上腕二頭筋長頭腱炎

上腕二頭筋長頭腱炎とは

上腕二頭筋長頭腱炎とは、肩から腕にかけてある上腕二頭筋の腱が、骨の狭い溝を通る際に摩擦を起こし、炎症が生じている状態のことです。繰り返しの動作や使い過ぎにより、腱が擦れて痛みや腫れが起こる疾患です。

特に力仕事に従事する方や野球、テニス、バレーボールなどのオーバーヘッドスポーツをする方に多く見られる疾患で、肩関節周囲の疾患全体では相当数の患者が存在すると推測されます。

症状としては肩の前側から二の腕にかけての痛みでお困りの方が多く、腕を上げる動作や重い物を持ち上げる動作で痛みが出て、日常生活に支障をきたしているケースが多く見られます。

放置すると摩擦や炎症などの刺激が繰り返されて少しずつダメージが蓄積し、最悪の場合は腱断裂に移行してしまう可能性があります。慢性化すると痛みが長期間続き、日常生活や仕事に深刻な影響を及ぼす可能性もあります。

仕事で重い物を持つ作業ができなくなったり、好きなスポーツが継続できなくなったりと、生活の質が大幅に低下してしまいます。また、夜間痛により睡眠の質が悪化し、精神的なストレスも増大する傾向にあります。

上腕二頭筋長頭腱炎の原因

開院以来、当院には上腕二頭筋長頭腱炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、上腕二頭筋長頭腱炎の原因はひとつではないということです。

上腕二頭筋長頭腱炎の原因として次のものが挙げられます。

上腕二頭筋長頭腱炎は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、上腕骨の結節間溝という狭い部分での機械的な刺激により炎症が生じます。仕事やスポーツにおける肩関節の反復動作により、腱と骨の溝の間で摩擦が生じて炎症を起こします。

それは人によって違い、単に患部を冷やしたり安静にするだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。上腕二頭筋長頭腱炎は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

上腕二頭筋長頭腱炎への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

一時的な症状緩和に留まることが多く、根本的な原因解決には至らない場合があります。長期服用による副作用のリスクも考慮する必要があります。

それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

注射療法

効果が一時的で、繰り返し注射が必要になることがあります。感染リスクや組織の変性などの合併症の可能性もあります。個人の強い意志が必要とされるため、効果にばらつきが出てしまいます。

生活改善も根気よく継続できる人はごくわずかであり、万人向けの対処法とは言えません。

アイシング

急性期には有効ですが、慢性化した炎症には限定的な効果しか期待できません。

安静指導

長期間の安静により筋力低下や関節可動域制限を引き起こす可能性があります。

上腕二頭筋長頭腱炎を改善するために

まずはあなたの上腕二頭筋長頭腱炎の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、上腕二頭筋長頭腱炎の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

痛みは神経の伝達異常によって起こっています。神経の伝達異常によって筋肉のバランスが崩れて、身体のバランス異常が起こります。それによって日常生活でも負担がかかり痛みが悪化していきます。

当院では身体のバランスを検査して筋肉のアンバランスを見つけ、バランス異常の原因となっている神経の伝達異常を新発想の整体で取り除いていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で上腕二頭筋長頭腱炎が改善する理由

上腕二頭筋長頭腱炎の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

上腕二頭筋長頭腱炎のQ＆A

上腕二頭筋長頭腱炎は自然に治りますか？

軽度であれば適切な安静により改善することもありますが、多くの場合は専門的な治療が必要です。放置すると慢性化や腱断裂のリスクが高まります。

上腕二頭筋長頭腱炎の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢しての重量物挙上や反復する腕の挙上動作は避けてください。無理な運動やストレッチも炎症を悪化させる可能性があります。

どのくらいの期間で治りますか？

症状の程度や治療開始時期により異なりますが、適切な治療により数週間から数ヶ月で改善が期待できます。早期治療開始が重要です。

仕事を続けながら治療できますか？

作業内容の調整や適切な治療により、多くの場合は仕事を続けながら治療可能です。ただし、負荷を軽減する工夫が必要になります。

再発を防ぐにはどうすればよいですか？

正しい身体の使い方を身につけ、適切な筋力強化と柔軟性の維持、作業姿勢の改善が重要です。定期的なメンテナンスも効果的です。

スポーツにいつ復帰できますか？

痛みが消失し、筋力と可動域が回復した段階で段階的な復帰を開始します。通常は治療開始から数ヶ月程度での復帰を目指します。

上腕二頭筋長頭腱炎で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と上腕二頭筋長頭腱炎は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

上腕二頭筋長頭腱炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。