手根管症候群

手根管症候群とは

日本では約240万人以上が手根管症候群に悩まされており、特に中高年の女性に多く見られます。近年ではパソコン作業の増加などにより、発生率が約3.5倍に増加したとも言われています。

手根管で圧迫されている正中神経は親指から薬指の母指側までの感覚や運動をつかさどっており、神経が圧迫されることで、しびれや痛み、そして進行すると筋力低下などが生じます。

特に夜間や明け方に症状が悪化するのが特徴で、手を振ったり指を曲げ伸ばしすると一時的に症状が和らぐことがあります。

手根管症候群を放置すると、症状は徐々に進行し、日常生活に深刻な影響を及ぼすようになります。初期には夜間のしびれや痛みだけだったものが、次第に日中も症状が現れるようになり、手の機能が著しく低下していきます。

特に母指球筋が萎縮し、物をつまむ力が著しく低下します。これにより、ボタンの留め外しやペットボトルのキャップを開けるといった日常的な動作さえ困難になります。

さらに症状が進行すると、しびれや痛みの範囲が広がり、手全体の感覚が鈍くなることで、やけどなどのリスクも高まります。

早期に適切な治療を受けることで、このような深刻な状態に陥るのを防ぐことができます。少しでも違和感を感じたら、当院へご相談ください。

手根管症候群の原因

開院以来、当院には手根管症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、手根管症候群の原因はひとつではないということです。

手根管症候群の原因として次のものが挙げられます。

手根管症候群は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、手根管内の腱や滑膜に炎症が起こり、肥厚したり、浮腫みが原因となって手根管症候群となります。。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。手根管症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

手根管症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

消炎鎮痛剤の長期使用は胃腸障害などの副作用リスクがあります。また、症状を一時的に抑えるだけで根本的な解決にはなりません。

それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

ステロイド注射

効果は一時的で、繰り返し行うと腱の損傷や感染のリスクが高まります。また、糖尿病患者では血糖値の上昇に注意が必要です。

手術療法

手術には感染や傷跡、神経損傷などのリスクがあります。また、回復には時間がかかり、手術後もリハビリが必要です。症状が長期間続いた後の手術では、完全回復が難しい場合もあります。

手根管症候群を改善するために

まずはあなたの手根管症候群の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、手根管症候群の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で手根管症候群が改善する理由

手根管症候群の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

手根管症候群のQ＆A

手根管症候群の人がやってはいけないことは？

手首を極端に曲げる姿勢の維持、長時間同じ姿勢での作業、重い物の持ち上げなどは避けるべきです。これらは症状を悪化させ、回復を遅らせる原因となります。パソコン作業や手芸などを行う際は、定期的に休憩を取ることが大切です。

手根管症候群の初期症状は？

初期には人差し指や中指のしびれや痛みが主で、特に夜間や明け方に悪化します。手を振ると一時的に症状が和らぐのが特徴です。また、手のこわばり感や指先の感覚の鈍さを感じることもあります。少しでもこのような症状を感じたら、早めに当院にご相談ください。

手術以外の治療法はありますか？

はい、あります。当院では三軸修正法やレインボー療法、神経整体などの手法を用いて、神経の圧迫を緩和し血流を改善する施術を行っています。また、日常生活での姿勢指導も重要な治療の一部です。症状の程度や原因によって最適な治療法は異なりますので、まずはご相談ください。

仕事を続けながら治療できますか？

多くの場合、可能です。当院では患者さんの生活スタイルに合わせた治療計画を立て、仕事環境での姿勢や動作の改善方法もアドバイスしています。適切な休憩と姿勢の工夫で症状の悪化を防ぎながら治療を進められます。

手根管症候群と似た症状を示す他の病気はありますか？

頚椎症や胸郭出口症候群、糖尿病性神経障害などが類似症状を示すことがあります。当院では詳細な問診と検査により、正確な原因を特定し、適切な治療法を提案しています。特に首や肩の問題が原因で手のしびれが生じているケースもあるため、手だけでなく身体全体のバランスを見ることが重要です。

妊娠中の手根管症候群は出産後に改善しますか？

多くの場合、出産後にホルモンバランスが戻ると症状は改善します。しかし、その間の不快感を軽減するため、当院では安全な施術方法を提供しています。妊娠中の方にも安心して受けていただける治療です。

手根管症候群で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と手根管症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

手根管症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。