内反小趾

内反小趾とは

内反小趾とは、足の小指が内側（親指の方向）に曲がってしまう足の変形のことです。小指の付け根の関節が外側に突き出るように変形し、靴との摩擦により痛みや炎症を引き起こします。

角度が14度以上曲がると内反小趾と診断されますが、それ以下でも症状があれば治療対象となります。厚生労働省の調査によると、足の変形に悩む日本人の約20～30％に内反小趾の関連症状があるとされています。

特にハイヒールや狭い靴を履く機会が多い女性に多く見られ、足の痛みを訴える患者数は年々増加傾向にあります。

内反小趾を放置すると、まず痛みが徐々に悪化し、日常生活に支障をきたすようになります。小指の付け根部分が靴に擦れて炎症を起こし、ひどい場合には皮膚が硬くなったり化膿する可能性もあります。

歩行バランスが崩れることで膝や腰に負担がかかり、全身の不調を招くこともあります。最終的には変形が進行して骨の変形が固定化され、手術が必要になるリスクが高まります。

また、痛みをかばって歩くことで他の部位にも負担がかかり、二次的な症状を引き起こす可能性があります。

内反小趾の原因

開院以来、当院には内反小趾でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、内反小趾の原因はひとつではないということです。

内反小趾の原因として次のものが挙げられます。

内反小趾は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、足部の関節可動域減少や足指の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、内反小趾が発症します。それは人によって違い、単にサポーターを装着したり靴を変えるだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。内反小趾は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

内反小趾への対応として、次のようなものが一般的です。

サポーターの装着

根本的な改善にはならず、装着時のみの対症療法となります。長期使用により筋力低下を招く可能性もあり、根本的な足の機能改善には至りません。

インソールの作成

効果に個人差があり、靴の種類によっては使用できない場合もあり、根本的な解決策とは言えません。

靴の指導・パッドの使用

選択肢が限られ、ファッション性を犠牲にする必要があります。一時的な症状緩和にとどまり、変形の進行を止めることはできません。

内反小趾を改善するために

まずはあなたの内反小趾の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、内反小趾の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で内反小趾が改善する理由

内反小趾の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

サポーターやインソールで効果が期待できなかった方、手術を避けたい方も諦めずにご相談ください。

内反小趾のQ＆A

内反小趾は自然に治りますか？

残念ながら自然治癒は期待できません。放置すると進行する可能性が高いため、早期の適切な治療が重要です。

内反小趾の人がやってはいけないことは？

ハイヒールや先の尖った靴の常用、サイズの合わない靴の使用は避けてください。症状を悪化させる可能性があります。

内反小趾と外反母趾の違いは何ですか？

外反母趾は親指が外側に曲がる変形で、内反小趾は小指が内側に曲がる変形です。原因や治療法には共通点もあります。

内反小趾は遺伝しますか？

足の形や骨格の特徴は遺伝的要素がありますが、生活習慣や靴選びなど後天的要因の影響も大きいとされています。

手術以外で根本的に治す方法はありますか？

当院では関節の歪み調整と筋力強化により、手術を避けた根本改善を目指しています。早期であれば十分改善可能です。

どの程度の角度から治療が必要ですか？

14度以上で診断されますが、痛みや日常生活への支障があれば角度に関わらず治療をお勧めします。

内反小趾用の靴はありますか？

幅広で足指に余裕のある靴が推奨されますが、根本的な足の機能改善が最も重要だと考えています。

運動やストレッチで改善できますか？

適切な運動療法は効果的ですが、個人の状態に合わせた専門的な指導が必要です。間違った方法では悪化する可能性もあります。

内反小趾が原因で他の部位も痛くなりますか？

歩行バランスの崩れにより膝や腰、首などに影響が及ぶことがあります。全身のバランス調整が重要です。

治療期間はどのくらいかかりますか？

症状の程度や個人差により異なりますが、当院では3～6ヶ月程度で改善される方が多くいらっしゃいます。

内反小趾で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と内反小趾は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

内反小趾は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。