慢性腰痛

慢性腰痛の症例報告

慢性腰痛とは

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、腰痛は日本人の自覚症状のトップを占めており、腰痛の有病者率は人口千人当たり102.1人となっています。これは日本人の約10人に1人が腰痛で悩んでいることを意味します。

慢性腰痛とは、腰に痛みを感じてから3か月以上経過している状態を指します。急性腰痛と違い、痛みが長期間続くため日常生活に大きな支障をきたします。

多くの場合、明確な原因が特定されにくく「非特異的腰痛」として扱われることが多いのが特徴です。働き盛りの30〜50代の年齢層に多く見られ、生活の質の低下、ストレス増大、仕事の生産性・作業効率に大きな影響を及ぼします。

慢性腰痛の程度が軽くても日常的に起こるなら大きなストレスになりますし、放置してしまうと症状がさらに慢性化し、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの疾患に進行してしまうこともあります。

薬やマッサージで慢性腰痛が根本的に改善することは難しく、睡眠の質の低下や心理的ストレスを伴う場合は今より悪くなる前に早めに対処しておく必要があります。最悪の場合、仕事を続けることが困難になり、社会復帰に長期間を要する状況に陥る可能性もあります。

慢性腰痛の原因

開院以来、当院には慢性腰痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、慢性腰痛の原因はひとつではないということです。

慢性腰痛の原因として次のものが挙げられます。

慢性腰痛は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、神経の伝達異常が起こり、それにより機能する筋肉としない筋肉が発生しアライメントの異常や血流障害が起こり、筋肉の過緊張や関節可動域の異常によって腰痛が引き起こされます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。慢性腰痛は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

慢性腰痛への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

湿布では効果が感じられないことが多いため、より強い鎮痛薬が用いられることがありますが、長期使用により胃腸障害や依存性のリスクがあり、根本的な改善ではなく症状の一時的な抑制に留まることが多いです。

それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

運動療法・物理療法

運動することでかえって腰痛の症状が強まることもあり、継続が難しい部分があります。個人の強い意志が必要とされるため、効果にばらつきが出てしまいます。また効果の持続時間が短く、定期的な通院が必要となり費用と時間がかかります。

神経ブロック療法

神経ブロック療法も効果の持続期間に限界があり、繰り返し施術が必要な場合があり、根気よく継続できる人はごくわずかであり、万人向けの対処法とは言えません。

慢性腰痛を改善するために

まずはあなたの慢性腰痛の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、慢性腰痛の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で慢性腰痛が改善する理由

慢性腰痛の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

慢性腰痛のQ＆A

慢性腰痛は自然に治りますか？

慢性腰痛は3か月以上続いている状態であり、自然治癒は困難です。適切な治療とアプローチにより改善は可能ですが、放置すると悪化する可能性が高いため早期の対処が重要です。

慢性腰痛の人がやってはいけないことは？

急激な動作や重量物の持ち上げ、長時間の同じ姿勢を避けましょう。また痛みを我慢して無理な運動を続けることは症状悪化の原因となるため禁物です。

痛み止めを長期間飲み続けても大丈夫ですか？

長期間の痛み止め使用は胃腸障害や腎機能への影響のリスクがあります。根本的な解決にはならないため、他の治療法と併用することが大切です。

MRIで異常がないのになぜ痛みが続くのですか？

腰痛の約8割は画像では異常が見つからない非特異的腰痛です。筋肉や筋膜の問題、神経の過敏性、ストレスなどが複合的に関与していることが多いのが現実です。

手術以外で根本的に治す方法はありますか？

筋膜調整、姿勢改善、運動療法、ストレス管理など多角的なアプローチにより根本的な改善は十分可能です。手術が必要なケースは全体の15％程度に過ぎません。

ストレスと腰痛は本当に関係があるのですか？

現代医学では腰痛の多くに脳の前頭葉の機能異常が関与していることが判明しており、ストレスや不安が痛みを長引かせる重要な要因であることが証明されています。

慢性腰痛で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と慢性腰痛は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

慢性腰痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

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