胸郭出口症候群

胸郭出口症候群とは

胸郭出口症候群とは、首から腕にかけて通っている神経や血管が、筋肉や骨の間の狭い隙間で圧迫されることによって起こる病気です。主に腕や手のしびれ、痛み、だるさなどの症状が現れ、特に腕を上げる動作で症状が強くなるのが特徴です。

20代から50代の女性に多く発症し、男性の約3倍の発症率と報告されています。デスクワークの普及により近年患者数は増加傾向にあると考えられています。

なかでも働き盛りの20～50代の年齢層が高く、生活の質の低下、ストレス増大、生産性・作業効率に影響を及ぼします。なで肩の体型や長時間同じ姿勢での作業が多い職業の方に発症しやすい傾向があります。

胸郭出口症候群を放置すると、手の筋肉が萎縮して握力が著しく低下し、細かい作業が困難になります。進行すると手の甲の骨の間がへこんだり、手のひらの小指側がやせてくるなどの見た目の変化も現れます。

血管が圧迫される場合は血栓ができて血管が詰まる危険性もあります。最悪の場合は手術でも完全な回復が困難になる可能性があるため、早期の対処が重要です。症状を感じたら我慢せずに専門的な治療を受けることをお勧めします。

胸郭出口症候群の原因

開院以来、当院には胸郭出口症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、胸郭出口症候群の原因はひとつではないということです。

胸郭出口症候群の原因として次のものが挙げられます。

胸郭出口症候群は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、胸郭出口部分での神経や血管の圧迫が発生し、腕や手のしびれや痛みが発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり姿勢を正すだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。胸郭出口症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

胸郭出口症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本的な原因解決にはならず、長期服用による副作用のリスクがあります。薬によっては眠くなったり、運転や仕事に支障が出てしまうことも多いです。

それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

ブロック注射

効果は一時的で、繰り返し注射が必要になることが多く、感染リスクもあります。注射による痛みや不安感を伴うことも多く、継続が困難な場合があります。

理学療法・生活改善指導

効果が現れるまで時間がかかり、継続的な通院と自宅での運動が必要です。運動することでかえって胸郭出口症候群の症状が強まることもあり、継続が難しい部分があります。個人の強い意志が必要とされるため、効果にばらつきが出てしまいます。

生活改善も根気よく継続できる人はごくわずかであり、万人向けの対処法とは言えません。

手術療法

神経損傷のリスクがあり、手術後も症状が残存したり再発する可能性があります。手術による身体への負担も大きく、回復期間も長期間必要になることが多いです。

胸郭出口症候群を改善するために

まずはあなたの胸郭出口症候群の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、胸郭出口症候群の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院では胸郭出口症候群の根本的な改善を目指しています。症状の原因となっている神経や血管の圧迫を解除するため、身体のアライメント修正と神経の伝達異常の改善に重点を置いた施術を行います。

三軸修正法やレインボー療法、神経整体といった独自の技術を組み合わせることで、神経の伝達異常による筋肉の緊張を緩和し、正しい姿勢へと導きます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で胸郭出口症候群が改善する理由

胸郭出口症候群の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。薬や注射に頼らない自然治癒力を高める施術により、根本からの改善を実現します。

胸郭出口症候群のQ＆A

胸郭出口症候群は自然に治りますか？

軽度の場合は姿勢改善や生活習慣の見直しで自然軽快することもありますが、多くの場合は適切な治療が必要です。放置すると症状が進行する可能性があるため、早めの対処をお勧めします。

胸郭出口症候群の人がやってはいけないことは？

長時間の腕の挙上、重い荷物の持ち運び、猫背姿勢での作業は症状を悪化させるため避けるべきです。また、無理なストレッチや強いマッサージも症状を悪化させる可能性があります。

頚椎症との違いは何ですか？

頚椎症は首の骨の変形が原因ですが、胸郭出口症候群は筋肉や骨の間での神経圧迫が原因で症状の出方が異なります。専門的な検査により正確な診断が可能です。

どのような検査で診断されますか？

特殊な整形外科テストやレントゲン、必要に応じてMRIや血管造影検査を行い総合的に診断します。当院では東洋医学的検査も組み合わせて詳細に原因を特定します。

症状が出やすい時間帯はありますか？

朝の起床時や長時間同じ姿勢を続けた後、腕を上げる作業中に症状が出やすくなります。特にデスクワーク後や就寝中に症状が強くなることが多いです。

仕事を続けながら治療できますか？

デスクワークの環境改善や定期的な休憩を取ることで、仕事を続けながら治療することは十分可能です。生活指導も含めて総合的にサポートいたします。

再発する可能性はありますか？

根本的な原因である姿勢や生活習慣を改善しないと再発する可能性があるため継続的なケアが重要です。当院では再発防止のための指導も行っています。

両腕に症状が出ることはありますか？

片側に症状が出ることが多いですが、姿勢の問題などにより両側に症状が現れることもあります。症状の出方は個人差があります。

治療期間はどのくらいかかりますか？

症状の程度により異なりますが、適切な治療により数週間から数ヶ月で改善が期待できます。早期の治療開始ほど改善も早くなります。

予防方法はありますか？

正しい姿勢の維持、定期的なストレッチ、長時間同じ姿勢を避けることが効果的な予防法です。デスクワーク環境の改善も重要なポイントです。

胸郭出口症候群で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と胸郭出口症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

胸郭出口症候群が改善されることで、これまで制限されていた日常動作が楽に行えるようになります。仕事での集中力も向上し、趣味の時間も充実したものになるでしょう。

何より、症状への不安から解放されることで、前向きな気持ちで毎日を過ごすことができるようになります。あなたらしい生活を取り戻すために、私たちが全力でサポートいたします。

胸郭出口症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。