ネフローゼ症候群

ネフローゼ症候群とは

ネフローゼ症候群とは、腎臓の糸球体という血液をろ過する部分に障害が起こり、本来体内に留まるべきタンパク質が大量に尿中に漏れ出してしまう状態です。その結果、血液中のタンパク質が減少し、体内の水分バランスが崩れてむくみが生じます。

正常な人の尿中タンパク質は1日0.15g未満ですが、この病気では1日3.5g以上も排出されてしまいます。

日本腎臓学会の調査によると、日本におけるネフローゼ症候群の年間発症数は約4,600～5,200例と推定されており、厚生労働省の特定疾患として指定されています。

ネフローゼ症候群を放置すると、まず腎機能が徐々に低下し、最終的には末期腎不全に進行して透析治療が必要になる可能性があります。また、血液中のタンパク質減少により血液が固まりやすくなり、肺梗塞、心筋梗塞、脳梗塞などの血栓塞栓症を引き起こすリスクが高まります。

さらに免疫力が低下し、細菌感染症にかかりやすくなります。むくみが悪化すると胸水や腹水がたまり、呼吸困難や食欲不振などの生命に関わる症状が現れることもあります。

早期の適切な治療が将来の健康を左右する重要な要素となります。

ネフローゼ症候群の原因

開院以来、当院にはネフローゼ症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、ネフローゼ症候群の原因はひとつではないということです。

ネフローゼ症候群の原因として次のものが挙げられます。

ネフローゼ症候群はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

この複数の原因が引き金となり、腎臓の糸球体機能低下や免疫システムの異常、血液循環の障害などが発生し、ネフローゼ症候群が発症します。

それは人によって違い、単に薬物治療や食事制限だけでは、全ての問題は取り切れません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには東洋医学的な体質改善が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。ネフローゼ症候群でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ネフローゼ症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

ステロイド治療

長期使用により体重増加、骨粗鬆症、糖尿病、感染症のリスク増加などの副作用があり、減薬時に再発しやすいという問題があります。

それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

免疫抑制薬

免疫力が低下し感染症にかかりやすくなり、肝機能障害や腎毒性などの副作用のリスクがあります。個人の強い意志が必要とされるため、効果にばらつきが出てしまいます。

継続的な血液検査による監視が必要であり、万人向けの対処法とは言えません。

利尿薬

電解質バランスの異常や脱水、腎機能悪化のリスクがあり、根本的な治療ではありません。

食事療法

厳格な制限により生活の質が低下し、社会生活や家族との食事に支障をきたすことがあります。

ネフローゼ症候群を改善するために

まずはあなたのネフローゼ症候群の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院では東洋医学と西洋医学の両方の視点から、ネフローゼ症候群の根本的な改善を目指します。腎臓の機能低下は単独で起こるものではなく、全身の血液循環や自律神経の乱れ、免疫システムの異常が複雑に関わっています。

薬物治療だけでは対処できない体質的な問題に対して、鍼灸治療や整体により血液循環を改善し、自然治癒力を高めることで症状の根本改善を図ります。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院でネフローゼ症候群が改善する理由

ネフローゼ症候群の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

ネフローゼ症候群のQ＆A

ネフローゼ症候群は自然に治りますか？

原因によって異なりますが、小児の微小変化群では自然寛解することもあります。しかし多くの場合は適切な治療が必要で、放置すると腎機能が悪化する可能性が高いため、早期の治療開始が重要です。

ネフローゼ症候群の人がやってはいけないことは？

過度の塩分摂取、激しい運動、感染症のリスクが高い環境への立ち入り、医師の指示なしでの薬の中断などは避けるべきです。また、生ワクチンの接種も免疫抑制状態では危険です。

ステロイド治療はいつまで続ける必要がありますか？

症状や病型により異なりますが、通常は数ヶ月から数年間の治療が必要です。急激な中断は再発のリスクが高いため、医師の指導のもと徐々に減量していくことが大切です。

再発を繰り返すのはなぜですか？

免疫システムの異常や根本的な原因が完全に解決されていないことが多く、ストレスや感染症などの誘因により再発しやすい状態が続いているためです。体質改善が重要になります。

透析治療が必要になる可能性はどのくらいですか？

適切な治療を受けていれば透析に至る可能性は低いですが、治療に反応しない難治性の場合や放置した場合は腎不全に進行するリスクがあります。早期治療が予後を大きく左右します。

ネフローゼ症候群で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術とネフローゼ症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ネフローゼ症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。