ぎっくり背中

ぎっくり背中とは

ぎっくり背中とは、背中の筋肉や筋膜に急激な負担がかかることで突然強い痛みが起こる状態です。正式には「筋・筋膜性疼痛症候群」と呼ばれ、背中の筋肉や筋膜が過度なストレスや急な動作により軽い肉離れのような状態になることで発症します。

胸の真裏あたりの背部に激痛が生じるのが特徴で、動作や呼吸によって痛みが増強することが多く見られます。ぎっくり腰と名前は似ていますが、痛む部位が異なり、ぎっくり腰は腰部周辺、ぎっくり背中は胸の真裏あたりの背部が痛みます。

症状は突然現れることが多く、背中に急激な痛みが走って動けなくなったり、呼吸や深呼吸をするだけで背中に痛みが出ることがあります。背中の片側だけが痛むことがほとんどで、筋肉の痛みであるため左右どちらかに症状が出やすいのも特徴です。

ぎっくり背中を放置すると、短期的には筋肉が張りやすくなり、一定期間で再発するようになります。再発までの期間が短くなり、慢性化する可能性も高まります。さらに肩こりや首こりが出やすくなることもあります。

長期的な影響としては、脳や脊椎に悪影響を与え、痛みに敏感になったり動きに制限が生じる可能性があります。慢性的な痛みが心身の健康に悪影響を与え、不眠症、食欲不振、集中力低下、イライラなどの症状を引き起こすこともあります。

背中の筋肉が縮んで常に猫背の状態になり、内臓機能の低下を招く可能性もあります。

ぎっくり背中の原因

開院以来、当院にはぎっくり背中でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、ぎっくり背中の原因はひとつではないということです。

ぎっくり背中の原因として次のものが挙げられます。

ぎっくり背中は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

長時間のデスクワークや不良姿勢により背中の筋肉に大きな負担がかかり、特に肩甲骨周りの筋肉が硬直しやすくなります。その状態で急に体をひねったり、物を持ち上げたり、くしゃみをした瞬間に筋肉に過度な負荷がかかることで発症します。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。ぎっくり背中は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ぎっくり背中への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

痛み止めや湿布は一時的な効果にとどまり、根本的な解決にはなりにくいのが現状です。薬によっては眠くなったり、運転や仕事に支障が出てしまうことも多いです。

それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

電気療法・温熱療法

症状の改善は見られるものの、根本原因の解決には至らず、通い続けても改善しないケースが少なくありません。かえってぎっくり背中の症状が強まることもあり、継続が難しい部分があります。

冷却療法・注射療法

自己判断で行うと症状が悪化する場合があり、適切なタイミングの見極めが重要です。副作用や再発のリスクがあり、頻繁には行えないという制限があります。

リハビリや運動療法

正しく行わないと逆に痛みが強くなることがあり、専門家の指導が必要です。個人の強い意志が必要とされるため、効果にばらつきが出てしまいます。

ぎっくり背中を改善するために

まずはあなたのぎっくり背中の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、ぎっくり背中の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院でぎっくり背中が改善する理由

ぎっくり背中の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

ぎっくり背中のQ＆A

ぎっくり背中は自然に治りますか？

軽度の場合は1-2週間で自然に痛みは軽減しますが、根本原因を解決しないと再発しやすくなります。適切な施術により早期回復と再発防止が期待できます。

ぎっくり背中の人がやってはいけないことは？

急激な動作や重い物を持つこと、無理なストレッチは避けてください。また、痛みを我慢して動き続けることは症状悪化の原因となります。

ぎっくり腰とぎっくり背中の違いは何ですか？

痛む部位が異なります。ぎっくり腰は腰部周辺、ぎっくり背中は胸の真裏あたりの背部に痛みが生じます。どちらも急激な痛みが特徴です。

どのくらいの期間で治りますか？

炎症期の3日間を適切に過ごせば、平均5日から2週間で改善します。ただし、根本改善には3ヶ月程度の期間が必要な場合もあります。

再発を防ぐ方法はありますか？

正しい姿勢の維持、定期的なストレッチ、筋力強化、デスクワーク時の休憩などが効果的です。根本原因の改善が最も重要です。

マッサージを受けても大丈夫ですか？

炎症期の最初の3日間は避けてください。その後は専門家による適切な施術であれば効果的ですが、強すぎるマッサージは逆効果になることがあります。

温めた方がいいですか、冷やした方がいいですか？

発症から3日間は冷却、その後は温熱療法が基本です。ただし、症状によって異なるため、専門家の判断を仰ぐことをお勧めします。

運動はいつから始めていいですか？

炎症が落ち着く3日後から軽いストレッチを開始し、痛みの様子を見ながら徐々に運動量を増やしていきます。無理は禁物です。

病院と整骨院、どちらに行くべきですか？

病院では検査と薬物療法、整骨院では手技による根本改善が期待できます。症状に応じて適切な選択をすることが重要です。

ぎっくり背中で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術とぎっくり背中は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ぎっくり背中は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。