突き指

突き指とは

スポーツ安全保険の傷害保険金支払件数だけでも年間166,207件という報告があります。

突き指は球技スポーツを中心に発生頻度が高く、バスケットボールやバレーボール、野球などの競技人口を考慮すると、年間数万人規模で発生していると推定されます。

突き指とは指先に強い衝撃や外力が加わることで起こるケガの総称です。バドミントンやバスケットボールなどの球技でボールが指に当たったり、転倒時に手をついたりする際に発生します。

軽く考えがちな症状ですが、関節周辺の靭帯や筋肉を動かす腱、さらには骨にまで損傷が及ぶ場合があります。

突き指を適切に治療せず放置してしまうと、関節の可動域制限や指の変形が起こりやすくなります。特に靭帯損傷や腱断裂を伴う場合、関節の安定性が失われて慢性的な痛みや腫れが続いてしまうのです。

骨折を見逃した場合には、骨の癒合不全により指が正常に動かなくなったり、関節の変形性変化が進行したりする恐れがあります。最悪の場合、指の機能が完全に失われてしまい、細かい作業や楽器演奏、スポーツなどの日常活動に永続的な支障をきたすこともあります。

突き指の原因

開院以来、当院には突き指でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、突き指の原因はひとつではないということです。

突き指の原因として次のものが挙げられます。

突き指は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

バドミントンやバレーボールなどでボールが指先に直接当たったり、転倒時に手をついた際に指先に強い衝撃が加わることが最も多い原因となっています。また重いドアに指を挟んだり、家具の角にぶつけたりする日常的な事故も引き金となります。

ストレッチや準備運動が不十分な状態でスポーツを行うと、関節や筋肉が硬く、衝撃に対する耐性が低下するため受傷リスクが高まります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。突き指は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

突き指への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

痛み止めは症状を一時的に抑えるだけで根本的な治癒にはつながらず、長期使用により胃腸障害や肝機能への影響が懸念されます。

身体はどんどん薬に慣れていきますから、より強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

固定療法

長期間の固定により関節が硬くなり、治療後に可動域制限が残る場合があります。また完全な安静により周囲筋肉の萎縮も起こりやすくなります。

固定期間の見極めが重要ですが、個人の状態に応じた適切な判断には専門的な知識が必要です。

手術療法

手術には感染リスクや麻酔リスクが伴い、術後の回復に時間がかかります。また完全に元の機能まで回復しない場合もあります。

突き指を改善するために

まずはあなたの突き指の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、突き指の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で突き指が改善する理由

突き指の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

突き指のQ＆A

突き指は自然に治りますか？

軽度の突き指であれば適切な処置により自然治癒しますが、靭帯損傷や骨折を伴う場合は専門的な治療が必要です。早期の適切な対応が重要です。

突き指の人がやってはいけないことは？

指を無理に動かしたり引っ張ったりすることは絶対に避けてください。また入浴やマッサージで血流を促進する行為も炎症を悪化させる可能性があります。

突き指と骨折の違いはどう見分けるの？

見た目では判断困難なことが多く、強い痛みや変形、指の動きの完全な制限がある場合は骨折の可能性があります。レントゲン検査での確認が必要です。

病院に行くタイミングはいつ？

受傷後すぐに受診することが理想的ですが、特に1週間以上痛みや腫れが続く場合、指の変形や変色がある場合は早急な受診をお勧めします。

湿布と痛み止めはどちらが効果的？

急性期には冷湿布による局所的な炎症抑制が有効です。痛み止めは全身への作用があるため、症状の程度に応じて使い分けることが大切です。

スポーツ復帰の目安は？

痛みがなく、患側と健側の握力差が10%以内に回復し、競技動作に支障がない状態になってからです。無理な早期復帰は再発のリスクを高めます。

突き指で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と突き指は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

突き指は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。