ロコモティブシンドローム

ロコモティブシンドロームとは

厚生労働省の調査によるとロコモティブシンドロームの国内推計患者数は、予備軍を含めて4,700万人（男性2,100万人、女性2,600万人）と報告されています。

ロコモティブシンドロームとは骨や関節、筋肉などの運動器の衰えが原因で、立つ・歩くといった移動するための機能が低下している状態です。

この症状は単なる加齢による衰えとは異なり、日常生活に具体的な支障をきたしている状態を指します。特にロコモと関係が深い変形性膝関節症が2,530万人、変形性腰椎症が2,790万人という数字となっており、多くの方がこの症状に悩まされています。

ロコモティブシンドロームを放置すると運動量が低下し、寝たきりの状態が続くようになってしまいます。この状態が続くことで認知症や骨粗鬆症がさらに悪化し、より重篤なフレイルの状態へと進行していきます。

最終的には自立した生活ができなくなり、要介護状態となって家族への負担も大きくなります。また外出する機会が減ることで社会との繋がりが薄れ、気分が落ち込んで家に閉じこもりがちになる悪循環に陥ってしまいます。

ロコモティブシンドロームの原因

開院以来、当院にはロコモティブシンドロームでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、ロコモティブシンドロームの原因はひとつではないということです。

ロコモティブシンドロームの原因として次のものが挙げられます。

ロコモティブシンドロームは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、運動機能の低下や関節の可動域減少、筋肉・筋膜の緊張などが発生し、ロコモティブシンドロームが発症します。

年齢とともに骨量や筋肉量が減少し、現代では車やエレベーターの利用が増え、歩く機会が減っていることも大きな要因となっています。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。ロコモティブシンドロームは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ロコモティブシンドロームへの対応として、次のようなものが一般的です。

運動療法

継続的な運動を続ける必要があり、負荷を最適に保つためにプロフェッショナルのトレーナーや理学療法士と根気よく続ける必要があります。動きによっては悪化することもあり見極めが重要です。

薬物療法

薬物による根本的な改善は期待できず、一時的な症状緩和にとどまることが多くあります。長期使用による副作用のリスクも考慮する必要があります。

栄養指導

食事改善だけでは運動機能の向上には限界があり、運動と組み合わせなければ効果的な改善は期待できません。

生活指導

生活環境の変更には費用がかかることがあり、根本的な機能改善にはならないため対症療法的な側面が強くなります。

ロコモティブシンドロームを改善するために

まずはあなたのロコモティブシンドロームの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、ロコモティブシンドロームの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院でロコモティブシンドロームが改善する理由

ロコモティブシンドロームの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

ロコモティブシンドロームのQ＆A

ロコモティブシンドロームは自然に治りますか？

残念ながら自然に治ることはありません。適切な運動療法と栄養管理、必要に応じた施術により改善を図る必要があります。早期対応が重要です。

ロコモティブシンドロームの人がやってはいけないことは？

過度な安静は筋力低下を招くため避けるべきです。また痛みを我慢した無理な運動や、急激な負荷をかける動作も症状悪化の原因となります。

ロコモティブシンドロームと加齢による体力低下の違いは？

単なる加齢による衰えとは異なり、日常生活に具体的な支障をきたしている状態です。移動機能の低下により要介護リスクが高まる点が大きな違いです。

どの程度の運動をすれば改善しますか？

個人の状態により異なりますが、週3回程度のロコモーショントレーニングを3ヶ月継続することで効果が期待できます。専門家の指導のもと段階的に行うことが大切です。

手術を受けなくても改善できますか？

多くの場合、適切な運動療法と身体のアライメント調整により改善可能です。当院では独自の施術法で手術を避けたい方のサポートを行っています。

何科を受診すればよいですか？

整形外科が一般的ですが、運動器全体を総合的に診られる施設が理想的です。当院のような鍼灸整骨院でも専門的な対応が可能です。

ロコモティブシンドロームで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術とロコモティブシンドロームは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ロコモティブシンドロームは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。