タナ障害

タナ障害とは

タナ障害とは、膝のお皿と太ももの骨の間にある「タナ」と呼ばれる膜状の組織が炎症を起こす疾患です。このタナは本来胎児期に存在し成長とともに消失するものですが、日本人の約半数に残存しているとされています。

運動や外傷をきっかけに膝の曲げ伸ばし時に挟まれたり擦れたりして痛みや引っかかり感を生じます。特に10代から20代の若年層、中でもバスケットボール、バレーボール、野球などの膝の屈伸運動を繰り返すスポーツ選手に多く発症する傾向があります。

男性よりも女性の発症率が高いとされており、膝の内側に特徴的な痛みと引っかかり感が現れるのが特徴です。

タナ障害を放置すると、膝の曲げ伸ばしに支障が出て日常生活に大きな制約が生じます。階段の昇降やしゃがむ動作が困難になり、スポーツ活動の継続が不可能になる可能性があります。

さらに痛みをかばうことで反対側の膝や腰に負担がかかり、二次的な障害を引き起こすリスクが高まります。最悪の場合、膝関節の変形や慢性的な痛みに発展し、将来的に歩行困難や要介護状態につながる恐れもあります。

タナ障害の原因

開院以来、当院にはタナ障害でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、タナ障害の原因はひとつではないということです。

タナ障害の原因として次のものが挙げられます。

タナ障害は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、膝関節内での摩擦や炎症が発生し、タナ障害が発症します。それは人によって違い、単に安静にしたり痛み止めを使うだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。タナ障害は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

タナ障害への対応として、次のようなものが一般的です。

安静療法

長期間の運動中止により筋力低下や関節可動域制限が生じ、復帰時のパフォーマンス低下や再発リスクが高まります。特にスポーツ選手にとっては競技復帰への影響が大きく、適切なリハビリテーションが必要になります。

薬物療法

根本的な原因解決にならず、長期使用により胃腸障害や肝機能障害などの副作用のリスクがあります。また薬の効果が切れると再び症状が現れるため、根本的な改善には至りません。

物理療法

効果に個人差があり、症状の改善に時間を要する場合があります。継続的な通院が必要であり、費用と時間の負担が大きくなることもあります。

関節内注射・手術療法

注射は一時的な効果にとどまることが多く、繰り返し注射により感染や軟骨損傷のリスクがあります。手術は侵襲的な治療であり、術後の感染や癒着、完全な機能回復が得られない可能性があります。

タナ障害を改善するために

まずはあなたのタナ障害の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、タナ障害の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院でタナ障害が改善する理由

タナ障害の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

タナ障害のQ＆A

タナ障害は自然に治りますか？

軽度の場合は安静により自然治癒することもありますが、多くは適切な治療が必要です。放置すると慢性化や悪化のリスクが高まるため、早期の専門的な対応をお勧めします。

タナ障害の人がやってはいけないことは？

膝の屈伸を伴う激しい運動や深いしゃがみ込み、正座などは症状を悪化させる可能性があります。痛みを我慢しての運動継続は炎症を長引かせるため避けるべきです。

タナ障害と半月板損傷の違いは何ですか？

タナ障害は滑膜ヒダの炎症、半月板損傷は軟骨組織の損傷です。症状は似ていますが、発症部位と治療法が異なるため、正確な診断が重要になります。

タナ障害は手術しないと治らないのですか？

多くの場合、適切な保存的治療により改善が期待できます。当院では独自の施術法により、手術を避けて根本的な改善を目指すアプローチを行っています。

タナ障害の痛みはどのくらい続きますか？

適切な治療を行えば数週間から数ヶ月で改善することが多いです。ただし個人差があり、症状の程度や治療への反応により期間は変わります。

タナ障害でもスポーツを続けることはできますか？

症状の程度により判断が必要です。軽度であればテーピングなどの保護下で可能な場合もありますが、悪化を防ぐため専門家の指導下で行うことが重要です。

タナ障害で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術とタナ障害は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

タナ障害は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。