RSD

RSD（複合性局所疼痛症候群）とは

RSD（複合性局所疼痛症候群）は、外傷や手術後に発生する慢性的な痛みの病気です。軽い怪我の後に、通常よりもはるかに強い痛みが長期間続くのが特徴。皮膚の色の変化、腫れ、温度変化などの症状を伴います。

神経系の異常により、本来なら治癒すべき部位で痛み信号が過剰に発生し続ける状態です。

日本においては特に40-60代の女性に多く見られる傾向があります。海外の研究では人口10万人あたり年間5-26例の発症率が報告されており、決して珍しい病気ではありません。

RSDを放置すると痛みは慢性化し、関節の拘縮や筋肉の萎縮が進行します。日常生活動作が著しく制限され、仕事や家事が困難になってしまいます。

特に手や腕に症状が現れた場合、パソコン業務や細かい作業が全くできなくなり、職場復帰が困難になることも。精神的ストレスから抑うつ状態に陥る場合もあります。最悪の場合、患部の機能が完全に失われ、車椅子生活や寝たきり状態に至る可能性もあるのです。

RSDの原因

開院以来、当院にはRSDでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、RSDの原因はひとつではないということです。

RSDの原因として次のものが挙げられます。

RSDは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、神経系の異常により痛み信号が過剰に発生し続けます。骨折や捻挫、手術などで末梢神経が損傷されることで異常な痛み信号が発生するのです。また自律神経のバランスが崩れることで血管収縮や発汗異常が起こり痛みが増強されます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。RSDは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

RSDへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

副作用として眠気、めまい、体重増加などが現れ、長期服用により依存性の問題も生じる可能性があります。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

神経ブロック

一時的な効果にとどまることが多く、繰り返し施術が必要で、感染や神経損傷のリスクも伴います。根本的な解決にはならず、効果の持続期間にも個人差があります。

理学療法

痛みが強い急性期には実施困難で、不適切な運動により症状が悪化する場合があります。継続的な通院が必要で、効果を実感するまでに時間がかかることも多いです。

RSDを改善するために

まずはあなたのRSDの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、RSDの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院でRSDが改善する理由

RSDの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、神経ブロックで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

RSDのQ＆A

RSDは自然に治りますか？

残念ながら自然治癒は困難で、適切な治療介入が必要です。早期治療により症状の進行を抑え、機能改善が期待できます。当院では神経系にアプローチした根本治療で改善を目指します。

RSDの人がやってはいけないことは？

患部への強い刺激や無理な動作は避けてください。ストレス過多や睡眠不足も症状を悪化させる要因となります。日常生活での注意点については詳しくご指導いたします。

なぜ軽い怪我からこんなに激しい痛みになったのか？

神経系の異常反応により、本来なら治癒すべき組織で痛み信号が過剰に発生し続けているためです。当院の検査により詳しい原因を特定し説明いたします。

痛みはいつまで続くのでしょうか？

個人差がありますが、適切な治療により数ヶ月から数年で改善が期待できます。早期治療ほど予後は良好です。治療計画を立てて段階的に改善していきます。

薬を飲み続けても大丈夫ですか？

医師の指導下であれば安全ですが、定期的な見直しと副作用の監視が重要です。当院では薬に頼らない根本治療を提供しています。

仕事復帰はできるのでしょうか？

症状の程度により異なりますが、適切な治療とリハビリにより多くの方が職場復帰を果たしています。段階的な復帰プランもご提案いたします。

手術以外の治療方法はありますか？

鍼灸治療、神経整体、理学療法など多様な選択肢があります。患者さんに合った治療法を選択することが重要です。当院では手術を避けたい方の治療実績も豊富です。

天気で痛みが変わるのはなぜですか？

気圧変化により血管や神経の状態が変化し、痛みの感じ方に影響を与えるためと考えられています。天候に左右されない体質改善も治療目標の一つです。

完全に元の状態に戻ることは可能ですか？

早期治療により大幅な改善は期待できますが、完全回復の保証は困難です。症状の管理と生活の質の向上を目指して治療を行います。

RSDで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術とRSDは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

RSDは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。