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鉗子分娩と向き癖の関係|いつまでに対処すべき?

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赤ちゃんがいつも同じ方向しか向かない、頭の形が少し歪んでいる気がする…そんな心配を抱えながら、毎日赤ちゃんを見つめているお母さん、いませんか?特に鉗子分娩でお産されたあと、「あの出産が原因だったのかな」と気になっている方も多いと思います。

当院でも、赤ちゃんの向き癖についてのご相談は本当に増えていて、鉗子分娩や吸引分娩後に気になり始めたというケースが多くあります。

院長:中村

赤ちゃんの首や頭は、産道を通るだけでも大きな力がかかります。鉗子分娩はさらにその力が加わる分娩方法ですから、向き癖が出やすいこと自体は珍しくありません。でも「放っておいていいのか」「いつまでに対処すればいいのか」が分からないから心配になるんですよね。この記事では、その疑問にできるだけ丁寧にお答えします

目次

鉗子分娩が赤ちゃんの体に与える影響とは

鉗子分娩は、分娩が長引いたときや赤ちゃんの状態が心配なときに、金属製の器具を使って赤ちゃんの頭を挟んで誘導するお産の方法です。赤ちゃんを安全に取り出すための医療的な判断ですので、それ自体は必要なことです。ただ、頭や首に直接力がかかるという点で、赤ちゃんの体への影響を心配される方が多いのも事実です。

頸部の筋肉に左右差が生まれやすい

鉗子や吸引の器具が頭に当たることで、頭蓋骨や頸椎(首の骨)には一時的な圧力がかかります。赤ちゃんの骨はとても柔らかく可塑性が高いため、この力が頸部の筋肉に緊張の左右差を生じさせることがあります。

筋肉に左右差があると、自然と楽な姿勢を取ろうとするため、首が一方向に向きやすくなります。これが向き癖の直接的なきっかけになるケースです。

見た目の問題だけではないことを知ってほしい

向き癖があると、頭の形が変わってくるのはよく知られていますが、それ以上に気にしてほしいのは首の筋肉や骨格のバランスです。いつも同じ方向だけを向いて過ごしていると、使う筋肉と使わない筋肉の差がどんどん広がります。

首の緊張が強い側は筋肉がかたく縮みやすく、反対側は伸ばされた状態が続きます。この状態が長く続くほど、骨格のバランスへの影響も積み重なっていきます

向き癖はなぜ生後すぐに気づきにくいのか

生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ自分で首を動かす筋力が十分ではありません。そのため、生後すぐはどちらを向いているかの差が分かりにくく、1か月健診のころから「なんか同じ方ばかり向いてるな」と気づくお母さんが多いです。

実は生後2週間〜1か月のあいだに向き癖はほぼ決まっていることが多く、気づいたときには癖が定着しはじめていることもあります。

頭の形の変化はいつから気になりだすのか

赤ちゃんの頭蓋骨は生後数か月のあいだが最も柔らかく、外からの圧力で形が変わりやすい時期です。いつも同じ側を下にして寝ていると、その側の後頭部が徐々に平らになってきます。さらに進むと顔の輪郭や耳の位置にも左右差が出ることがあります。

「生後2〜3か月で頭の形が明らかに変わってきた」という声は、当院でもよくお聞きします。

自然に治る場合と治らない場合の違いはどこにある?

「様子を見ましょう」と小児科や産院で言われたけれど、何か月待てばいいのか分からないという声もよく聞きます。

一般的に、軽度の向き癖は寝返りやお座りができるようになる生後4〜6か月ごろを境に自然と改善するケースがあります。首が自由に動くようになると、同じ方向だけを向き続けることが減るからです。

放置していい向き癖と、対処が必要な向き癖

自然改善が期待できるのは、首の動きに明らかな制限がなく、頭の形の変化も軽微な場合です。

一方で、首を反対方向に向けようとすると強く嫌がる、泣いて動かない、後頭部の変形が明らかになってきたという場合は、首の筋肉や骨格に問題が残っている可能性が高く、早めに専門家に相談することをお勧めします。「いつか治るだろう」と様子を見ているうちに、頭の形の変形が固定してしまうことがあるからです。

対処のタイミングはいつがベスト?

赤ちゃんの骨や筋肉が最も柔軟で変化しやすいのは、生後6か月までの時期です。この「ゴールデンタイム」に適切なアプローチをすることで、改善のスピードが大きく変わります。

気になる症状があれば、「もう少し待とうか」と迷う前に一度相談してみることが、結果的に近道になります。

ひろ接骨院での検査と施術のアプローチ

当院では、赤ちゃんの向き癖に対して、まず丁寧な検査から始めます。首がどちらに向きにくいのか、筋肉の緊張がどの部位にあるのか、骨格のアライメント(配列)はどうなっているのかを確認します。

赤ちゃんに安心して受けていただける施術

当院で行う施術は、力で無理やり動かすようなものではありません。赤ちゃんの体に負担をかけずに筋肉の緊張をやわらげ、首の動きを引き出していきます。施術中に赤ちゃんが泣いてしまっても大丈夫ですので、安心してお越しください。

お母さんへのホームケア指導も大切にしています

施術だけでなく、日常生活の中でできることをお伝えすることも当院が大切にしていることです。抱っこの向きを少し変える、授乳のポジションを工夫する、タミータイム(うつ伏せ時間)の取り方など、生活の中に取り入れやすい方法をお母さん・お父さんと一緒に考えます。施術と日常ケアの両方が合わさってこそ、改善のスピードが上がります。

「鉗子分娩だったから…」と自分を責めないでください

鉗子分娩は、医師が赤ちゃんの安全を守るために選んだ方法です。それがお母さんの責任でないことは、言うまでもありません。でも「あの出産が原因だったんじゃないか」と気になってしまう気持ちも、よく分かります。大切なのは、今の赤ちゃんの状態を正確に把握して、必要であれば早めに動くことです。

こんな症状があれば一度ご相談ください

当院にご相談いただくケースとして多いのは、以下のような状況です。鉗子分娩・吸引分娩後に向き癖が気になり始めた、生後1か月健診で向き癖を指摘された、頭の後ろ側の片方が平らになってきた、首を逆方向に向けようとすると強く嫌がる、片側の授乳をなぜか嫌がる、といった症状が見られる場合です。思い当たることがあれば、ぜひ気軽にご連絡ください。

赤ちゃんの体は、適切な時期に適切なケアをすることで、驚くほど変化することがあります。私自身、これまで多くの赤ちゃんとそのご家族に関わってきた経験から、「早めに来てよかった」という声を何度もいただいてきました。一人で悩まずに、気になったときがご相談のタイミングです。いつでもお気軽に当院へお越しください。

奈良市の当院までお越しになられない方へ

遠方にお住まいの方に向けた、ご案内のページを用意しました。当院まで来られないという場合は一度お読みになってみてください。


院長:中村

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