顎関節症

顎関節症とは

顎関節症とは、あごの関節やその周りの筋肉に起こる障害の総称です。口を開け閉めするときに痛みや音が生じたり、口が開きにくくなったりする症状が現れます。

あごの関節は耳の前にあり、下あごを動かすときに重要な役割を果たしています。この部分に問題が生じると日常生活に大きな支障をきたします。

厚生労働省の調査によると、約1900万人の方が何らかの顎関節の症状を抱えており、特に女性に多く見られる傾向があります。

顎関節症を放置すると、痛みが慢性化し日常生活に深刻な影響を与える可能性があります。食事の際に硬いものが噛めなくなり、栄養バランスが崩れることがあります。

また、口が十分に開かなくなると歯科治療が困難になったり、発音に支障をきたしたりします。さらに、あごの痛みをかばうために首や肩の筋肉に負担がかかり、頭痛や肩こりなどの二次的な症状が現れることもあります。

最悪の場合、関節の変形が進行し、外科的な治療が必要になることもあります。

顎関節症の原因

開院以来、当院には顎関節症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、顎関節症の原因はひとつではないということです。

顎関節症の原因として次のものが挙げられます。

顎関節症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

複数の原因が引き金となり、あごの関節や筋肉への過度な負荷、神経の伝達異常、筋膜の緊張などが発生し、顎関節症が発症します。

それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。顎関節症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

顎関節症への対応として、次のようなものが一般的です。

マウスピース療法

効果が現れるまでに時間がかかり、装着感に慣れるまで違和感があります。また、根本的な原因の解決にはならない場合があります。

薬物療法

一時的な症状緩和にとどまることが多く、長期使用による副作用のリスクがあります。薬の効果が切れると症状が再発することもあります。

理学療法

継続的な通院が必要で、効果を実感するまでに時間がかかります。適切な指導を受けないと症状が悪化する可能性もあります。

外科的治療

手術には感染や神経損傷などのリスクが伴い、術後の回復期間も必要です。また、手術をしても完全に症状が改善するとは限りません。

顎関節症を改善するために

まずはあなたの顎関節症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、顎関節症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院では、顎関節症の根本的な改善を目指します。まず、東洋医学と西洋医学の両方の視点から詳細な検査を行い、症状の真の原因を特定します。あごの関節だけでなく、全身のバランスや神経の伝達異常、筋膜の緊張状態まで総合的に評価します。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で顎関節症が改善する理由

顎関節症の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。三軸修正法やレインボー療法、神経整体などの独自の技術を組み合わせることで、身体に負担をかけることなく自然治癒力を最大限に引き出します。

顎関節症のQ＆A

顎関節症は自然に治りますか？

軽度の症状であれば自然に改善することもありますが、多くの場合は適切な治療や生活習慣の改善が必要です。放置すると症状が悪化する可能性があります。

顎関節症の人がやってはいけないことは？

硬いものを無理に噛む、大きく口を開ける、頬杖をつく、うつ伏せ寝、片側だけで噛む癖などは避けましょう。これらの行為はあごに負担をかけます。

顎関節症と歯ぎしりの関係は？

歯ぎしりは顎関節症の主要な原因の一つです。睡眠中の歯ぎしりにより、あごの関節や筋肉に過度な負荷がかかり続け、症状を引き起こします。

マウスピースはどのくらいの期間使用する必要がありますか？

症状の程度により異なりますが、一般的には数ヶ月から1年程度の使用が必要です。症状が改善しても再発防止のため継続使用が推奨される場合があります。

顎関節症は完治しますか？

適切な治療により症状の大幅な改善は期待できますが、完全に元の状態に戻るかは個人差があります。早期治療と生活習慣の改善が重要です。

何科を受診すればよいですか？

まずは歯科や口腔外科を受診することをお勧めします。症状により整形外科や耳鼻咽喉科への紹介されることもあります。専門的な治療が必要な場合もあります。

手術以外の治療法はありますか？

マウスピース療法、理学療法、薬物療法、生活指導など多くの保存的治療法があります。手術が必要になるケースは全体の一部に限られます。

日常生活で気をつけることは？

正しい姿勢を保つ、ストレス管理、硬いものを避ける、あごを安静にする時間を作る、規則正しい生活リズムを心がけることが大切です。

ストレスと顎関節症の関係は？

ストレスは筋肉の緊張を引き起こし、無意識の食いしばりや歯ぎしりの原因となります。ストレス管理は顎関節症の予防と治療において重要な要素です。

顎関節症は遺伝しますか？

直接的な関係はありませんが、あごの形や噛み合わせなどの構造的特徴は遺伝する可能性があり、それが発症リスクに影響することがあります。

顎関節症で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と顎関節症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

顎関節症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。