強剛拇趾

強剛母趾とは

強剛母趾は足の親指の付け根の関節に起こる変形性関節症です。関節の軟骨がすり減り、骨同士がこすれ合うことで炎症が起き、親指が曲がりにくくなったり痛みが生じたりします。

外見上の変形は少ないものの、関節内部のダメージが大きいのが特徴です。進行すると親指がまったく動かなくなることもあります。

50歳以上の男性に多く発症するとされており、高齢化社会の進展とともに患者数は増加傾向にあります。

強剛母趾を放置すると、関節の軟骨がさらにすり減り、最終的には骨同士が完全に癒着してしまいます。この状態になると親指がまったく動かなくなり、歩行時の蹴り出し動作ができなくなります。

その結果、歩行パターンが崩れ、膝や腰への負担が増加します。全身の運動機能低下を招く可能性があり、日常生活に大きな支障をきたすことになります。痛みをかばうような歩き方を続けることで、他の部位にも新たな問題が生じる恐れがあります。

強剛母趾の原因

開院以来、当院には強剛母趾でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、強剛母趾の原因はひとつではないということです。

強剛母趾の原因として次のものが挙げられます。

強剛母趾は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、親指の付け根関節の可動域減少や周囲の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、強剛母趾が発症します。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。強剛母趾は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

強剛母趾への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本的な治療ではなく、長期使用により胃腸障害などの副作用のリスクがあります。

それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

注射療法

効果は一時的で、繰り返し注射が必要になる場合があり、感染リスクも伴います。個人の強い意志が必要とされるため、効果にばらつきが出てしまいます。

継続的な治療も根気よく続けられる人はごくわずかであり、万人向けの対処法とは言えません。

手術療法

侵襲的な治療であり、術後の回復期間や合併症のリスクがあります。保存療法で改善しない場合に検討されますが、多くの患者さんが手術を避けたいと考えています。

装具療法

適切なフィッティングが困難で、効果を実感するまでに時間がかかることがあります。継続的な使用が必要で、日常生活での制約も生じる場合があります。

強剛母趾を改善するために

まずはあなたの強剛母趾の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、強剛母趾の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で強剛母趾が改善する理由

強剛母趾の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

強剛母趾のQ＆A

強剛母趾は自然に治りますか？

強剛母趾は進行性の疾患のため、自然治癒は期待できません。早期に適切な治療を受けることで症状の進行を抑制し、機能改善を図ることが重要です。

強剛母趾の人がやってはいけないことは？

つま先の狭い靴やハイヒールの着用、激しいランニングやジャンプ動作は避けるべきです。親指に過度な負荷をかける動作は症状を悪化させる可能性があります。

外反母趾と強剛母趾の違いは何ですか？

外反母趾は親指が外側に曲がる変形が特徴ですが、強剛母趾は見た目の変形は少なく、関節の動きが制限されることが主な症状です。痛みの部位も異なります。

痛風との見分け方を教えてください

痛風は急激な発症で赤く腫れ上がり、安静時でも激痛があります。強剛母趾は慢性的な経過で、動作時の痛みが特徴的です。血液検査で尿酸値を確認することで鑑別できます。

手術以外で治す方法はありますか？

当院では東洋医学と西洋医学を融合した独自の治療法により、手術を避けて症状改善を図ることが可能です。身体のアライメント修正や神経伝達の正常化、インソール療法を行います。

どのような靴を選べばよいですか？

つま先に十分な余裕があり、硬めのソールを持つ靴が適しています。インソールを併用することで、より効果的な負荷軽減が期待できます。

強剛母趾で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と強剛母趾は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

強剛母趾は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。