ジャンパー膝

ジャンパー膝とは

ジャンパー膝とは、膝のお皿（膝蓋骨）の下にある腱が炎症を起こして痛みが生じる症状です。バレーボールやバスケットボールなどのジャンプ動作を繰り返すスポーツや、サッカーのキック動作、ランニングなどで膝に負担をかけ続けることで発症します。

膝蓋腱炎とも呼ばれ、使いすぎによる慢性的なスポーツ障害の一つです。特に成長期の学生アスリートに多く見られ、全国中学校バレーボール選手権大会の強化指定選手を対象とした調査では、約5人に1人がジャンパー膝の症状を抱えているという報告があります。

全国のスポーツ活動を行う学生数を考慮すると、数万人規模の潜在的な患者がいると推定され、現代のスポーツ障害として深刻な問題となっています。

ジャンパー膝を放置すると、痛みが慢性化して日常生活にも支障をきたすようになります。炎症が進行すると腱に損傷が生じ、最悪の場合は腱の断裂に至る可能性があります。

スポーツパフォーマンスの著しい低下により競技を続けることが困難になり、将来的な競技生命に重大な影響を与えます。また、痛みをかばって他の部位に負担がかかり、二次的な障害を引き起こすリスクも高まります。

特に学生アスリートの場合、スポーツ推薦での進学や将来の競技活動に大きな影響を与える可能性があります。

ジャンパー膝の原因

開院以来、当院にはジャンパー膝でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、ジャンパー膝の原因はひとつではないということです。

ジャンパー膝の原因として次のものが挙げられます。

ジャンパー膝は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、膝蓋腱への過度な牽引力や炎症反応が発生し、ジャンパー膝が発症します。それは人によって違い、単に患部をマッサージしたり湿布を貼るだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。ジャンパー膝は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ジャンパー膝への対応として、次のようなものが一般的です。

安静とアイシング

長期間の安静は筋力低下を招き、復帰時に再発リスクが高まります。根本的な原因解決にはならず、一時的な症状緩和にとどまることが多いです。

また、競技復帰を急ぐあまり十分な休息を取らずに運動を再開し、症状が悪化するケースも見られます。

薬物療法

一時的な症状緩和にとどまり、薬の効果が切れると痛みが再発します。長期使用による副作用のリスクもあり、根本的な治療にはなりません。

特に成長期の学生にとって、継続的な薬物使用は身体への負担が懸念されます。

物理療法

効果に個人差があり、継続的な通院が必要で時間とコストがかかります。また、表面的な症状緩和にとどまり、根本原因への対処が不十分な場合があります。

運動療法

適切な指導なしに行うと症状が悪化する可能性があり、効果が現れるまで時間がかかります。個人の強い意志が必要とされるため、継続が困難な部分があります。

また、運動強度の調整が難しく、過度な負荷により症状が再発するリスクもあります。

ジャンパー膝を改善するために

まずはあなたのジャンパー膝の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、ジャンパー膝の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

東洋医学と西洋医学の両方の視点から、3種類の独自検査を行い症状の原因を明確にします。大腿四頭筋の柔軟性だけでなく、全身のアライメント異常や神経の伝達異常まで詳しく調べることで、一人一人に最適な治療計画を立てることができます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院でジャンパー膝が改善する理由

ジャンパー膝の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

三軸修正法やレインボー療法、神経整体などの技術を組み合わせた独自の施術により、身体の自然治癒力を最大限に引き出します。これにより、再発しにくい身体づくりを目指します。

アメリカでアスレチックトレーナーとして様々なスポーツ現場で経験を積んだ実績があり、スポーツ障害に対する深い知識と技術を持っています。

ジャンパー膝のQ＆A

ジャンパー膝は自然に治りますか？

軽度の場合は適切な休息により自然治癒することもありますが、多くの場合は専門的な治療とケアが必要です。放置すると慢性化するリスクが高いため早期の対処が重要です。

ジャンパー膝の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢してのジャンプ動作や激しい運動は絶対に避けてください。また、患部への過度なマッサージや不適切なストレッチも症状を悪化させる可能性があります。

どのくらいの期間で治りますか？

軽度なら2-4週間、中等度で1-3ヶ月、重度では6ヶ月以上かかることがあります。個人差が大きく、適切な治療を受けることで回復期間を短縮できます。

運動を完全に休む必要がありますか？

完全な安静は必ずしも必要ではありません。痛みのない範囲での軽い運動は血流改善に効果的です。ただし、ジャンプ動作は症状が改善するまで控えるべきです。

再発を防ぐにはどうすればいいですか？

大腿四頭筋の柔軟性維持、適切なウォームアップとクールダウン、正しいフォームでの動作習得、段階的な運動強度の調整が重要です。

サポーターやテーピングは有効ですか？

膝蓋腱への負担軽減に一定の効果があります。ただし、根本的な治療ではなく補助的な役割として使用し、依存しすぎないことが大切です。

ジャンパー膝で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術とジャンパー膝は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ジャンパー膝は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。