お尻の痛み

お尻の痛みとは

お尻の痛みとは、臀部と呼ばれるお尻の筋肉や坐骨、尾てい骨周辺に生じる痛みや不快感の総称です。坐骨神経痛として現れることが多く、腰からお尻を通って足にかけて伸びる坐骨神経が圧迫されることで発生する神経痛も含まれます。

厚生労働省の平成28年国民生活基礎調査によると、腰痛は男性では1番目、女性でも肩こりに次いで2番目に訴えの多い症状で、その数は増加傾向にあります。

わが国で慢性疼痛を保有する成人の割合は22.5%、患者数として2,315万人と推計されています。お尻の痛みは腰痛の一部として分類されることが多く、坐骨神経痛を含む腰痛関連症状として相当数の患者さんが悩まれていると考えられます。

お尻の痛みを放置すると、下半身の筋力低下が進行し、40歳以降の自然な筋力減少と相まって、歩行や立ち上がりなどの日常動作に支障をきたすようになります。

痛みによる睡眠不足が続くと身体の回復力・免疫力が低下し、症状がさらに悪化する悪循環に陥ります。最悪の場合、坐骨神経の圧迫が進行して足の筋力低下や排尿・排便障害を伴う重篤な状態に至り、手術が必要になる可能性もあります。

お尻の痛みの原因

開院以来、当院にはお尻の痛みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、お尻の痛みの原因はひとつではないということです。

お尻の痛みの原因として次のものが挙げられます。

お尻の痛みは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、筋膜の捻じれや神経の伝達異常、筋肉の過緊張や関節可動域の異常によってお尻の痛みが引き起こされます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。お尻の痛みは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

お尻の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本的な圧迫の原因を取り除くものではなく、一時的な痛みの軽減にとどまります。長期使用による副作用のリスクもあり、身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

湿布療法・注射療法

湿布の効果は3～4時間程度で消失し、根本的な改善には至らず対症療法にとどまります。注射についても効果は一時的で、繰り返し注射が必要になる場合があります。注射部位の感染リスクや神経損傷のリスクも考慮する必要があります。

運動療法

継続的な取り組みが必要で、適切な指導者のもとで行わないと症状が悪化する可能性があります。個人の強い意志が必要とされるため、効果にばらつきが出てしまい、即効性は期待できません。

手術療法

手術による合併症のリスクがあり、術後のリハビリテーションも必要です。手術しても症状が完全に改善しない場合もあります。

お尻の痛みを改善するために

まずはあなたのお尻の痛みの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、お尻の痛みの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院でお尻の痛みが改善する理由

お尻の痛みの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

お尻の痛みのQ＆A

お尻の痛みは自然に治りますか？

急性の筋肉痛であれば自然治癒することもありますが、坐骨神経痛などの神経症状を伴う場合は適切な治療が必要です。放置すると慢性化し、治療期間が長くなる可能性があります。

お尻の痛みの人がやってはいけないことは？

長時間の同一姿勢、重い物の持ち上げ、急激な体の動き、炎症がある時の温熱療法は避けましょう。また、痛みを我慢して無理な運動を続けることも症状悪化の原因となります。

坐骨神経痛と診断されましたが手術は必要ですか？

多くの坐骨神経痛は保存療法で改善可能です。排尿・排便障害や著しい筋力低下がない限り、まずは身体のアライメント修正や神経の伝達改善を目指した治療をお勧めします。

湿布を貼る場所はどこが効果的ですか？

痛みの部位に応じてお尻の中央部や梨状筋部分に貼付します。ただし湿布は対症療法であり、根本原因である筋膜の捻じれや神経の圧迫を解除することが重要です。

夜中に痛みで目が覚めるのはなぜですか？

夜間痛は患部の炎症が原因です。神経を圧迫している筋肉の硬化が長期間続くことで炎症が生じ、安静時でも痛みが現れます。炎症を抑制しつつ根本原因の治療が必要です。

痛み止めが効かない場合はどうすればいいですか？

薬で改善しない痛みは、圧迫や神経伝達異常が強く起きている証拠です。三軸修正法や神経整体などで身体の根本的なバランスを整え、自然治癒力を高める治療が効果的です。

お尻の痛みで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術とお尻の痛みは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

お尻の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。