喘息

喘息とは

喘息とは、空気の通り道である気道に慢性的な炎症が起こることで、咳や息苦しさ、ゼーゼー・ヒューヒューという音（喘鳴）、胸の苦しさなどの症状が現れる病気です。

気道の壁が腫れて狭くなり、わずかな刺激にも敏感に反応するため、発作的に症状が悪化することが特徴です。症状がない時でも気道の炎症は続いており、適切な治療とコントロールが必要な慢性疾患です。

国内の喘息患者数は約117万人と報告されており、全体では400万人を超えているとされています。年代別では0歳～14歳の小児期と35歳以降の成人期に患者数が多く見られ、最近の調査では子どもで約6％、大人で約3％となっており増加傾向にあります。

喘息を放置すると、慢性的な炎症が長引くことで気道の壁が厚くなり、元の状態に戻りにくくなる「気道リモデリング」という現象が起こります。この状態になると喘息症状が治りにくくなり、治療が効かずに重症化してしまいます。

また、子供の場合は肺の発育が不十分になる可能性があります。最悪の場合、重篤な発作による急死のリスクもあり、脳や心臓などの重要な臓器に酸素が行き渡らない危険な状態に陥ることもあります。

日常生活においても、継続的な症状により睡眠不足が続き、仕事や学業のパフォーマンスが低下し、外出や運動を控えるようになることで生活の質が著しく低下してしまいます。

喘息の原因

開院以来、当院には喘息でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、喘息の原因はひとつではないということです。

喘息の原因として次のものが挙げられます。

喘息は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、気道の慢性的な炎症や気道過敏性の亢進、気道の狭窄などが発生し、喘息症状が発症します。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。喘息は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

喘息への対応として、次のようなものが一般的です。

吸入ステロイド薬

毎日継続して使用する必要があり、効果が実感しにくい場合があります。また、正しい吸入方法を習得する必要があり、使用方法が間違っていると十分な効果が得られません。

さらに長期使用による口腔カンジダなどの副作用のリスクもあり、定期的な口腔ケアが必要になります。

気管支拡張薬・アレルギー薬の内服

一時的な症状緩和にとどまり、根本的な炎症の改善にはならない場合があります。眠気や口の渇きなどの副作用が現れることがあり、効果に個人差があります。

また、薬物療法だけでは完全なアレルゲンの除去は困難で、生活の質を著しく制限する場合があります。

ステロイド内服薬

長期使用により免疫力低下、骨粗鬆症、糖尿病などの重篤な副作用のリスクがあります。

環境整備の指導

完全なアレルゲンの除去は困難で、生活の質を著しく制限する場合があります。

喘息を改善するために

まずはあなたの喘息の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、喘息の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で喘息が改善する理由

喘息の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

喘息のQ＆A

喘息は自然に治りますか？

喘息は慢性疾患のため自然治癒は困難ですが、適切な治療により症状をコントロールし、健康な人と同様の生活を送ることは可能です。

喘息の人がやってはいけないことは？

喫煙、アレルゲンへの過度な曝露、過労やストレスの蓄積、処方薬の自己判断での中断は避けるべきです。

吸入薬をやめるとどうなりますか？

気道の炎症が再燃し、症状の悪化や発作のリスクが高まります。医師の指導なく中断することは危険です。

喘息と咳喘息の違いは何ですか？

咳喘息は喘鳴や呼吸困難がなく乾いた咳のみですが、放置すると典型的な喘息に移行する可能性があります。

運動をしても大丈夫ですか？

適切な治療下では運動は可能ですが、運動誘発性喘息もあるため、医師と相談しながら段階的に行うことが重要です。

ストレスは喘息に関係ありますか？

心理的ストレスは喘息症状の悪化要因となることが知られており、ストレス管理も治療の一環として重要です。

喘息で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と喘息は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

喘息は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。