狭心症

狭心症とは

狭心症は、心臓の筋肉に血液を送る冠動脈という血管が狭くなることで、心臓への血流が不足して起こる病気です。胸の痛みや圧迫感、締め付けられるような感覚が主な症状で、運動時や階段を上がるときなど心臓に負担がかかる際に現れることが多く、安静にすると症状が和らぐのが特徴です。

厚生労働省の令和5年（2023年）患者調査によると、狭心症で治療を受けている総患者数は97万8,000人（男性60万1,000人、女性37万7,000人）となっており、前回調査より増加しています。

心疾患全体では358万1,000人の患者がいることから、狭心症は心疾患の中でも大きな割合を占める疾患です。

年齢別に見ると、加齢とともに狭心症を訴える方は増えて、特に60歳以上の男性に多く見られます。また、職業的なストレスや生活習慣病を持つ方に多いことが報告されており、現代病とも言えます。

狭心症を放置してしまうと、突然激しい痛みが起こる心筋梗塞や心不全といった命にかかわる危険な状態に進行するリスクが高まります。胸の痛みや不安で日常の動作が制限されるようになり、趣味はもちろん家事や仕事まで思うようにできなくなります。

症状が進行すると日常生活での軽い動作でも胸痛が起こるようになり、家族や周囲に心配をかける生活が続いてしまい、精神的にも大きな負担となります。最終的には生活の質が大幅に低下し、場合によっては突然死につながることもあります。

狭心症の原因

開院以来、当院には狭心症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、狭心症の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑にからみ合っているということです。

狭心症の原因として次のものが挙げられます。

狭心症はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、血管の狭窄や痙攣が起こり、心筋への血流が低下することで胸の痛みや圧迫感が引き起こされます。これは人によって違い、単に薬を飲み続けるだけでは、根本的な問題は解決できません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。狭心症でお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

狭心症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期間の継続服用が必要で、副作用のリスクがあります。また症状の根本的な改善には限界があり、薬への依存や副作用の心配もあります。

さらに、症状が改善されても原因は残ったままになることがあります。

カテーテル治療

冠動脈バイパス手術に比べて再発率が高く、複数回の治療が必要になる場合があります。また、治療時の合併症のリスクも考慮する必要があります。

効果は一時的で、血管の状態によっては期待した効果が得られない場合もあります。

冠動脈バイパス手術

手術侵襲が大きく入院期間が長い、合併症のリスクがあり、高齢者には負担が大きくなります。術後の回復にも時間がかかることが多いです。

また、手術による身体への負担が大きく、術後のリハビリや生活制限も必要になります。

生活指導

効果が出るまでに時間がかかり、継続的な取り組みが必要で、患者さんの意識変化に依存する部分が大きいです。一人での実行は困難な場合が多いです。

狭心症を改善するために

まずはあなたの狭心症の原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めたら一時的には良くなってもしまっても改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、狭心症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で狭心症が改善する理由

狭心症の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、病院で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

狭心症のQ＆A

狭心症は自然に治りますか？

残念ながら動脈硬化による狭心症は自然治癒は期待できませんが、適切な治療と生活改善によって症状をコントロールすることは可能です。早期発見・早期治療が重要で、生活習慣の見直しも欠かせません。

狭心症の人がやってはいけないことは？

急激な運動、喫煙、多量飲酒、過度なストレス、自己判断で薬を中断することは禁物です。医師と相談の上で生活管理をして、無理な動作や急な温度変化への暴露も避けましょう。

薬を飲まないとどうなりますか？

症状悪化や心筋梗塞への進行リスクが高まります。医師の指示通りの服薬継続が重要で、自己判断での中断は非常に危険です。副作用の心配がある場合は医師に相談してください。

運動はしても大丈夫ですか？

軽い運動は推奨されますが、負荷の強い運動は控えてください。医師と相談し自分に合う運動を続けることが大切で、息切れしない程度の有酸素運動が効果的です。

狭心症と心筋梗塞の違いは何ですか？

狭心症は血流不足による一時的な症状ですが、心筋梗塞は血管が完全に詰まり心筋が壊死する重篤な状態です。狭心症は安静で改善しますが、心筋梗塞は緊急治療が必要です。

症状が出た時はどう対処すればいいですか？

安静にし、ニトログリセリンなど医師から指示された薬を使いましょう。強い痛みが続く時はすぐに救急受診してください。15分以上続く胸痛は心筋梗塞の可能性があります。

食事で気をつけることはありますか？

塩分や脂肪分を控え、バランスのよい食事を心掛けることが大切です。肥満を防ぎ、野菜や魚を積極的に摂取し、規則正しい食生活を維持することが症状改善につながります。

ストレスも関係していますか？

精神的ストレスは血圧や血管に悪影響を及ぼすため、できるだけストレスを減らす工夫が必要です。リラクゼーション法の習得や趣味の時間を持つことが効果的です。

手術以外の治療法はありますか？

薬物療法と生活習慣改善、当院独自の整体技術も含め多面的な治療で対応可能です。個々の状態に応じた複合的なアプローチで症状の改善を目指します。

完治する可能性はありますか？

動脈硬化自体の完治は困難ですが、症状の改善・コントロールは充分目指せます。生活の質を高めるためにも早期の対策が有効で、適切な管理により日常生活への支障を最小限に抑えられます。

狭心症で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と狭心症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

狭心症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。