黄色靱帯骨化症

黄色靱帯骨化症とは

黄色靱帯骨化症とは、背骨の椎弓という部分にある黄色靱帯が、本来の柔らかく弾力性のある組織から骨のように硬く変化してしまう病気です。

この骨化した靱帯が大きくなることで脊髄を圧迫し、主に足のしびれや麻痺、歩行困難、膀胱機能の低下などの症状を引き起こします。胸椎に多く発生し、頸椎や腰椎にも起こることがあります。

厚生労働省の調査によると、推定患者数は約4,000人以上とされています。しかしCTスキャンを用いた研究では、約36%の人に黄色靱帯の骨化があることが判明しており、実際の有病率はさらに高い可能性があります。

症状を放置すると、神経圧迫が進行し、下肢の感覚障害や運動麻痺が悪化します。歩行困難が進行し、最終的には車椅子生活や寝たきり状態になるリスクがあります。

また、膀胱直腸障害により排尿・排便のコントロールができなくなり、日常生活に深刻な支障をきたします。さらに深刻なのは、転倒などの軽い外傷をきっかけに急激に症状が悪化し、重篤な脊髄損傷を引き起こす可能性もあることです。

黄色靱帯骨化症の原因

開院以来、当院には黄色靱帯骨化症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、黄色靱帯骨化症の原因はひとつではないということです。

黄色靱帯骨化症の原因として次のものが挙げられます。

黄色靱帯骨化症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、靱帯の骨化が進行し、脊髄の圧迫による神経症状が発生します。それは人によって違い、単に薬物療法や運動療法だけでは、すべての問題は解決できません。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。黄色靱帯骨化症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

黄色靱帯骨化症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本的な治療ではなく症状の一時的な緩和に留まり、長期使用による副作用のリスクがあります。

それだけではありません。身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。

装具療法

日常生活での動作制限が生じ、筋力低下を招く可能性があります。継続した着用により、本来の身体機能が低下してしまうリスクもあります。

運動療法・リハビリテーション

継続的な実施が必要で、誤った動作により症状が悪化するリスクがあり、専門家の指導が不可欠です。個人の強い意志が必要とされるため、効果にばらつきが出てしまいます。

手術療法

全身麻酔のリスク、術後合併症の可能性、入院期間の長期化、社会復帰までの時間がかかることが挙げられます。

黄色靱帯骨化症を改善するために

まずはあなたの黄色靱帯骨化症の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、黄色靱帯骨化症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

日米の国家資格を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で黄色靱帯骨化症が改善する理由

黄色靱帯骨化症の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

黄色靱帯骨化症のQ＆A

黄色靱帯骨化症は自然に治りますか？

現在の医学では、一度骨化した靱帯が自然に元の状態に戻ることは困難です。しかし、適切な治療により症状の進行を抑制し、日常生活の質を向上させることは可能です。早期発見・早期治療が重要です。

黄色靱帯骨化症の人がやってはいけないことは？

背中や首を極端に反らす動作、強い衝撃を伴うジャンプ運動、重い物を持ち上げる動作は避けてください。これらは神経圧迫を悪化させる可能性があります。

この病気は完治するのでしょうか？

骨化した靱帯を完全に元に戻すことは困難ですが、適切な治療により症状の改善や進行の抑制は期待できます。早期発見と継続的な管理が重要です。

どのくらいの期間で症状が進行しますか？

個人差がありますが、数年から十数年にわたって徐々に進行することが多いです。半数以上の方は数年経過しても症状が変化しないとの報告もあります。

手術以外の治療法はありますか？

薬物療法、装具療法、運動療法などの保存的治療があります。近年では再生医療なども注目されており、症状や進行度に応じて最適な治療法を選択します。

日常生活でどんなことに気をつければいいですか？

正しい姿勢の維持、適度な運動、転倒予防、重い物を持たない、首や背中を極端に反らさないことが大切です。定期的な経過観察も重要です。

黄色靱帯骨化症で悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術と黄色靱帯骨化症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

黄色靱帯骨化症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。