腹痛

腹痛とは

厚生労働省の令和4年度救急車出動データによると全国で年間約43万件の腹痛患者が救急搬送されており、これは全救急車出動件数の約6%を占めています。

腹痛とは、お腹の部位（胃、腸、肝臓、胆のうなど）に生じる痛みの総称です。痛みの原因や場所によって、キリキリとした鋭い痛み、重苦しい鈍痛、差し込むような痛みなど様々な表現で現れます。

また、平成22年国民生活基礎調査では腹痛・胃痛で悩む人の割合が全体の約25%と報告されており、特に働き盛りの30代での発症が多く見られ、仕事への集中力低下や生産性の減少など生活の質に大きく影響しています。

腹痛の程度が軽くても日常的に起こるなら大きなストレスになりますし、放置してしまうと虫垂炎では腹膜炎を引き起こし命に関わる状態になることもあります。

胃潰瘍や十二指腸潰瘍では出血や穿孔により緊急手術が必要となるケースもあります。また、慢性的な腹痛の中には大腸がんや胃がんなどの悪性腫瘍が隠れている場合もあり、早期発見の機会を逃してしまうリスクがあります。

仕事や趣味のパフォーマンスが低下し、生活の質が著しく損なわれる前に適切な対処が必要です。

腹痛の原因

開院以来、当院には腹痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、腹痛の原因はひとつではないということです。

腹痛の原因として次のものが挙げられます。

腹痛は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、腸管の運動異常や感覚過敏、胃粘膜の炎症などが発生し、それが腹痛となります。人によって症状の現れ方や程度が大きく異なります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。腹痛は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

腹痛への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

胃薬や痛み止めでは根本的な改善に至らない場合が多く、薬に慣れてしまい徐々に効果が感じにくくなることがあります。

長期間服用することで胃腸の自然な機能が低下する可能性もあり、副作用や薬物依存のリスクも考えなければなりません。対症療法が中心となるため、原因が解決されずに症状が繰り返し現れることが少なくありません。

内視鏡検査・生活改善指導

検査による身体的負担や費用がかかり、機能性疾患では異常が見つからないことがあります。検査結果が正常でも症状が続く場合、患者さんの不安が増すケースもあります。

生活指導は効果が現れるまでに時間がかかり、具体的な実践方法が不明確で継続が困難な場合があります。仕事や家事に追われる日常の中で生活習慣を変えることの難しさもあり、万人向けの対処法とは言えません。

腹痛を改善するために

まずはあなたの腹痛の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、腹痛の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で腹痛が改善する理由

腹痛の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

腹痛のQ＆A

腹痛は自然に治りますか？

一時的なストレスや食べ過ぎによる腹痛は自然に改善することもありますが、慢性的な腹痛や重篤な疾患が隠れている場合は適切な治療が必要です。放置せず早めに原因を特定することが大切です。

腹痛の人がやってはいけないことは？

刺激の強い食品（辛いもの、アルコール、カフェイン）の摂取、急激な運動、ストレスの蓄積、痛み止めの長期使用は避けるべきです。冷たい飲み物や脂っこい食事も控えましょう。

腹痛と胃痛の違いは何ですか？

胃痛は主にみぞおち周辺の痛みで、腹痛はお腹全体の広い範囲で起こる痛みです。胃痛は腹痛の一部と考えられますが、痛みの場所により原因となる臓器が異なります。

ストレス性の腹痛かどうか見分ける方法は？

緊張する場面や忙しい時期に症状が悪化し、リラックス時に改善する傾向があれば、ストレスが関与している可能性が高いです。朝の通勤時や会議前などに症状が現れやすいのも特徴です。

腹痛の時に食べてはいけないものは？

高脂肪食品、生野菜、辛いもの、油っぽいもの、冷たい飲み物、アルコール、カフェインは胃腸に負担をかけるため控えましょう。消化の良い温かい食品を心がけてください。

何科を受診すればよいですか？

基本的には内科または消化器内科を受診してください。女性で婦人科系の症状が疑われる場合は産婦人科も選択肢になります。症状に応じて適切な診療科をご案内いたします。

腹痛で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と腹痛は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

腹痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。