脳梗塞後遺症

脳梗塞後遺症とは

脳梗塞後遺症とは、脳の血管が血栓などで詰まることにより脳細胞が死んでしまった結果、運動機能や言語機能、感覚機能などに障害が残った状態のことです。

一度死んでしまった脳細胞は元に戻らないため、損傷を受けた脳の部位によって手足の麻痺、言語障害、感覚障害、高次脳機能障害などの様々な症状が現れます。

厚生労働省の2023年患者調査によると、脳血管疾患の患者数は188.6万人となっており、そのうち脳梗塞の患者数は約119万9千人とされています。

脳梗塞を発症した方の多くに何らかの後遺症が残るとされており、要介護になる原因の第2位が脳血管疾患で約2割を占めています。

脳梗塞後遺症を放置すると、筋肉の萎縮や関節の拘縮が進行し、残存している機能も徐々に低下していきます。運動機能の低下により転倒リスクが高まり、骨折などの二次的な障害を引き起こす可能性があります。

また、社会復帰の機会を逸し、うつ状態や認知機能の低下を招くことがあります。最悪の場合、完全に寝たきりの状態となり、介護が必要な生活を余儀なくされる可能性があります。

脳梗塞後遺症の原因

開院以来、当院には脳梗塞後遺症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、脳梗塞後遺症の原因はひとつではないということです。

脳梗塞後遺症の原因として次のものが挙げられます。

脳梗塞後遺症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、脳血管の閉塞により脳細胞が死滅し、その結果として運動機能や言語機能、感覚機能などに障害が発生します。それは人によって違い、単に薬物療法やリハビリテーションだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。脳梗塞後遺症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

脳梗塞後遺症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期間の服用が必要で、出血リスクの増加や胃腸障害などの副作用が現れることがあります。また、効果に個人差があり、期待した改善が得られない場合があります。

それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

理学療法・作業療法

継続的な通院が必要で、改善には長期間を要します。また、保険適用の回数制限があり、十分なリハビリを受けられない場合があります。個人の強い意志が必要とされるため、効果にばらつきが出てしまいます。

運動することでかえって症状が強まることもあり、継続が難しい部分があります。

言語聴覚療法

専門施設が限られており、アクセスが困難な場合があります。また、重度の場合は大幅な改善が期待できないことがあります。

ボツリヌス療法

効果は一時的で定期的な注射が必要です。また、筋力低下や嚥下困難などの副作用が現れることがあります。

脳梗塞後遺症を改善するために

まずはあなたの脳梗塞後遺症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、脳梗塞後遺症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で脳梗塞後遺症が改善する理由

脳梗塞後遺症の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

脳梗塞後遺症のQ＆A

脳梗塞後遺症は自然に治りますか？

一度死んでしまった脳細胞は再生しないため、完全に自然治癒することはありません。しかし、適切なリハビリや治療により、残存する脳機能を最大限活用して症状の改善は期待できます。

脳梗塞後遺症の人がやってはいけないことは？

急激な血圧変化を招く激しい運動や長時間の入浴、脱水を引き起こす過度の飲酒は避けるべきです。また、転倒リスクを高める段差の多い場所での無理な動作も控えましょう。

リハビリはいつまで続ければいいのでしょうか？

機能改善は発症から6か月程度が最も期待できますが、維持・向上のためには継続が重要です。当院では個々の状態に応じて最適な期間とプログラムをご提案いたします。

再発を防ぐために気をつけることは何ですか？

血圧・血糖値・コレステロール値の管理、禁煙、適度な運動、規則正しい生活リズムが重要です。また、処方された薬の継続服用と定期的な医師の診察を欠かさないことが大切です。

後遺症があっても仕事に復帰できますか？

症状の程度や職種によりますが、適切なリハビリと職場環境の調整により復帰は可能です。当院では社会復帰を目指した実践的なリハビリプログラムを提供しています。

将来的に症状は悪化していくのでしょうか？

適切な治療とリハビリを継続することで、症状の進行を抑制し、場合によっては改善も期待できます。諦めずに継続的なケアを受けることが重要です。

脳梗塞後遺症で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と脳梗塞後遺症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

脳梗塞後遺症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。