椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは

椎間板ヘルニアとは、背骨と背骨の間にあるクッションのような役割をする「椎間板」が変形して飛び出し、周囲の神経を圧迫することで痛みやしびれを引き起こす病気です。

椎間板は中心部の柔らかい髄核と、それを包む硬い線維輪で構成されており、何らかの原因で線維輪に亀裂が生じると、髄核が飛び出して神経を刺激します。

厚生労働省の調査によると、日本人の40歳以上の3人に1人が腰痛に悩んでいるとされています。腰痛全体の中で椎間板ヘルニアが原因として特定できるのは約5％程度とされており、推定で約140万人の方が椎間板ヘルニアによる症状に悩んでいると考えられます。

特に30代から50代の働き盛りの世代に多く見られる傾向があり、生活の質の低下、ストレス増大、生産性・作業効率に影響を及ぼします。

椎間板ヘルニアを放置すると、痛みが慢性化して日常生活の質が著しく低下します。継続的な神経圧迫により、足のしびれや筋力低下が進行し、歩行困難や物を持つ力の低下といった機能障害が現れます。

さらに症状が悪化すると、脊髄や神経に深刻なダメージが及び、尿や便のコントロールが困難になる排泄障害が生じる可能性があります。最悪の場合、寝たきり状態になったり、緊急手術が必要になることもあります。

椎間板ヘルニアの原因

開院以来、当院には椎間板ヘルニアでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、椎間板ヘルニアの原因はひとつではないということです。

椎間板ヘルニアの原因として次のものが挙げられます。

椎間板ヘルニアは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

椎間板は10歳を過ぎた頃から老化が始まり、特に40代以降は髄核の水分が減少し弾力が低下します。線維輪も柔軟性や強度が低下し、わずかな負担でも亀裂が生じやすくなります。この複数の原因が引き金となり、椎間板の変性や神経の圧迫などが発生し、腰痛や足のしびれが発症します。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。椎間板ヘルニアは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

椎間板ヘルニアへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期間の服用により胃腸障害や肝機能障害などの副作用が現れる可能性があり、根本的な改善には至らないことが多いです。薬によっては眠くなったり、運転や仕事に支障が出てしまうことも多いです。

それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

安静療法・物理療法

過度な安静は筋力低下や関節の拘縮を招き、かえって症状を悪化させる場合があります。物理療法は効果に個人差があり、症状によっては悪化する可能性もあるため、適切な見極めが重要です。

個人の強い意志が必要とされるため、効果にばらつきが出てしまい、万人向けの対処法とは言えません。

ブロック注射・手術療法

ブロック注射は一時的な効果に留まることが多く、繰り返し施行する必要があります。また、感染や神経損傷のリスクも伴います。

手術療法は身体への負担が大きく、術後の合併症や再発のリスクがあります。また、必ずしも症状の完全な改善が保証されるわけではありません。

椎間板ヘルニアを改善するために

まずはあなたの椎間板ヘルニアの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、椎間板ヘルニアの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で椎間板ヘルニアが改善する理由

椎間板ヘルニアの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

椎間板ヘルニアのQ＆A

椎間板ヘルニアは自然に治りますか？

最新の研究では約3分の2の患者さんで椎間板が自然に小さくなることが確認されています。発症から3ヶ月で7～8割の方が症状の改善を感じるとされており、適切な治療により自然治癒が期待できます。

椎間板ヘルニアの人がやってはいけないことは？

重い物を持ち上げる、長時間の前かがみ姿勢、激しいスポーツは避けるべきです。また、症状が急性期の場合は無理な運動や長時間の座位も控えることが重要です。

椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の違いは何ですか？

椎間板ヘルニアは病気の名前で、坐骨神経痛は症状の名前です。椎間板ヘルニアが原因で坐骨神経が圧迫されることで、お尻から足にかけての痛みやしびれが生じます。

椎間板ヘルニアは完治しますか？

多くの場合、適切な治療により症状の改善が期待できます。自然退縮により椎間板が小さくなることも多く、症状が完全に消失するケースも珍しくありません。

椎間板ヘルニアの手術は必ず必要ですか？

手術が必要なケースは全体の約20％程度です。80％以上は保存的治療で改善するため、まずは手術以外の治療法を試すことが一般的です。

椎間板ヘルニアで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と椎間板ヘルニアは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

椎間板ヘルニアは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。