味覚障害

味覚障害とは

味覚障害とは、食べ物の味を正しく感じることができなくなる症状の総称です。甘味、塩味、酸味、苦味、うま味という5つの基本的な味を感じにくくなったり、全く感じなくなったり、本来とは異なる味に感じたりする状態を指します。

舌の表面にある味蕾という味を感じる細胞や、味覚を脳に伝える神経、唾液の分泌などに問題が生じることで起こります。

日本における味覚障害患者は増加傾向にあり、日本口腔咽頭学会の調査では1990年と比較して2004年には約1.7倍の増加が報告されています。特に高齢者の割合が増加する傾向が見られ、高齢化社会の進展とともに患者数は継続的に増加していると推測されます。

味覚障害を放置すると、食欲低下による栄養不足や体重減少が進行し、免疫力の低下や筋力低下を招く可能性があります。塩分や糖分の摂取量を正確に判断できないため、高血圧や糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まります。

精神的には食事の楽しみが失われることで抑うつ状態になったり、社会的な孤立感を深めたりする恐れがあります。最悪の場合、栄養失調による全身状態の悪化や、味覚に頼る職業の方は仕事を続けることが困難になる可能性もあります。

味覚障害の原因

開院以来、当院には味覚障害でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、味覚障害の原因はひとつではないということです。

味覚障害の原因として次のものが挙げられます。

味覚障害は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、味蕾の機能低下や神経伝達の異常、唾液分泌の減少などが発生し、味覚障害が発症します。それは人によって違い、単に薬を処方したり栄養指導をするだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。味覚障害は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

味覚障害への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

亜鉛製剤は効果が現れるまで数ヶ月かかることがあり、胃腸障害などの副作用が生じる場合があります。また、他の薬剤との相互作用にも注意が必要で、継続的な服用が困難な場合も多いです。

それだけではありません。根本的な原因が解決されなければ、薬を中止した際に症状が再発する可能性があり、長期的な解決にはなりません。

原因薬剤の変更・中止

基礎疾患の治療に必要な薬剤の場合、変更や中止により病状が悪化するリスクがあります。代替薬が限られている場合も多く、患者さんにとって選択肢が制限されることがあります。

また、薬剤を変更しても味覚障害が改善しない場合もあり、根本的な解決に至らないケースも見られます。

口腔ケア指導・基礎疾患の治療

継続的なケアが必要で、患者さんの協力と習慣化が不可欠です。重度の口腔疾患の場合は改善に時間がかかり、個人の強い意志が必要とされるため、効果にばらつきが出てしまいます。

基礎疾患の治療も同様に、根気よく継続できる人はごくわずかであり、万人向けの対処法とは言えません。

味覚障害を改善するために

まずはあなたの味覚障害の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、味覚障害の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で味覚障害が改善する理由

味覚障害の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

当院では3種類の独自検査により味覚障害の根本原因を特定します。三軸修正法やレインボー療法、神経整体を組み合わせた独自の施術により、神経伝達の正常化と血流改善を図ります。東洋医学的なアプローチにより、全身のエネルギーバランスを整え、自然治癒力を最大限に引き出します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、病院で改善が見られなかった方も諦めずにご相談ください。

味覚障害のQ＆A

味覚障害は自然に治りますか？

原因によって異なります。風邪による一時的なものは自然回復しますが、亜鉛不足や薬剤性の場合は適切な治療が必要です。早期の対処が回復の鍵となります。

味覚障害の人がやってはいけないことは？

過度な調味料の使用は避けましょう。塩分や糖分の過剰摂取につながります。また、自己判断での薬剤中止や偏った食事制限も危険です。

どのくらいの期間で改善が期待できますか？

原因や治療法により異なりますが、当院の施術では多くの場合、2-3ヶ月で改善の兆しが見られます。継続的な治療により、より確実な回復が期待できます。

味覚障害と嗅覚障害の関係は？

嗅覚と味覚は密接に関連しており、嗅覚障害があると食べ物の風味を感じにくくなり、味覚障害として認識されることがよくあります。

食事で気をつけることはありますか？

亜鉛を多く含む食品を積極的に摂取し、バランスの良い食事を心がけましょう。極端な味付けは避けることが大切です。

ストレスと味覚障害は関係ありますか？

強いストレスや精神的な問題は味覚に影響を与えることがあります。ストレス管理や心のケアも味覚改善に重要な要素となります。

味覚障害で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と味覚障害は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

味覚障害は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。