食欲不振

食欲不振とは

厚生労働省の2022年国民生活基礎調査によると食欲不振で悩む人は推定約108万人となっています。摂食障害に関する調査では、さらに多くの方が軽度の食欲不振を経験していることが報告されており、現代社会における深刻な健康問題となっています。

食欲不振とは、食べたいという気持ちが起こらない、または食べ物に対する関心や欲求が低下している状態のことです。通常であれば美味しそうに感じる食べ物に興味を示さなくなったり、いつもの量を食べることができなくなったりします。

単純な満腹感とは異なり、空腹感があっても食べたいと思えない状態が続くことが特徴です。なかでも働き盛りの20?50代の年齢層が高く、生活の質の低下、ストレス増大、生産性・作業効率に影響を及ぼします。

食欲不振の程度が軽くても日常的に起こるなら大きなストレスになりますし、放置してしまうと栄養不足が進行し、体力の低下や免疫機能の低下、筋肉量の減少につながってしまうこともあります。

最悪の場合、重度の栄養失調状態となり、心臓や肝臓などの重要な臓器に負担をかけ、生命に関わる危険性もあります。また、仕事のパフォーマンス低下や人間関係への影響、うつ状態の悪化など、生活の質が大幅に低下する前に早めに対処しておく必要があります。

食欲不振の原因

開院以来、当院には食欲不振でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、食欲不振の原因はひとつではないということです。

食欲不振の原因として次のものが挙げられます。

食欲不振はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、自律神経の乱れや消化機能の低下、栄養吸収機能の異常などが発生し、食欲不振が発症します。それは人によって違い、単に胃薬を服用したり食事量を増やすだけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。食欲不振でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

食欲不振への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

薬では根本的な原因解決にならず、副作用のリスクがあります。それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

原因疾患の治療・補液療法

症状が改善されても再発リスクがあり、継続的な薬物服用が必要になることが多いです。一時的な対症療法であり、根本的な食欲回復には繋がらない場合があります。

生活改善指導

具体的な実践方法の指導が不十分で、患者さん任せになりがちです。生活改善も根気よく継続できる人はごくわずかであり、万人向けの対処法とは言えません。

食欲不振を改善するために

まずはあなたの食欲不振の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院では東洋医学と西洋医学という多角的な視点から、食欲不振の根本原因を特定します。他に類を見ない充実した検査で、食欲不振の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で食欲不振が改善する理由

食欲不振の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

食欲不振のQ＆A

食欲不振は自然に治りますか？

軽度のストレス性食欲不振は環境改善とともに自然回復することもありますが、長期間続く場合は根本原因の改善が必要です。東洋医学的アプローチで体質改善を図ることで自然治癒力を高められます。

食欲不振の人がやってはいけないことは？

無理に大量の食事を摂取することや、刺激の強い食べ物、冷たすぎる・熱すぎる食べ物の摂取は避けてください。また、アルコールや過度のカフェインも胃腸に負担をかけるため控えましょう。

ストレス性食欲不振の回復期間は？

個人差がありますが、適切な治療により2-4週間で改善の兆しが見られることが多いです。当院では身体のアライメント調整と神経伝達の正常化により、より早期の回復を目指しています。

体重減少は危険ですか？

1ヶ月で体重の5%以上減少した場合は要注意です。栄養状態の悪化は免疫力低下や筋力減少を招くため、早期の対処が重要です。東洋医学的検査で体質を詳しく分析いたします。

無理にでも食べるべきですか？

無理な摂取は逆効果になることがあります。消化しやすい食べ物を少量ずつ、体調の良い時間帯に摂取することが大切です。当院では個人の体質に合わせた食事指導も行っています。

効果的なツボや運動はありますか？

足三里、中脘、内関などのツボが食欲改善に効果的です。また、軽いウォーキングや深呼吸も自律神経を整えます。当院では鍼灸治療と併せて、自宅でできるセルフケアもお教えします。

食欲不振で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と食欲不振は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

食欲不振は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。