脊髄小脳変性症

脊髄小脳変性症とは

脊髄小脳変性症は、脳の小脳や脊髄の神経細胞が徐々に減少することで起こる病気の総称です。体を動かすことはできるものの、バランスを取ったり、手足を思うように動かしたりすることが困難になります。

歩行時のふらつき、手の震え、言葉が話しにくくなるなどの症状が現れ、これらを運動失調症状と呼びます。症状は個人差がありますが、日常生活に大きな影響を与える可能性があります。

現在、日本国内には約3万人を超える患者さんがいらっしゃいます。決して珍しい病気ではありません。

症状が進行すると、転倒による骨折や外傷のリスクが高まります。嚥下機能の低下により誤嚥性肺炎を起こす可能性があり、生命に関わる合併症を引き起こすことがあります。

また、歩行困難により外出が制限され、社会的な孤立や筋力低下の悪循環に陥る可能性があります。最終的には車椅子生活や寝たきり状態になるリスクもあります。早期の適切な対処により、症状の進行を遅らせることが重要です。

脊髄小脳変性症の原因

開院以来、当院には脊髄小脳変性症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、脊髄小脳変性症の原因はひとつではないということです。

脊髄小脳変性症の原因として次のものが挙げられます。

脊髄小脳変性症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

約3分の1が遺伝性で、特定の遺伝子変異により神経細胞の変性が起こります。残りの約3分の2は遺伝歴がなく、原因が特定できない孤発性です。生活習慣や環境要因との明確な関連は現在のところ判明していません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。脊髄小脳変性症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

脊髄小脳変性症への対応として、次のようなものが一般的です。

TRH製剤による薬物療法

根本的な治療ではなく症状の緩和に留まり、効果には個人差があります。副作用として吐き気や眠気が現れることがあります。

それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

対症療法・リハビリテーション

症状の進行を止めることはできず、一時的な症状軽減に留まります。継続的な通院が必要で、効果を実感するまでに時間がかかります。専門施設が限られているため通院が困難な場合があります。

個人の強い意志が必要とされるため、効果にばらつきが出てしまいます。万人向けの対処法とは言えません。

ロボットスーツ療法

導入している医療機関が限られており、高額な費用がかかる場合があります。

脊髄小脳変性症を改善するために

まずはあなたの脊髄小脳変性症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、脊髄小脳変性症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で脊髄小脳変性症が改善する理由

脊髄小脳変性症の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

脊髄小脳変性症のQ＆A

脊髄小脳変性症は自然に治りますか？

現在のところ完全に治癒する治療法は確立されていませんが、適切な治療とリハビリにより症状の進行を遅らせ、生活の質を向上させることは可能です。早期からの継続的な治療が重要になります。

脊髄小脳変性症の人がやってはいけないことは？

転倒リスクを高める行動は避けるべきです。暗い場所での歩行、段差のある場所での急な動き、アルコールの過度な摂取などは症状を悪化させる可能性があります。

遺伝性と非遺伝性の違いは何ですか？

遺伝性は家族歴があり特定の遺伝子変異が原因です。非遺伝性は家族歴がなく原因不明の孤発性で、約3分の2を占めます。症状や治療法に大きな違いはありません。

症状の進行速度はどの程度ですか？

個人差がありますが、一般的に非常にゆっくりと進行します。急激な悪化は稀で、数年から数十年かけて徐々に症状が現れます。適切な治療により進行を遅らせることができます。

運動はした方がよいのでしょうか？

適度な運動は筋力維持と症状改善に効果的です。ただし、転倒リスクを考慮し、専門家の指導のもとで安全に行うことが重要です。水中歩行などが推奨されます。

完治する可能性はありますか？

現在のところ完治は困難ですが、症状の進行を遅らせ、生活の質を維持・改善することは十分可能です。新しい治療法の研究も進んでおり、将来への希望を持つことができます。

脊髄小脳変性症で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と脊髄小脳変性症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

脊髄小脳変性症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。