スティッフパーソン症候群

スティッフパーソン症候群とは

スティッフパーソン症候群は筋肉を緩める働きをする脳や脊髄の神経系が正常に機能しなくなることで、筋肉が硬くこわばってしまう病気です。主に体幹や腹部の筋肉が徐々に硬くなり、音や光などの刺激によって激痛を伴う筋肉の痙攣が起こることが特徴的な症状です。

この病気は自己免疫疾患の一種で、体が自分の神経組織を攻撃してしまうことが原因と考えられています。

我が国における推定患者数は約257人と非常にまれな疾患で、人口10万人あたり0.2人という低い罹患率を示しています。診断がつくまでに長期間を要することも多く、患者さんは適切な治療を受けられずに苦しまれることがあります。

スティッフパーソン症候群は進行性の疾患のため、治療をせずに放置すると症状が徐々に悪化していきます。初期は体幹部分の筋肉のこわばりから始まりますが、最終的には全身に筋硬直が広がり歩行困難となってしまいます。

さらに進行すると呼吸筋にも影響が及び、自力での呼吸が困難になることがあります。日常生活の動作が制限されることで社会生活から孤立し、精神的な負担も大きくなってしまいます。

最悪の場合、寝たきり状態になってしまうこともあり、患者さんとご家族の生活に深刻な影響を与える可能性があります。

スティッフパーソン症候群の原因

開院以来、当院にはスティッフパーソン症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、スティッフパーソン症候群の原因はひとつではないということです。

スティッフパーソン症候群の原因として次のものが挙げられます。

スティッフパーソン症候群は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、筋肉を緩める神経系の機能不全や持続的な筋収縮などが発生し、症状が発症します。それは人によって違い、単に薬物療法だけでは全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。スティッフパーソン症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

スティッフパーソン症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期間の服用が必要で、眠気や認知機能の低下などの副作用があります。また完全に症状を抑制することは困難で、身体がどんどん慣れていきますから強い薬が必要となります。

さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

免疫グロブリン製剤・コルチコステロイド治療

効果は一時的で定期的な投与が必要になり、医療費が高額になります。また効果に個人差があり、長期使用により感染症のリスク増加、骨粗鬆症などの深刻な副作用が生じる可能性があります。

免疫系を抑制することによる感染症リスクが高まります。

血漿交換療法

侵襲的な治療で感染症のリスクがあり、頻繁な通院が必要になります。効果が不確実で継続が難しい部分があります。

スティッフパーソン症候群を改善するために

まずはあなたのスティッフパーソン症候群の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、スティッフパーソン症候群の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院でスティッフパーソン症候群が改善する理由

スティッフパーソン症候群の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

スティッフパーソン症候群のQ＆A

スティッフパーソン症候群は自然に治りますか？

残念ながら自然治癒は期待できない進行性の疾患です。しかし適切な治療により症状をコントロールし、生活の質を向上させることは可能です。早期発見と継続的な治療が重要です。

スティッフパーソン症候群の人がやってはいけないことは？

急激な動作や大きな音、強い光など症状を誘発する刺激を避けることが大切です。また勝手に薬の量を調整したり、治療を中断することは症状悪化の原因となります。

この病気は完全に治すことができますか？

現在のところ完治させる治療法は確立されていません。しかし薬物療法や免疫治療により症状の進行を遅らせ、日常生活の質を改善することは十分可能です。

症状が出やすい時間帯や状況はありますか？

ストレスや疲労、感情の変化、騒音、急激な動作などで症状が誘発されやすくなります。個人差がありますが、これらの状況を把握し避けることで症状をコントロールできます。

家族に遺伝する可能性はありますか？

直接的な遺伝性は報告されていませんが、自己免疫疾患の発症しやすさには遺伝的素因が関与する可能性があります。ご家族の健康管理も大切です。

妊娠・出産は可能でしょうか？

症状が安定していれば妊娠・出産は可能です。ただし専門医との綿密な連携と、妊娠中の薬物調整が必要になります。計画的な妊娠をお勧めします。

仕事を続けることはできますか？

症状の程度により異なりますが、適切な治療と職場環境の調整により就労継続は可能です。産業医や職場との相談を通じて働きやすい環境を整えることが重要です。

どのような運動をしてもよいのでしょうか？

急激な動作や過度な負荷は症状を誘発する可能性があります。理学療法士指導のもと、個人の症状に合わせた適度な運動プログラムを作成することをお勧めします。

食事制限は必要ですか？

特別な食事制限はありませんが、バランスの取れた栄養摂取と規則正しい食生活が重要です。薬の効果に影響する可能性があるため、サプリメント等は医師に相談してください。

他の病気との関連性はありますか？

1型糖尿病や甲状腺疾患などの自己免疫疾患を合併することがあります。定期的な検査により他の疾患の早期発見と適切な管理を行うことが大切です。

スティッフパーソン症候群で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術とスティッフパーソン症候群は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

スティッフパーソン症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。