シーバー病

シーバー病とは

シーバー病（踵骨骨端症）は、成長期の子供のかかとの骨に起こる炎症性の疾患です。10歳前後の子供に多く見られ、特にスポーツ活動を行っている子供に頻発します。

かかとの骨の成長軟骨部分にアキレス腱や足底筋膜からの引っ張る力が継続的に加わることで炎症が生じます。成長期特有の骨の構造的な脆さが関係しており、大人のかかとの痛みとは異なる疾患です。

全国で年間約10万人の子供がシーバー病に悩んでいると推定されています。特にサッカーやバスケットボールなど走る・跳ぶ動作の多いスポーツでは約15-20%の子供が経験するとされています。

シーバー病を適切に対処せずに放置すると、痛みが慢性化してスポーツや日常生活に大きな支障をきたします。痛みを避けるためのつま先歩きが習慣化すると、膝や腰など他の関節に負担がかかり新たな痛みの原因となってしまいます。

また、不自然な動作パターンが定着することで、将来的な運動能力の向上に制限が生じる可能性があります。長期間のスポーツ休止により競技レベルの低下や、他の部位への二次的な障害を引き起こすリスクも高まります。

最悪の場合、お子さんの大切な成長期におけるスポーツをする機会を奪ってしまい、心身の健全な発達に悪影響を与える恐れがあります。

シーバー病の原因

開院以来、当院にはシーバー病でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、シーバー病の原因はひとつではないということです。

シーバー病の原因として次のものが挙げられます。

シーバー病は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、かかとの成長軟骨部分への過度なストレスや炎症反応が発生し、シーバー病が発症します。それは人によって違い、単に安静にしたり湿布を貼るだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。シーバー病は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

シーバー病への対応として、次のようなものが一般的です。

安静・運動制限

長期間のスポーツ休止により体力低下や技術的な遅れが生じ、チーム活動から取り残される可能性があります。お子さんにとって大切な成長期の貴重な時間を失ってしまうリスクもあります。

アイシング療法・理学療法

一時的な痛みの軽減効果はありますが、根本的な原因解決には至らず、再発のリスクが残ります。継続的な通院が必要で、効果を実感するまでに時間がかかり、子供のモチベーション維持が困難な場合があります。

消炎鎮痛剤の処方

症状を一時的に抑えるだけで根本治療にはならず、長期使用による副作用のリスクがあります。成長期の子供への薬物使用は慎重に検討する必要があります。

シーバー病を改善するために

まずはお子さんのシーバー病の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、シーバー病の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。成長期の子供の身体は大人とは異なる特徴があるため、専門的な知識と経験が必要です。

東洋医学と西洋医学の両方の視点から、お子さんの身体のアライメント異常や神経の伝達異常を詳しく調べます。その上で、三軸修正法やレインボー療法、神経整体といった独自の施術技術を組み合わせて治療を行います。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院でシーバー病が改善する理由

シーバー病の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。成長期の子供は身体の変化が激しく、症状の波も大人とは異なります。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

単なる対症療法ではなく、なぜシーバー病が発症したのかという根本原因にアプローチすることで、再発を防ぎながら確実な改善を目指します。お子さんが安心してスポーツに復帰できるよう、段階的な復帰プログラムもご提案いたします。

シーバー病のQ＆A

シーバー病は自然に治りますか？

成長とともに骨が完成すれば症状は改善しますが、適切な対処をしないと慢性化や他の部位への影響が生じるため、早期の専門的な治療をお勧めします。

シーバー病の子供がやってはいけないことは？

痛みがある状態での無理な運動継続、硬い地面での激しい運動、不適切な靴での活動は避けるべきです。痛みを我慢することが最も危険です。

どのくらいの期間でスポーツに復帰できますか？

適切な治療を行えば2-4週間程度での復帰が可能ですが、個人差があります。当院では段階的な復帰プログラムで安全な競技復帰をサポートしています。

シーバー病は再発しやすいのですか？

根本原因を改善しないと再発リスクが高くなります。当院では身体のアライメント修正により再発予防に重点を置いた治療を行っています。

成長痛とシーバー病の違いは何ですか？

成長痛は不定期で患部に炎症がありませんが、シーバー病は特定部位の炎症による継続的な痛みで、圧痛や腫れを伴うことが特徴です。

両足同時にシーバー病になることはありますか？

約30%の子供で両足に症状が現れます。片足をかばうことで反対側に負担がかかりやすくなるため、早期の両足評価が必要です。

シーバー病の予防方法はありますか？

適切なウォーミングアップ、ストレッチング、適度な運動量の調整、適切な靴選びが予防に効果的です。定期的な身体チェックも重要です。

大人になってもシーバー病の影響は残りますか？

適切に治療すれば成長完了後に影響が残ることはありませんが、不適切な対処により動作パターンの異常が残る可能性があります。

シーバー病の治療に手術は必要ですか？

シーバー病で手術が必要になることは極めて稀です。保存的治療で十分改善可能であり、当院でも手術を必要とした症例はありません。

シーバー病で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術とシーバー病は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

シーバー病は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。シーバー病が改善されることで、お子さんは再び活発な日常生活を取り戻すことができます。痛みによる制限がなくなることで、心身ともに健やかな成長を続けることが可能になります。

また、適切な治療により正しい身体の使い方を身につけることで、将来的な怪我の予防にもつながります。お子さんの笑顔と保護者の方の安心のために、当院が全力でサポートいたします。

一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。