眼瞼痙攣

眼瞼痙攣とは

眼瞼痙攣とは、自分の意思とは関係なく、まぶたの筋肉が勝手に収縮してしまう病気です。まばたきの制御に異常が起こり、目を開け閉めするスイッチが故障したような状態になります。

症状は目の周辺にありますが、実際は脳の神経回路の病気です。まぶしさや目の不快感などの感覚過敏も特徴的で、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。

日本眼科学会によると、一見しただけでは分からないような軽症例を含めると、日本には少なくとも30～50万人以上の患者がいると推定されます。人口10万人に5人程度の頻度で発症し、40～70歳の中高年に多く、女性は男性の約2.5倍かかりやすい病気です。

症状を放置すると、徐々に痙攣の回数が増し、日常生活や仕事に大きな支障をきたすようになります。最初は軽度の痙攣やまばたきの増加から始まりますが、進行すると目を開けることが困難になり、歩行中に人や物にぶつかる危険性が高まります。

さらに悪化すると、まぶたを全く開けられなくなり、視力に問題がないにも関わらず機能的失明状態となって、完全に見えない状態になってしまう可能性があります。症状の進行を防ぐためにも、早めの対処が重要です。

眼瞼痙攣の原因

開院以来、当院には眼瞼痙攣でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、眼瞼痙攣の原因はひとつではないということです。

眼瞼痙攣の原因として次のものが挙げられます。

眼瞼痙攣は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、大脳基底核の機能障害により、まぶたの開閉を制御する神経の伝達に異常が発生し、眼瞼痙攣が発症します。それは人によって違い、単に薬物治療や注射療法だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。眼瞼痙攣は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

眼瞼痙攣への対応として、次のようなものが一般的です。

ボツリヌス毒素注射療法

効果は2～4ヶ月しか持続せず、繰り返し治療が必要です。顔の表情が不自然になる、眼瞼下垂や複視などの副作用が生じることもあり、根本的な改善には至らないケースが多く見られます。

それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから効果が薄れやすくなり、さらに注射に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

薬物療法

薬物療法では再発の可能性が高く、効果が不十分で有効な治療法とは言えないのが現状です。個人の症状や体質によって効果に大きなばらつきがあります。

副作用として眠気や倦怠感が現れることもあり、日常生活や仕事に支障をきたす場合があります。

手術療法

術後に感覚が鈍くなる、まぶたを閉じにくくなる、額の痛みなどの合併症を伴うリスクがあります。手術による侵襲的な治療は身体への負担も大きく、回復期間も必要となります。

遮光眼鏡の使用

根本的な治療ではなく、対症療法としての効果に留まります。症状の進行を止めることはできず、継続的な使用が必要で生活の質の向上には限界があります。

眼瞼痙攣を改善するために

まずはあなたの眼瞼痙攣の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、眼瞼痙攣の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で眼瞼痙攣が改善する理由

眼瞼痙攣の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、ボツリヌス注射で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

眼瞼痙攣のQ＆A

眼瞼痙攣は自然に治りますか？

眼瞼痙攣は治りにくい病気で、放置しても自然に治ることはありません。症状の進行はゆっくりですが、次第に痙攣の回数が増し、適切な治療が必要な病気です。

眼瞼痙攣の人がやってはいけないことは？

過度なストレスや疲労は症状を悪化させるため避けるべきです。また明るい光も症状を悪化させるため、適切な遮光対策を取ることが重要です。

ドライアイと眼瞼痙攣の違いは何ですか？

ドライアイは涙の不足による目の乾燥が主症状ですが、眼瞼痙攣は脳の神経回路の異常によるまぶたの制御障害で、まぶしさや感覚過敏も伴う別の病気です。

眼瞼痙攣は遺伝しますか？

現在のところ、眼瞼痙攣の明確な遺伝性は確認されておらず、原因ははっきりしていない病気です。主に中高年の女性に多く発症する傾向があります。

眼瞼痙攣にマッサージは効果がありますか？

目の周りの軽いマッサージで一時的に楽になる方もいますが、根本的な治療効果は期待できず、あくまでも補助的な対処法として位置づけられています。

眼瞼痙攣の症状を軽くする方法はありますか？

遮光眼鏡の着用、十分な休息、ストレスの軽減、マスクの使用などが症状の軽減に役立つことがあります。また片眼をつむる動作で楽になる場合もあります。

ボツリヌス注射以外に治療法はありますか？

内服薬による薬物療法や手術療法もありますが、現在最も効果的とされているのはボツリヌス注射療法で、90％近い患者さんで有効とされています。

眼瞼痙攣は完治できる病気ですか？

根治的に治す方法はなく、症状を和らげるための対症治療が中心となります。継続的な治療により症状のコントロールを図る慢性的な病気です。

眼瞼痙攣の症状が悪化する要因は何ですか？

眩しい光、精神的ストレス、身体的疲労、睡眠不足などが症状を悪化させる要因となります。これらを避けることで症状の軽減が期待できます。

眼瞼痙攣で仕事を続けることはできますか？

適切な治療により症状をコントロールできれば、多くの場合仕事を続けることが可能です。ただし進行すると視覚的な機能に支障をきたし、仕事に影響を与えることがあります。

眼瞼痙攣で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と眼瞼痙攣は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

眼瞼痙攣は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。