腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアとは

厚生労働省のデータによると日本人の40歳以上の3人に1人（約2800万人、32.7%）が腰痛に悩んでおり、その中で椎間板ヘルニアが原因と特定できるのは腰痛全体の約5%程度とされています。

背骨の間にあるクッションの役割を持つ椎間板の中身が飛び出して、神経を圧迫する状態です。これにより腰や脚に痛み、しびれなどの症状が現れます。

現代社会では働き盛りの20～50代の年齢層が高く、特に建設現場や事務職の方に頻繁に見られる症状です。画像診断でヘルニアが確認されても必ず症状が出るわけではなく、長い間無症状のまま自然に改善することも少なくありません。

多くの場合は自然に改善しますが、重篤な症状を放置すると深刻な問題を引き起こす可能性があります。神経圧迫が悪化すると下半身に力が入らなくなり、膀胱周辺の筋肉がうまく使えなくなって排尿障害が生じる恐れがあります。

さらに足の筋肉が衰えて正常な歩行が困難になり、転倒による骨折のリスクも高まります。最悪の場合、馬尾症候群と呼ばれる状態に進行し、放置すると神経の回復が難しくなることがあります。この段階では緊急手術が必要となり、社会復帰までに長期間を要する可能性があります。

腰椎椎間板ヘルニアの原因

開院以来、当院には腰椎椎間板ヘルニアでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、腰椎椎間板ヘルニアの原因はひとつではないということです。

腰椎椎間板ヘルニアの原因として次のものが挙げられます。

腰椎椎間板ヘルニアは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、椎間板の変性や神経圧迫により痛みや下肢症状が発症します。それは人によって違い、単に痛み止めを服用したり安静にするだけでは、全ての問題は取り除けません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。腰椎椎間板ヘルニアでお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

腰椎椎間板ヘルニアへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

湿布では効果が感じられないことが多いため、より強い鎮痛薬が用いられることがありますが、長期服用による胃腸障害や依存性の問題があり、根本的な治療にはなりません。

それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

神経ブロック注射

一時的な効果に留まることが多く、繰り返し注射が必要になる場合があります。痛みを根本から改善するわけではないため、効果の持続性には限界があります。

理学療法・運動療法

運動により症状が改善することもありますが、椎間板ヘルニアそのものを治す力がなく、継続的な取り組みが必要で、動きによっては悪化することもあります。個人の強い意志が必要とされるため、効果にばらつきが出てしまいます。

装具療法

長期使用により筋力低下を招く可能性があり、根本的な解決にはなりません。コルセットを外すと症状が戻ってしまうことが多く、依存的な使用になりがちです。

手術療法

重篤な場合には必要ですが、再発や症状改善の限界があり、感染や神経損傷などの合併症リスクがあります。また手術後の回復期間も長期間に及ぶことが多く、すべての方に適用できる治療法ではありません。

腰椎椎間板ヘルニアを改善するために

まずはあなたの腰椎椎間板ヘルニアの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、腰椎椎間板ヘルニアの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で腰椎椎間板ヘルニアが改善する理由

腰椎椎間板ヘルニアの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

腰椎椎間板ヘルニアのQ＆A

腰椎椎間板ヘルニアは自然に治りますか？

最新の研究では、約3分の2の患者さんで椎間板が自然に小さくなり、1年以内に約85%の方が症状の改善を感じています。ただし、重篤な神経症状がある場合は専門的な治療が必要です。

腰椎椎間板ヘルニアの人がやってはいけないことは？

急性期には前かがみの姿勢や重いものを持つこと、長時間の座位は避けましょう。また、喫煙は椎間板の変性を促進するため控えることが重要です。

どのくらいの期間で症状は改善しますか？

個人差がありますが、約25%の方は3ヶ月以内に改善し、多くの場合6〜12週間の保存療法で症状の軽減が期待できます。

手術をしないと完治しませんか？

手術が必要なのは全体の少数で、多くの方は保存療法で改善します。排尿・排便障害がない限り、まず保存療法を試すのが一般的です。

MRIでヘルニアが見つかったら必ず症状が出ますか？

いいえ。画像診断でヘルニアが確認されても、必ずしも症状が出るとは限りません。無症状のまま自然に改善することも多くあります。

痛みがなくなればヘルニアは治ったということですか？

痛みの軽減は改善の兆候ですが、椎間板の構造的な変化が完全に元に戻るとは限りません。定期的な経過観察が重要です。

再発する可能性はありますか？

はい、再発の可能性があります。適切な姿勢の維持、筋力強化、生活習慣の改善により再発リスクを軽減することができます。

どんな症状が出たら緊急受診が必要ですか？

排尿・排便障害、足の麻痺、持続する激しい痛みが出現した場合は、馬尾症候群の可能性があり緊急受診が必要です。

運動やスポーツはいつから再開できますか？

急性期の痛みが軽減し、日常生活動作に支障がなくなってから段階的に再開します。専門家の指導のもとで適切な時期を判断することが大切です。

何科を受診すればよいですか？

まずは整形外科を受診してください。画像診断や専門的な検査により正確な診断を受けることができます。

腰椎椎間板ヘルニアで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と腰椎椎間板ヘルニアは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

腰椎椎間板ヘルニアは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。