
院長:中村お気軽にご相談ください!
毎日、我が子の寝姿を見るたびに「また同じ方向を向いている…」と気になっていませんか。生まれたばかりの赤ちゃんが常に同じ方向に顔を向けて寝ている「向き癖」は、多くのご家庭で悩みのひとつです。
「このまま放っておいたら頭の形が変わってしまうの?」「クッションで本当に直るの?」という不安を抱えているお母さん、お父さんのために、今日はひろ接骨院・奈良院が赤ちゃんの向き癖について詳しくお伝えします。


赤ちゃんの向き癖は「そのうち直る」と言われることも多いですが、月齢が進むにつれて筋肉や骨格の偏りが定着してしまうケースもあります。早めに原因を知って、適切なアプローチを取ることが大切だと感じています
赤ちゃんの向き癖とは、仰向けに寝たときに頭が常に同じ方向へ傾いたり、顔が一方向にだけ向いてしまう状態のことです。新生児の多くに見られる現象で、生後1〜2ヶ月ごろに気になりはじめるご家庭が多いです。
軽度であれば自然に改善することもありますが、そのまま何もしないでいると頭の形に影響が出たり、首の筋肉の発達に左右差が生じたりすることもあります。
向き癖が気になりはじめたとき、多くのお母さんが最初に手を伸ばすのが市販のクッションです。ドーナツ型の枕や背中に当てるクッションなど、さまざまな種類があります。
ただ、クッションはあくまでもサポートグッズ。根本の原因にアプローチするものではないということを、まず知っておいていただきたいのです。
「クッションを買えば解決する」と思っていた方に、少し立ち止まって考えてほしいのがこの部分です。向き癖には、いくつかの原因が考えられます。
最も多い原因のひとつが、首の側面にある「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」という筋肉の緊張です。この筋肉が片側だけ硬くなっていると、頭が自然とその方向に引っ張られてしまいます。出産時の姿勢や産道通過の際の負荷が影響することも少なくありません。
赤ちゃんはお母さんのお腹の中で約10ヶ月間、限られたスペースの中で過ごします。そのときの姿勢が癖として残ることがあります。また、吸引分娩や帝王切開など、出産方法によっても頭や首への負荷が異なります。
産後の授乳スタイルや抱っこの仕方も、実は大きく影響します。いつも同じ側の腕で抱っこしていたり、授乳の際に同じ方向ばかり向かせていたりすると、それが向き癖を強化してしまうことがあります。
向き癖に悩む親御さんにとって、クッションは手軽に試せる最初の選択肢です。正しく使えば、一定の効果は期待できます。ただ、クッションはあくまでも「向きにくくする補助」であって、筋肉の緊張や骨格の歪みそのものを直すものではありません。
たとえば、胸鎖乳突筋が硬くなっている場合、クッションで物理的に向きを変えようとしても、筋肉の緊張がある限り赤ちゃんはまた元の向きに戻ろうとします。無理に反対を向かせることで、かえって赤ちゃんが不快感を覚えて泣いてしまうこともあります。
クッションを使っても全然改善しないと感じているなら、原因が別のところにある可能性が高いです。
市販のクッションを使う場合には、いくつか注意点があります。窒息リスクを避けるために、就寝中に赤ちゃんから目を離さないことは大前提です。また、赤ちゃんの月齢や体重に合ったサイズのものを選ぶことも重要です。
使い方を間違えると、頭の形が逆に歪んでしまうこともあるため、パッケージの対象月齢や使用方法をしっかり確認してから使うようにしてください。
小児科や産婦人科で向き癖を相談すると、「大きくなれば自然に直りますよ」「様子を見ましょう」と言われることがとても多いです。確かに、軽度のものであれば月齢とともに改善するケースも多くあります。
ただ、生後4〜6ヶ月を過ぎても向き癖が改善しない場合、または頭の形の歪みが目立ってきた場合は、専門家への相談をためらわないでほしいのです。
なぜそこまで月齢が重要かというと、赤ちゃんの頭蓋骨はとても柔らかく、生後数ヶ月の間に急速に成長・固定されていくからです。この時期を逃してしまうと、後からアプローチをしても改善しにくくなります。
向き癖が長期間続くと、頭の形が片側だけ平らになる「斜頭症」や、後頭部全体が平らになる「短頭症」に発展することがあります。また、首の筋肉の左右差が残ると、成長してからの姿勢のバランスや肩こり、さらには顎や顔の非対称にも影響が出ることがあります。
「頭の形なんてどうせ髪の毛で隠れるから」と思っている方も多いですが、骨格的な歪みが残ると、将来的な身体の不調につながることも覚えておいてほしいです。
ひろ接骨院・奈良院では、赤ちゃんの向き癖に対して、まず丁寧な検査からスタートします。どの方向に向きやすいか、首の筋肉の緊張はどちら側にあるか、骨盤や背骨のバランスはどうかなど、複数の視点から状態を確認します。
検査の結果をもとに、赤ちゃんの身体に負担のかからない優しい施術を行います。筋肉の緊張をほぐしながら自然な向きのバランスを引き出していきます。「赤ちゃんに施術なんてできるの?」と驚かれる方もいますが、当院の施術は大人の整体とは全く違い、赤ちゃんの柔らかい身体に合わせた非常に穏やかな手技です。
赤ちゃんの向き癖の改善には、日常の過ごし方がとても重要です。授乳のときに左右交互に向かせる、抱っこの腕を変える、赤ちゃんの頭の向きと反対側に声をかける・おもちゃを置くといったちょっとした工夫が、毎日の積み重ねで大きな変化を生みます。施術と並行して、こうした日常生活でのアドバイスも丁寧にお伝えしています。
「奈良市内で向き癖を診てもらえる場所を探しているけれど、どこに行けばいいかわからない」という方はとても多いです。小児科、整形外科、頭のかたち外来、接骨院…。選択肢が多くて、どこから手をつければよいか迷ってしまいますよね。
月齢や症状の程度によって適切な相談先は変わりますが、「まず現状をしっかり評価してほしい」「クッションだけでは変化がなかった」「日常でどんなケアをすればいいか知りたい」という場合は、接骨院への相談が一つの選択肢になります。ひろ接骨院・奈良院は奈良市紀寺町にあり、赤ちゃんのお体についての相談にも対応しています。
| 月齢 | 状態の目安 | 推奨アクション |
|---|---|---|
| 0〜2ヶ月 | 向き癖が気になりはじめた | 授乳・抱っこの姿勢を見直す、クッション検討 |
| 3〜4ヶ月 | クッションを使っても改善しない | 専門家への相談を検討しはじめる |
| 4〜6ヶ月 | 頭の形の歪みが気になる | 早めに専門家へ相談する |
| 6ヶ月以上 | 改善が見られない・悪化している | 頭のかたち外来・接骨院・専門医への受診を優先する |
この表はあくまでも目安です。同じ月齢でも状態は一人ひとり異なります。「うちの子はどうだろう?」と少しでも気になったら、まずは相談してみることをおすすめします。
市販品では青葉のベビハグやSMORbiのメッシュ枕など、複数のブランドが広く使われています。いずれも窒息防止への配慮がされているものが安心です。ただ、繰り返しになりますが、商品を選ぶ前に「なぜ向き癖があるのか」の原因を知ることのほうが、長期的には大切です。
当院の施術は、指先で優しく触れる程度の非常にソフトな手技です。力を入れて押したり引っ張ったりすることはありません。施術中に泣いてしまう赤ちゃんもいますが、それは痛みではなく、知らない人に触れられる不安感からであることがほとんどです。お母さんやお父さんに抱っこしてもらいながら施術を進めることもできますので、安心してご来院ください。
これは状態によって大きく異なります。軽度の筋緊張が原因であれば、数回の施術と日常生活の改善で変化を感じていただけるケースもあります。一方で、月齢が進んでいる場合や頭の形の歪みが大きい場合は、より継続的なアプローチが必要になります。初回に検査と評価を行ったうえで、個別に目安をお伝えするようにしています。
「まだ小さいから」「様子を見ればいいと言われた」という言葉に安心してしまいがちですが、赤ちゃんの身体は今この瞬間も成長し続けています。向き癖をただの癖として放置するのではなく、「なぜそうなっているのか」を知って、適切なケアをしてあげることが、将来の健やかな発育につながります。
クッションを試してみたけど変化がない。健診で何も言われなかったけど、どうも気になる。そんなふうに一人で抱えていませんか。ひろ接骨院・奈良院は、赤ちゃんの向き癖についても丁寧にお話を聞いて、今のお子さんの状態に合った対応をご提案します。どうぞ一人で悩まずに、お気軽にご相談ください。

