腰椎すべり症

腰椎すべり症とは

腰椎すべり症とは、腰の骨である腰椎が前後方向にずれてしまう疾患です。正常な状態では腰椎はきれいに並んでいますが、何らかの原因により隣接する椎骨が前方にずれることで神経を圧迫し、腰痛や足の痛み・しびれを引き起こします。

腰椎は通常5個あり、その中でも第4番目と第5番目の間でずれが生じることが最も多いとされています。この症状は年齢や性別を問わず発症する可能性がありますが、特に中高年女性に多く見られる傾向があります。

疲労骨折を伴う「分離すべり症」と加齢による椎間板の変性が原因の「変性すべり症」の2種類に大きく分けられます。症状が進行すると日常生活に大きな支障をきたし、生活の質が著しく低下する恐れがあります。

腰椎すべり症を放置すると症状は徐々に進行し、最初は軽い腰痛だったものが慢性的な激痛に変わってしまいます。骨のズレが神経を圧迫し続けることで、足の感覚異常や筋力低下が起こり、歩行困難になる可能性があります。

さらに恐ろしいのは、足の痛みやしびれが日常生活の活動を制限し、外出することが億劫になってしまうことです。趣味を諦めたり、友人との付き合いが減ったりして、生活の楽しみが奪われてしまいます。最終的には歩行が困難になり、寝たきり状態に陥る危険性もあります。

腰椎すべり症の原因

開院以来、当院には腰椎すべり症でお困りの方が数多く来院されています。これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、腰椎すべり症の原因はひとつではないということです。

腰椎すべり症の原因として次のものが挙げられます。

腰椎すべり症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

加齢により椎間板の柔軟性が失われたり、成長期のスポーツで腰に過度な負担をかけたりすることで発症リスクが高まります。この複数の原因が引き金となり、腰椎の安定性低下や周囲筋肉の緊張などが発生し、症状が現れます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。腰椎すべり症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

腰椎すべり症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期服用による胃腸障害や肝機能への影響があり、根本的な治療にはならず症状の一時的な緩和にとどまります。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

物理療法

物理療法では効果の持続性が限定的で、継続的な通院が必要となり、症状によっては悪化する場合もあります。

運動療法・リハビリテーション

継続的な運動を続ける必要があり、専門家の指導の下で根気よく続ける必要があります。動きによっては症状が悪化することもあり適切な判断が重要です。個人の強い意志が必要とされるため、効果にばらつきが出てしまいます。

コルセット装着

コルセット装着では長期間の装着により筋力低下を招く可能性があり、依存性が生じて外せなくなる場合もあります。

ブロック注射

効果が一時的で繰り返し注射が必要となり、感染リスクや神経損傷の可能性があります。

手術療法

感染症や神経損傷、再発のリスクがあり、長期の入院やリハビリが必要で回復まで時間がかかります。

腰椎すべり症を改善するために

まずはあなたの腰椎すべり症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、腰椎すべり症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で腰椎すべり症が改善する理由

腰椎すべり症の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

腰椎すべり症のQ＆A

腰椎すべり症は自然に治りますか？

軽度の場合は保存療法により症状の改善が期待できますが、すべった骨が元の位置に戻ることはありません。適切な治療により症状の進行を防ぎ、痛みの軽減を図ることが重要です。

腰椎すべり症の人がやってはいけないことは？

腰を後ろに反らす動作、重い物を持ち上げる、長時間の前かがみ姿勢は避けてください。これらの動作は椎体のずれを悪化させ、神経圧迫を強める可能性があります。

分離すべり症と変性すべり症の違いは何ですか？

分離すべり症は成長期のスポーツによる疲労骨折が原因で、変性すべり症は加齢による椎間板の変性が原因です。症状や治療法に違いがあるため適切な診断が必要です。

腰椎すべり症は完治しますか？

骨の構造的な問題は完全には元に戻りませんが、適切な治療により症状の大幅な改善は可能です。当院では症状の根本原因にアプローチし、日常生活に支障のない状態を目指します。

手術をしないで治療することは可能ですか？

はい、可能です。当院では東洋医学と西洋医学を組み合わせた独自の治療法により、多くの患者様が手術を回避して症状の改善を実現されています。まずは保存療法をお試しください。

腰椎すべり症の人はどんな運動をしてはいけませんか？

腰を反らす動作を含む運動、ジャンプ系の運動、重量挙げなどは避けてください。適切な運動療法は症状改善に有効ですので、専門家の指導の下で安全に行うことが重要です。

腰椎すべり症で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と腰椎すべり症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

腰椎すべり症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。