緊張型頭痛

緊張型頭痛とは

緊張型頭痛とは、頭全体が締め付けられるような鈍い痛みが特徴的な頭痛です。ヘルメットをかぶったような圧迫感や重い感じがあり、後頭部から首筋にかけて痛みが広がることが多いです。

片頭痛のようなズキズキとした拍動性の痛みではなく、持続的な鈍痛が続きます。身体的ストレスや精神的ストレスが原因となることが多く、首や肩の筋肉の緊張と密接に関係しています。

日本で行われた調査によると、慢性頭痛の有病率は37.5％で、そのうち緊張型頭痛は78.4％を占めています。これは一次性頭痛の中で最も多い頭痛タイプです。

緊張型頭痛を放置すると、頭痛の頻度と強度が徐々に増加し、慢性化する可能性があります。反復性緊張型頭痛が10年以上続くと慢性緊張型頭痛に移行し、ほぼ毎日頭痛に悩まされるようになります。

慢性化すると片頭痛に似た症状も現れ、光や音に敏感になったり、動作で痛みが増強したりします。さらに、うつ病などの精神疾患を併発するリスクも高まり、市販薬の乱用により薬物乱用頭痛を引き起こし、重症例では入院が必要になることもあります。

緊張型頭痛の原因

開院以来、当院には緊張型頭痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、緊張型頭痛の原因はひとつではないということです。

緊張型頭痛の原因として次のものが挙げられます。

緊張型頭痛は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、頭部や首の筋肉の緊張、血流の悪化、神経の圧迫などが発生し、頭痛が発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり薬で痛みを抑えるだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。緊張型頭痛は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

緊張型頭痛への対応として、次のようなものが一般的です。

鎮痛薬の処方

長期間の使用により薬物乱用頭痛を引き起こすリスクがあり、薬の効果が減少したり依存状態になる可能性があります。

身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

筋弛緩薬の処方

眠気やふらつきなどの副作用があり、日常生活に支障をきたすことがあります。また根本的な原因解決にはなりません。

抗うつ薬の処方

副作用として口の渇き、便秘、眠気などが現れることがあり、効果が現れるまでに時間がかかります。

理学療法・生活指導

継続的な通院が必要で時間とコストがかかり、効果を実感するまでに時間を要します。患者自身の意識改革と継続的な努力が必要で、忙しい現代人には実践が困難な場合があります。

緊張型頭痛を改善するために

まずはあなたの緊張型頭痛の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、緊張型頭痛の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で緊張型頭痛が改善する理由

緊張型頭痛の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

緊張型頭痛のQ＆A

緊張型頭痛は自然に治りますか？

軽度の反復性緊張型頭痛であれば生活習慣の改善により自然治癒する場合もありますが、慢性化すると自然治癒は困難になるため早期の適切な治療が重要です。

緊張型頭痛の人がやってはいけないことは？

長時間の同一姿勢、睡眠不足、過度なストレス、頭痛薬の乱用は避けるべきです。また急激な運動や無理なマッサージも症状を悪化させる可能性があります。

緊張型頭痛と片頭痛の違いは何ですか？

緊張型頭痛は締め付けられるような鈍痛が特徴で、片頭痛はズキズキとした拍動性の痛みです。片頭痛は光や音に敏感になりますが、緊張型頭痛ではそのような症状は少ないです。

緊張型頭痛は完治しますか？

適切な治療により症状の改善は十分可能ですが、完治には根本的な原因の除去と生活習慣の改善が必要です。慢性化する前の早期治療が重要になります。

なぜ市販の頭痛薬が効かないのですか？

緊張型頭痛の根本原因は筋肉の緊張や血流不良にあるため、一時的な鎮痛効果しか得られません。また慢性化すると薬物乱用頭痛を併発している可能性もあります。

何科を受診すればよいですか？

まずは内科や脳神経内科を受診することをお勧めします。頭痛外来がある医療機関があればそちらが最適です。必要に応じて他の診療科との連携も行われます。

緊張型頭痛で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と緊張型頭痛は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

緊張型頭痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。