生理痛

生理痛とは

生理痛とは、月経に関連して現れる下腹部の痛みのことです。医学的には「月経痛」と呼ばれます。

子宮が経血を体外に排出するために収縮することで起こる痛みです。時には吐き気、頭痛、腰痛なども伴い、日常生活に支障をきたすほど重い症状を「月経困難症」と呼びます。

厚生労働省の調査によると、対象者3,000人のうち約37%が生理痛の困難度が中程度以上であると回答しており、日本では数百万人の女性が生理痛に悩んでいると推定されます。

生理痛を放置すると、症状が徐々に悪化する可能性があります。子宮内膜症などの病気が隠れている場合、月経のたびに病変が進行し、新たな癒着が形成されて痛みがさらに増強します。

また、不妊症状が顕在化することも報告されており、長期間放置すると卵巣がんのリスクが一般女性よりも高くなる可能性もあります。慢性的な痛みによってうつ症状や生活の質低下につながる恐れもあるため、早めの対処が重要です。

生理痛の原因

開院以来、当院には生理痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、生理痛の原因はひとつではないということです。

生理痛の原因として次のものが挙げられます。

生理痛は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、子宮の収縮が過剰になったり血液循環が悪化したりします。それは人によって違い、単に薬で痛みを抑えたり温めるだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。生理痛は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

生理痛への対応として、次のようなものが一般的です。

鎮痛剤

長期間の使用で胃腸障害などの副作用のリスクがあり、根本的な原因の解決にはなりません。

身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

低用量ピル

血栓症のリスクや体重増加、気分の変化などの副作用があり、定期的な検査が必要で継続が難しい部分があります。個人の体質によっては効果にばらつきが出てしまいます。

ホルモンバランスへの不安から使用を躊躇される方も多く、万人向けの対処法とは言えません。

漢方薬

効果を実感するまでに時間がかかり、体質に合わない場合は効果が期待できません。継続的な服薬が必要で、費用面での負担も大きくなります。

ミレーナ

挿入時の痛みや不正出血、感染のリスクがあり、定期的な交換が必要です。また、挿入に対する心理的な抵抗感を持つ方も多いのが現状です。

生理痛を改善するために

まずはあなたの生理痛の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、生理痛の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で生理痛が改善する理由

生理痛の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

生理痛のQ＆A

生理痛は自然に治りますか？

軽度の機能性月経困難症であれば生活習慣の改善で軽減することもありますが、根本的な原因がある場合は適切な治療が必要です。放置すると悪化する可能性もあるため早めの対応をお勧めします。

生理痛の人がやってはいけないことは？

体を冷やすこと、過度なストレス、睡眠不足は症状を悪化させます。また、我慢しすぎて日常生活に支障をきたしている場合は放置せず専門医に相談することが重要です。

機能性月経困難症と器質性月経困難症の違いは？

機能性は特別な病気がない場合の生理痛で、器質性は子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が原因となる生理痛です。器質性の場合は原因疾患の治療が必要になります。

生理痛には必ず病気が隠れているのですか？

すべてではありませんが、日常生活に支障をきたすほどの強い痛みがある場合は子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が隠れている可能性があるため検査をお勧めします。

毎月鎮痛剤を飲んでも大丈夫ですか？

適切な量と頻度であれば問題ありませんが、効果が感じられない場合や使用量が増えている場合は他の治療法を検討する必要があります。専門医に相談して総合的な治療を受けましょう。

生理痛で婦人科を受診するタイミングは？

鎮痛剤が効かない、日常生活に支障がある、痛みが徐々に強くなっている、生理以外の時期にも痛みがある場合は早めに受診してください。我慢せずに相談することが大切です。

生理痛で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と生理痛は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

生理痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。