起立性低血圧症

起立性低血圧症とは

起立性低血圧症とは、横になった状態から立ち上がったときに血圧が大きく下がってしまい、脳への血流が不足することで様々な症状が現れる病気です。

立ち上がって3分以内に収縮期血圧が20mmHg以上、または拡張期血圧が10mmHg以上低下した場合に診断されます。健康な人は立ち上がると一時的に血圧が下がりますがすぐに回復しますが、この病気では血圧の回復が遅れたり不十分だったりします。

正確な患者数は明確に示されていませんが、高血圧治療を受けている患者数が2017年時点で約4300万人いることから、血圧に関する疾患で悩む人の数は相当数に上ると推測されます。特に高齢者や降圧薬を服用している患者、糖尿病患者に多く見られる傾向があります。

起立性低血圧症を放置すると、まず日常生活の質が著しく低下します。転倒リスクが高まり骨折などの外傷を負う可能性があります。

症状が進行すると外出や社交活動が困難になり、自立性が低下して介助が必要になる場合もあります。最も深刻なケースでは、脳への血液供給が極端に減少し失神や意識不明に陥る危険があり、血圧が急激に低下するとショック状態となり多臓器不全を引き起こし生命に関わる場合もあります。長期的には心臓や腎臓などの重要な器官に負担をかけ続けることになります。

起立性低血圧症の原因

開院以来、当院には起立性低血圧症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、起立性低血圧症の原因はひとつではないということです。

起立性低血圧症の原因として次のものが挙げられます。

起立性低血圧症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、血圧調節機能に異常が起こり、立ち上がり時の血液循環が正常に働かず脳への血流が不足することで様々な症状が発症します。人によって原因が異なるため、単に血圧を上げる薬だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。起立性低血圧症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

起立性低血圧症への対応として、次のようなものが一般的です。

昇圧薬

副作用として動悸や高血圧、血管への負担増加があり、個人差により効果にばらつきがあります。長期服用による身体への影響も懸念され、薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

血液量を増やす薬

高血圧やミネラルバランスの乱れ、手足や顔のむくみなどの副作用があり、慢性感染症のある方は使用できません。効果が実感できるまでに時間がかかり、継続的な自己管理が必要です。

生活習慣の改善

継続的な自己管理が必要で、効果が実感できるまでに時間がかかります。個人の生活スタイルによっては実行が困難で、万人向けの対処法とは言えません。

弾性ストッキング

着用の煩わしさや皮膚のかぶれ、圧迫感による不快感があり、長期間の使用が必要です。根本的な改善ではなく対症療法に留まります。

起立性低血圧症を改善するために

まずはあなたの起立性低血圧症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、起立性低血圧症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で起立性低血圧症が改善する理由

起立性低血圧症の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、病院や整体で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

起立性低血圧症のQ＆A

起立性低血圧症は自然に治りますか？

原因によって異なりますが、薬剤性や脱水が原因の場合は改善可能です。しかし自律神経障害が原因の場合は完治が困難で、適切な治療と生活管理により症状をコントロールしていく必要があります。

起立性低血圧症の人がやってはいけないことは？

急激な立ち上がり、長時間の入浴、高温環境での活動、過度な飲酒、脱水を招く行為は避けてください。また処方薬を自己判断で中止することも危険です。

薬を飲んでも症状が改善しないのはなぜですか？

薬の種類や量が適切でない、根本的な原因が治療されていない、生活習慣の改善が不十分などの理由が考えられます。医師と相談し治療方針の見直しが必要かもしれません。

どのくらいの期間で症状が改善されますか？

個人差がありますが、適切な治療開始後数週間から数ヶ月で症状の軽減を実感される方が多いです。ただし根気よく継続的な治療が必要な場合がほとんどです。

何科を受診すればよいのでしょうか？

まずは内科やかかりつけ医を受診し、必要に応じて循環器内科や神経内科への紹介を受けることをおすすめします。原因によって専門科が異なるため適切な診断が重要です。

日常生活で気をつけるべきポイントはありますか？

水分と塩分の適度な摂取、ゆっくりとした動作、規則正しい生活リズム、適度な運動、ストレス管理を心がけてください。また弾性ストッキングの着用も効果的です。

起立性低血圧症で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と起立性低血圧症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

起立性低血圧症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。