肩の痛み

肩の痛みとは

肩の痛みとは、肩関節やその周辺の筋肉、腱、靭帯に生じる痛みの総称です。腕の付け根部分から肩甲骨周辺まで幅広い範囲で発生し、動作時の痛みから安静時の痛みまで様々な症状を含みます。

特に肩を動かしたときに痛みが強くなることが特徴的で、日常生活の多くの動作に支障をきたす症状です。肩関節は人体で最も可動域の広い関節であるため、複雑な構造をしており、様々な原因で痛みが生じやすい部位でもあります。

厚生労働省による国民生活基礎調査では、肩周辺の症状は非常に多くの人が抱える問題として報告されており、特に肩関節周囲炎（五十肩）については、50～60歳代を中心に発症し、一般的に女性に多く見られる傾向があります。

肩の痛みを放置すると、関節の拘縮が進行し、肩の可動域がさらに制限されます。特に腱板断裂などの場合、断裂部位が拡大し、最終的には肩がまったく上がらない偽性肩麻痺の状態になる可能性があります。

また、肩関節の軟骨が徐々にすり減って変形性関節症に進行し、慢性的な痛みと機能障害が残る恐れがあります。夜間痛により睡眠障害も悪化し、日常生活全般に深刻な影響を与える可能性があります。

痛みをかばうことで他の部位にも負担がかかり、首や背中の痛みなど二次的な症状を引き起こすリスクも高まります。

肩の痛みの原因

開院以来、当院には肩の痛みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、肩の痛みの原因はひとつではないということです。

肩の痛みの原因として次のものが挙げられます。

肩の痛みは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、肩関節の可動域減少や肩周辺の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、肩の痛みが発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。肩の痛みは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

肩の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

肩関節周囲の拘縮や癒着には直接作用せず、根本的な改善が期待できない場合があります。薬によっては眠くなったり、運転や仕事に支障が出てしまうことも多いです。

それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

注射療法

一時的な効果に留まることが多く、繰り返し施術が必要になる場合があります。根本的な原因の解決にはならないため、効果の持続性に限界があります。

物理療法・運動療法

症状の改善には長期間を要し、継続的な通院が必要となります。適切な負荷調整が困難で、間違った方法では症状が悪化する可能性があります。個人の強い意志が必要とされるため、効果にばらつきが出てしまいます。

手術療法

身体への負担が大きく、術後のリハビリ期間も長期間必要となります。手術を行っても完全に元の状態に戻るとは限らず、リスクを伴う治療法です。

肩の痛みを改善するために

まずはあなたの肩の痛みの原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、肩の痛みの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で肩の痛みが改善する理由

肩の痛みの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

肩の痛みのQ＆A

肩の痛みは自然に治りますか？

肩関節周囲炎は1年半から2年で自然治癒するとされていますが、最近の研究では半数近くの患者さんに長期間痛みが残るという報告もあり、適切な治療を受けることをお勧めします。

肩の痛みの人がやってはいけないことは？

痛みを我慢して無理に肩を動かすことや、重いものを持ち上げる動作は避けてください。また長時間同じ姿勢を続けることも症状悪化の原因となります。

五十肩と腱板断裂の違いは何ですか？

五十肩は関節包の炎症による拘縮が主体で、腱板断裂は筋肉の断裂による筋力低下が特徴です。MRI検査により正確な診断が可能です。

肩の痛みはどのくらいの期間続きますか？

症状や原因により異なりますが、適切な治療を行えば数週間から数ヶ月で改善することが多いです。放置すると長期化する可能性があります。

肩の痛みに効果的なストレッチはありますか？

症状に応じた適切なストレッチが重要で、間違った方法では悪化する可能性があります。専門家の指導を受けることをお勧めします。

肩の痛みで夜眠れないときはどうすればいいですか？

痛む側を上にして横向きに寝る、枕を抱えて寝るなどの工夫が有効です。根本的な解決には専門的な治療が必要です。

肩の痛みは完治しますか？

適切な診断と治療により多くの場合改善が期待できます。早期の治療開始が完治への近道となります。

肩の痛みの原因を調べるにはどんな検査が必要ですか？

レントゲン検査、MRI検査、超音波検査などにより詳細な診断が可能です。症状に応じて必要な検査を選択します。

肩の痛みで手術が必要になるのはどんな場合ですか？

広範囲の腱板断裂や保存療法で改善しない重篤な症状の場合に検討されます。多くの場合は保存療法で改善が期待できます。

肩の痛みを予防する方法はありますか？

正しい姿勢の維持、適度な運動、肩周りの筋力強化、ストレス管理などが予防に効果的です。定期的なメンテナンスも重要です。

肩の痛みで悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と肩の痛みは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

肩の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。