突発性難聴

突発性難聴とは

突発性難聴とは、前触れもなく突然片方の耳の聞こえが悪くなる病気です。朝起きた時や日中のふとした瞬間に「耳が詰まった感じ」「音がこもる」「人の声が聞こえにくい」といった症状に気づきます。

多くの場合、片側の耳のみに起こり、原因が特定できないことが特徴です。耳鳴りやめまいを伴うこともあり、日常生活に大きな影響を与える疾患です。

厚生労働省の全国疫学調査によると、突発性難聴の年間受療患者数は増加傾向にあり、現在は年間35,000人以上の方が発症していると推測されます。発症年齢も高齢化しており、平均年齢は51.3歳となっています。

突発性難聴を放置すると症状が固定化し、聴力の回復が困難になります。発症から1か月を過ぎると改善の可能性は著しく低下し、一生涯にわたって難聴や耳鳴りと付き合わなければならなくなります。

仕事では電話対応や会議での聞き取りに支障をきたし、プライベートでは音楽鑑賞や家族との会話が困難になります。また、慢性的な耳鳴りにより睡眠障害や精神的ストレスが蓄積し、うつ状態に陥る可能性もあります。

突発性難聴の原因

開院以来、当院には突発性難聴でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、突発性難聴の原因はひとつではないということです。

突発性難聴の原因として次のものが挙げられます。

突発性難聴は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、内耳の聴覚細胞の損傷や神経伝達の異常などが発生し、突発性難聴が発症します。それは人によって違い、単に薬物治療だけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。突発性難聴は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

突発性難聴への対応として、次のようなものが一般的です。

ステロイド治療

副作用として血糖値上昇、胃腸障害、感染症リスクの増加があり、糖尿病患者には使用できません。また、効果が期待できるのは発症から1週間以内に限られ、時間との勝負になります。

それだけではありません。ステロイドは根本的な原因を解決するものではなく、炎症を一時的に抑えるだけのため、効果が限定的な場合も多いのです。

循環改善薬・ビタミン剤

根本的な治療効果は限定的で、症状の改善が見られない場合も多く、長期間の服用が必要になることがあります。個人の体質や症状の程度により効果にばらつきが出てしまいます。

薬物治療だけでは内耳の機能を根本的に回復させることは困難であり、万人向けの対処法とは言えません。

高圧酸素療法

治療効果について評価が定まっておらず、費用も高額になる傾向があります。また、設備が整った医療機関でしか受けることができないため、アクセスの問題もあります。

突発性難聴を改善するために

まずはあなたの突発性難聴の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院では東洋医学と西洋医学の両方の視点から突発性難聴にアプローチします。内耳の血流改善と神経機能の正常化を目指し、身体全体のバランスを整えることで自然治癒力を最大限に引き出します。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で突発性難聴が改善する理由

突発性難聴の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。三軸修正法やレインボー療法、神経整体といった独自の施術法を組み合わせ、一人ひとりの症状に合わせたオーダーメイドの治療を提供します。

薬物治療では改善しなかった方や薬に頼りたくない方も諦めずにご相談ください。

突発性難聴のQ＆A

突発性難聴は自然に治りますか？

突発性難聴は放置しても自然治癒することはありません。発症から時間が経つほど回復の可能性は低下するため、早期の適切な治療が必要です。当院では薬物治療とは異なるアプローチで改善を目指します。

突発性難聴の人がやってはいけないことは？

過度な騒音環境への暴露、激しい運動、ストレスの蓄積は避けるべきです。また、耳を強く圧迫したり、綿棒で刺激することも控えましょう。規則正しい生活と十分な休息を心がけることが大切です。

両耳同時に発症することはありますか？

両耳同時の発症は極めて稀で、ほとんどの場合は片側のみに起こります。両耳に症状がある場合は他の疾患の可能性を考慮する必要があります。

再発する可能性はありますか？

突発性難聴は基本的に再発しない疾患とされています。同じ耳に再び症状が現れた場合は、他の原因を疑う必要があります。

どのくらいの期間で回復しますか？

治療効果は通常1週間程度で現れ、改善が見られる場合は2週間以内に大きな変化が期待できます。当院では個人差を考慮しながら、最適な治療期間をご提案します。

完治する確率はどのくらいですか？

完全に治る方が約3分の1、部分的に改善する方が約3分の1、改善しない方が約3分の1とされています。当院では独自の治療法により、この確率の向上を目指しています。

突発性難聴で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と突発性難聴は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

突発性難聴は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。