膝の痛み

膝の痛みとは

厚生労働省の調査によると、60歳以上で膝の痛みを患っている人数は約3,000万人と推定されており、これは日本人の全人口の4人に1人にあたります。

膝の痛みとは、膝関節やその周辺に生じる不快感や痛みの総称です。膝関節を構成する骨、軟骨、半月板、靭帯、筋肉、腱などの組織に何らかの異常が生じることで痛みが発生します。

歩行時や階段昇降時、立ち上がり動作などの日常生活動作で痛みを感じることが多く、進行すると安静時にも痛みを伴うようになります。特に中高年の方に多く見られる症状で、生活の質に大きな影響を与える可能性があります。

膝の痛みを放置すると、関節への負担が増加し症状が悪化する可能性があります。痛みをかばうような歩き方を続けることで、腰や股関節など他の部位にも影響が及び、全身のバランスが崩れてしまいます。

活動量の減少により筋力が低下し、膝を支える力が弱くなる悪循環が生じます。最終的には関節の変形が進行し、歩行困難となり日常生活に大きな支障をきたすようになります。

また、外出頻度の減少により社会的孤立感や心理的ストレスが増大し、生活の質が著しく低下する可能性があります。

膝の痛みの原因

開院以来、当院には膝の痛みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、膝の痛みの原因はひとつではないということです。

膝の痛みの原因として次のものが挙げられます。

膝の痛みは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、膝関節の可動域減少や膝周囲の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、膝の痛みが発症します。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。膝の痛みは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

膝の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期使用により胃腸障害や肝機能障害などの副作用が生じる可能性があります。根本的な治療ではなく対症療法のため、薬を中止すると症状が再発することがあります。

ヒアルロン酸注射

効果の持続期間が限定的で、定期的な注射が必要です。注射部位の感染リスクや一時的な痛みの増強が生じることもあります。

運動療法

継続的な運動が必要で、専門家の指導なしに行うと症状が悪化する可能性があります。効果を実感するまでに時間がかかることが多いです。

装具療法

根本的な治療ではなく、装具に依存してしまう可能性があります。長期使用により筋力低下を招くことがあります。

手術療法

手術に伴うリスクや合併症の可能性があります。術後のリハビリ期間が長期にわたり、完全な回復が保証されない場合があります。

膝の痛みを改善するために

まずはあなたの膝の痛みの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、膝の痛みの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で膝の痛みが改善する理由

膝の痛みの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

膝の痛みのQ＆A

膝の痛みは自然に治りますか？

軽度の炎症や一時的な負荷による痛みは安静により改善することがありますが、変形性膝関節症などの進行性疾患は自然治癒は困難で、適切な治療が必要です。

膝の痛みがある人がやってはいけないことは？

痛みを我慢して無理な運動を続けること、長時間の正座や深くしゃがむ動作、急激な体重増加、痛みを放置することは症状悪化の原因となります。

変形性膝関節症と膝関節症の違いは何ですか？

膝関節症は膝関節の痛みや機能障害の総称で、変形性膝関節症はその中でも軟骨の摩耗により関節が変形する進行性の疾患を指します。

膝の痛みは完治するのでしょうか？

原因により異なりますが、早期発見・早期治療により症状の改善や進行の抑制は可能です。完全な元の状態への回復は困難でも、日常生活に支障のないレベルまで改善できます。

膝の痛みに効果的な運動はありますか？

大腿四頭筋強化運動や水中ウォーキング、ストレッチングなどが効果的ですが、症状に応じた適切な運動選択と専門家の指導が重要です。

膝の痛みで手術が必要になるのはどんな場合ですか？

保存的治療で改善が見られず、日常生活に著しい支障をきたす場合や、関節の変形が高度に進行した場合に手術適応となることがあります。

膝の痛みは遺伝するのでしょうか？

変形性膝関節症には遺伝的要因が関与することがありますが、生活習慣や環境要因の影響も大きく、予防や早期対策により発症リスクを軽減できます。

膝の痛みを予防する方法はありますか？

適正体重の維持、適度な運動による筋力強化、正しい姿勢の維持、膝に負担をかけない動作の習得などが予防に効果的です。

膝の痛みで何科を受診すべきですか？

まずは整形外科を受診することをお勧めします。発熱を伴う場合は内科も併設された医療機関が望ましく、症状に応じて専門医への紹介も検討されます。

膝の痛みにサプリメントは効果がありますか？

グルコサミンやコンドロイチンなどのサプリメントは一定の効果が期待されますが、個人差があり、基本的な治療の補助的な位置づけとして考えるべきです。

膝の痛みで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と膝の痛みは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

膝の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。