い年齢でも発症することがあります。定期的なケアと予防が大切です。

へバーデン結節の人がやってはいけないことは？

痛みがある時期に関節を無理に動かしたり、強くマッサージすることは避けるべきです。また、冷やし過ぎや長期間の湿布の使用も控えましょう。適切な負荷と休息のバランスが重要で、専門家の指導のもとでケアを行うことをお勧めします。

指が曲がってしまった場合、元に戻りますか？

一度変形してしまった関節を完全に元の状態に戻すことは難しいですが、適切な治療で機能改善は可能です。当院では東洋医学と西洋医学を融合させた独自のアプローチで、変形の進行を抑え、機能回復を目指します。

へバーデン結節の予防法はありますか？

指先の負担を減らし、指先を温めて血流を良くすること、バランスの良い食事、適度な運動が予防に役立ちます。また、定期的な指のエクササイズ、姿勢改善も効果的です。予防は治療よりも重要です。

アルコールやカフェインの影響はありますか？

アルコールは血管を拡張させ、痛みを強める可能性があります。カフェインも過剰摂取は避けるべきです。水分をしっかり摂り、体を温める飲み物（生姜茶など）を取り入れることで、血行を促進し症状改善に役立ちます。

ヘバーデン結節で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術とヘバーデン結節は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ヘバーデン結節は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。