もやもや病

もやもや病とは

厚生労働省の特定疾患医療受給者証交付件数によると、もやもや病の患者数は約15,000人とされています。

人口10万人あたり約12人の割合で発症し、年間約1,000人の新規患者が確認されています。

もやもや病は、脳の血管に起こる珍しい病気です。脳の太い血管が徐々に細くなったり詰まったりすることで、脳に十分な血液が送られなくなります。その結果、脳が酸素不足になり、手足のしびれや頭痛、意識障害などの症状が現れます。

血管造影検査で見ると、細くなった血管の周りに新しくできた細い血管が「もやもや」とした煙のように見えることから、この名前が付けられました。小児から成人まで幅広い年齢層で発症しますが、特に5歳前後と30歳から40歳代にピークが見られます。

もやもや病を放置すると、脳梗塞や脳出血のリスクが高まります。軽度の症状から始まっても、次第に手足の麻痺が永続的になったり、言語障害、記憶障害が進行する可能性があります。

進行すると、最悪の場合重篤な脳卒中により生命に関わる状態となったり、重度の後遺症により日常生活が困難になることもあります。また、認知機能の低下により社会復帰が困難になるケースも報告されています。

手先の器用さが必要な職業の方では、症状の進行により仕事を続けることが困難になる場合もあります。家族との時間や趣味の活動にも大きな制約が生まれ、生活の質が著しく低下してしまうので早めに対処しておく必要があります。

もやもや病の原因

開院以来、当院にはもやもや病でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、もやもや病の原因はひとつではないということです。

もやもや病の原因として次のものが挙げられます。

もやもや病は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、脳血管の狭窄や閉塞、側副血行路の発達などが発生し、脳への血流不足が起こります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。もやもや病は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

もやもや病への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本的な血管狭窄の改善にはならず、症状の緩和にとどまります。

また、出血のリスクが高まる副作用があります。

外科的治療（バイパス手術）

全身麻酔による手術のため身体的負担が大きく、感染や出血などの合併症リスクがあります。また、効果が現れるまでに時間がかかることがあります。

対症療法

根本的な解決にはならず、長期間の服薬が必要となる場合があります。

リハビリテーション

継続的な通院が必要で、効果が現れるまでに長期間を要します。

もやもや病を改善するために

まずはあなたのもやもや病の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、もやもや病の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院でもやもや病が改善する理由

もやもや病の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

もやもや病のQ＆A

もやもや病は自然に治りますか？

残念ながらもやもや病が自然に治ることはありません。しかし、適切な治療と生活習慣の改善により症状の進行を抑え、生活の質を向上させることは可能です。

もやもや病の人がやってはいけないことは？

激しい運動や過度のストレス、脱水状態は避けてください。また、急激な血圧変動を起こす動作や、息を長時間止める行為も症状悪化の原因となります。

手術以外に改善方法はありますか？

当院では独自の施術法により血流改善と神経伝達の正常化を図り、症状の軽減を目指しています。東洋医学的アプローチも併用し、体質改善をサポートします。

症状が出た時の応急処置はありますか？

症状を感じたら安静にし、深呼吸をして落ち着きを保ってください。水分補給も大切です。ただし、重篤な症状の場合は速やかに医療機関を受診してください。

妊娠・出産に影響はありますか？

妊娠中は血流量が増加し症状が悪化する可能性があります。専門医との相談の上で、適切な管理を受けることが重要です。当院でも妊娠期のサポートを行います。

日常生活で気をつけることはありますか？

規則正しい生活リズムを保ち、適度な水分摂取を心がけてください。ストレス管理と軽い運動も症状改善に効果的です。当院では生活指導も行います。

子供にも遺伝する可能性はありますか？

遺伝的要因はありますが、必ず遺伝するわけではありません。約10%の確率で家族内発症が見られますので、定期的な検診をお勧めします。

どのような運動をしてもいいですか？

激しい運動は避け、ウォーキングやストレッチなど軽度の有酸素運動が適しています。当院では個々の状態に合わせた運動指導を行います。

ストレスとの関係はありますか？

ストレスは血管収縮を引き起こし、症状を悪化させる可能性があります。当院では東洋医学的アプローチでストレス軽減もサポートしています。

症状の進行を遅らせる方法はありますか？

適切な生活習慣と定期的な施術により、症状の進行を遅らせることは可能です。当院独自の施術法で血流改善と神経機能の正常化を図ります。

もやもや病で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術ともやもや病は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

もやもや病は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。