メニエール病

メニエール病とは

メニエール病とは、内耳という耳の奥にある器官にリンパ液が過剰に溜まることで起こる病気です。この状態を内リンパ水腫と呼び、バランス感覚をつかさどる三半規管や聴覚をつかさどる蝸牛の機能が低下することで、激しい回転性のめまい、難聴、耳鳴り、耳の閉塞感などの症状が繰り返し現れます。

症状は突然発症し、数時間から半日程度続くことが特徴的で、完全に症状が治まった後も再発を繰り返す慢性的な疾患です。

厚生労働省の調査研究班による2011年の報告によると、日本におけるメニエール病の推定患者数は約4.5万人から6万人とされています。発症年齢は30代から50代が中心で、女性の発症が男性の約2倍となっています。

メニエール病を放置すると、初期段階では一時的だっためまいや耳鳴りの頻度が増加し、症状の強度も徐々に増していきます。これにより日常生活や仕事に大きな支障をきたすようになります。

さらに深刻なのは、一時的な難聴から恒久的な聴力低下へと移行するリスクがあることです。特に低音域の聴力が徐々に失われ、最終的には完全に聴力を失う可能性もあります。

また、発作への不安が強くなることで外出や運転を避けるようになり、社会生活から孤立してしまう恐れもあります。

メニエール病の原因

開院以来、当院にはメニエール病でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、メニエール病の原因はひとつではないということです。

メニエール病の原因として次のものが挙げられます。

メニエール病は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、内耳のリンパ液の循環異常や自律神経の乱れなどが発生し、めまいや難聴が発症します。それは人によって違い、単に薬物療法だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。メニエール病は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

メニエール病への対応として、次のようなものが一般的です。

抗めまい薬の処方

症状を一時的に抑えるだけで根本的な解決にはならず、長期間の服用が必要になることがあります。また眠気などの副作用が現れる場合があり、日常生活に支障をきたすことも多いです。

それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

利尿剤の投与・抗不安薬の処方

利尿剤は脱水や電解質バランスの乱れを起こすリスクがあり、定期的な血液検査による監視が必要です。抗不安薬は依存性のリスクがあり、長期間の使用には注意が必要です。個人の強い意志が必要とされるため、効果にばらつきが出てしまいます。

また根本的なストレス解決にはならず、万人向けの対処法とは言えません。

手術療法

聴力低下や顔面神経麻痺などの重篤な合併症のリスクがあり、手術後も症状が完全に改善されない場合があります。また手術に対する不安や恐怖感も大きく、精神的な負担も考慮する必要があります。

メニエール病を改善するために

まずはあなたのメニエール病の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、メニエール病の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院でメニエール病が改善する理由

メニエール病の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

メニエール病のQ＆A

メニエール病は自然に治りますか？

メニエール病は慢性疾患のため自然治癒は困難ですが、適切な治療とライフスタイルの改善により症状をコントロールし、発作の頻度を大幅に減らすことは可能です。

メニエール病の人がやってはいけないことは？

過度なストレス、睡眠不足、塩分の過剰摂取、アルコールの多飲、激しい運動は避けるべきです。また発作中の車の運転は危険なため控えてください。

メニエール病は完治する病気ですか？

完全な治癒は困難ですが、適切な治療により症状を大幅に改善し、日常生活に支障のないレベルまで回復することは十分可能な疾患です。

メニエール病と突発性難聴の違いは何ですか？

メニエール病は回転性めまいと難聴が繰り返し起こりますが、突発性難聴は突然の一側性難聴が主症状で、めまいを伴わないことが多いです。

メニエール病の発作はどのくらい続きますか？

発作の持続時間は個人差がありますが、一般的には数十分から数時間程度で、長くても半日程度で症状は軽減していきます。

メニエール病は遺伝しますか？

明確な遺伝性は証明されていませんが、家族内での発症例があることから、遺伝的素因が関与している可能性は指摘されています。

メニエール病で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術とメニエール病は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

メニエール病は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。