水泳肩

水泳肩とは

水泳肩とは、水泳を行うことで生じる肩関節周囲の痛みや機能障害の総称です。特にクロールやバタフライなど肩関節を大きく動かす泳法を繰り返すことで、肩関節内部や周辺の腱板に炎症や断裂が生じる状態を指します。

肩の過度な使用や繰り返しの動作が原因で、肩の筋肉、腱、靭帯に負担がかかり、炎症や損傷が発生する状態です。

初期段階では水泳や腕を上げる際に肩関節に違和感を覚えることから始まります。症状が進行すると肩関節や肩周辺の筋肉に痛みが生じ、腕が上がりづらいなど可動域が制限されるようになります。安静時にも痛みを生じるようになり、夜間痛が出現することもあります。

水泳肩を放置すると症状が徐々に悪化し、肩腱板断裂のリスクが高まります。初期の炎症が進行すると肩の可動域が徐々に制限され、慢性的な痛みが続くことがあります。

重症化した場合、肩を動かす時の痛みだけでなく、肩に力が入らなくなって腕が上がらなくなる可能性もあります。最終的には手術が必要になるケースもあり、競技復帰が困難になったり、日常生活での肩の使用に支障をきたす可能性があります。

水泳肩の原因

開院以来、当院には水泳肩でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、水泳肩の原因はひとつではないということです。

水泳肩の原因として次のものが挙げられます。

水泳肩は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、肩関節内部や周辺の腱板への過剰な負荷や肩周辺の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、水泳肩が発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人一人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。水泳肩は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

水泳肩への対応として、次のようなものが一般的です。

保存療法

症状の根本的な解決には至らない場合があり、一時的な症状緩和にとどまることがあります。薬物療法では副作用のリスクがあり、長期間の使用には注意が必要です。

それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

リハビリテーション

継続的な取り組みが必要で、効果が現れるまでに時間がかかることがあります。適切な指導者のもとで行わなければ、負荷を最適に保つことが困難で、場合によっては悪化することもあります。

手術療法

手術自体のリスクや合併症の可能性があり、術後のリハビリ期間が長期にわたることがあります。また、競技復帰までの期間が不確定で、元のパフォーマンスレベルまで回復できない可能性もあります。

水泳肩を改善するために

まずはあなたの水泳肩の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、水泳肩の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で水泳肩が改善する理由

水泳肩の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

水泳肩のQ＆A

水泳肩は自然に治りますか？

水泳肩は適切な治療により改善できるスポーツ障害です。軽度の場合は安静と適切なケアで自然回復も期待できますが、多くの場合は専門的な治療が必要です。

水泳肩の人がやってはいけないことは？

痛みがある状態での無理な練習継続、不適切なフォームでの泳ぎ、肩に負担がかかる動作の反復は避けるべきです。炎症を悪化させる可能性があります。

水泳肩はどれくらいの期間で治りますか？

症状の程度により個人差がありますが、軽度なら数週間、中等度以上では数ヶ月から半年程度の治療期間を要することが一般的です。

水泳を続けながら治療することは可能ですか？

症状によっては可能ですが、手や腕を使わないメニューでのトレーニングに変更し、肩への負担を軽減することが重要です。専門家の指導のもとで行うことをお勧めします。

水泳肩を予防する方法はありますか？

適切なウォーミングアップ、正しいフォームの習得、練習量の段階的増加、肩甲骨周辺の筋力強化、定期的なストレッチが予防に効果的です。

手術をしないで完治させることはできますか？

軽度から中等度の水泳肩であれば、保存療法やリハビリテーションで改善が期待できます。当院では独自の施術法により手術を避けた根本的改善を目指しています。

水泳肩の症状が出た時の応急処置は？

まずは痛い動作を停止し、患部を冷却します。夜間痛や可動域制限がある場合は炎症が強い証拠のため、専門医の受診をお勧めします。

何科を受診すべきでしょうか？

整形外科が一般的ですが、スポーツ医学に精通した医療機関や、当院のようなスポーツ障害に特化した鍼灸整骨院での相談も有効です。

マッサージや整体で改善できますか？

マッサージや一般的な整体では根本的な改善は困難な場合が多いです。身体のアライメント修正や神経の伝達異常、筋膜の捻じれにアプローチする専門的な施術が必要です。

水泳肩になったら競技を諦めなければなりませんか？

適切な治療と段階的な競技復帰プログラムにより、多くの選手が競技を継続できています。当院では競技者の特性を理解した治療とサポートを提供しています。

水泳肩で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と水泳肩は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

水泳肩は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。